カレンダー
カレンダーは、カレンダーコードと利用性タイプの組み合わせで、その両方が製造で使用される資源について定義されます。
倉庫および購買元取引先のカレンダーは例外です。
カレンダーは以下のレベルで定義できます。
資源 | パッケージ | セッション |
---|---|---|
会社 | 共通情報 | 会社 (tcemm1170m000) |
サイト | 共通情報 | サイト (tcemm0150m000) |
企業単位 | 共通情報 | 企業単位 (tcemm0130m000) |
部署 | 共通情報 | 部署 (tcmcs0565m000) |
倉庫 | 倉庫管理 |
カレンダーコード: 倉庫 (whwmd2500m000) 利用性タイプ: 倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0500m000) |
購買元取引先 | 共通情報 | 購買元取引先 (tccom4520m000) |
カレンダーコードはたいていの場合、作業を行う資源 (ワークセンタ、倉庫、部署、取引先など) に関連付けられます。
オフセットに使用する資源が検出できない場合、企業単位レベル、サイトレベル、または会社レベルでカレンダーコードが検索されます。
計画目的に使用されるカレンダーは、カレンダーが指定されているレベルによって決定されます。LN はすべてのレベルをチェックして、使用するカレンダーを決定します。たとえば、ある資源での活動にカレンダーが必要な場合、LN はまず、その資源に定義されているカレンダーを検索します。
カレンダーが検出されない場合、部署レベル、企業単位レベルまたはサイトレベル (マルチサイトが導入されている場合)、会社レベルの順にチェックされます。
すべての資源が同一カレンダーを使用する場合は、そのカレンダーコードを会社レベルのみに指定する必要があります。
すべてのオフセットが資源に直接リンクされるわけではありません。例: 特定の計画品目に対するオーダ範囲データ。企業計画では、指定された品目を使用して、どのカレンダーを使用するか決定します。つまり、企業単位にリンクされたカレンダー、または計画品目のデフォルト倉庫にリンクされたカレンダーのどちらを使用するか決定します。
特定のカレンダーは無効にできます。例: 選択した部署のカレンダー COMP/2SHIFTS (= カレンダーコード/利用性タイプ) をカレンダー COMP/3SHIFTS と交換することで、異なる利用性タイプを使用した場合の効果をシミュレーションできます。
シミュレーション結果を表示するには、シナリオ - カレンダーの無効化 (cprpd4160m000) セッションで有効なシナリオを無効化し (COMP/2SHIFTS → COMP/3SHIFTS)、「オーダ計画の生成」 を実行します。