税金モデルのテスト
税金登録を設定した後は、[テスト税金シナリオ (tctax8100m000)] セッションを使用して、さまざまな状況でその結果をテストできます。
テストデータを複数セット入力して、保存することが可能です。この方法によって、税金登録の設定を調整してから、特定のテストを繰り返すことができます。
テストデータは、次の組合せで識別されます。
- ログインコード
- 生成された一連のテスト番号
ログオンコードでは、テストデータの所有者が識別されます。
税金モデルは次のようにテストできます。
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[テスト税金シナリオ (tctax8100m000)] セッションで、オーダ発生元を選択し、請求元取引先や購買元国など、課税結果のテスト対象とする詳細を指定します。
選択したオーダ発生元によって、その他の指定可能なデータが決まります。
部署の入力は常に必須です。これを入力することによって、税金モデルをテストする財務会社が決まります。
必要に応じて、[その他] タブでデータを指定できます。
[予定結果] タブで、必要に応じて、[予定課税国 ] フィールド、[予定税金コード] フィールド、および [予定取引先課税国] フィールドに値を指定して特定のテストを識別することもできます。これは、テストデータを保存して後で使用する場合に必要です。
直送および三者間請求の課税結果をテストするために、倉庫またはワークセンタを指定できます。
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[保存] をクリックして、データを保存します。
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適切なメニューで、[
] をクリックします。 -
[予定結果] タブで、生成された以下の税データを確認できます。
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[課税結果の取得元]
このフィールドには、テスト結果の取得に使用される課税方式が表示されます。詳細については、[検索オーダ税金デフォルト] を参照してください。 - [課税国]
- [識別番号]
- [税金コード]
- [税率]
- [課税国]
- [取引先]
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[テスト税金シナリオ (tctax8100m000)] セッションの適切なメニューで、[ ] をクリックすると、テスト結果の詳細を表示できます。[課税結果 (tctax8101m000)] セッションが開始され、税金ライブラリの検索順序が表示されます。最初のラインには、その課税結果をもたらした税金の方式がすべて大文字で表示されます。
[課税結果 (tctax8101m000)] セッションで税金ライブラリのラインをダブルクリックして、課税設定の例外を発生させた条件にテストデータが一致するかどうかなど、記録されている税金ライブラリの情報を表示できます。
次のセッションで、記録されている税金ライブラリの情報が表示されます。
- [例外ライブラリのロギング (国別) (tctax8110m000)]
- [例外ライブラリのロギング (国セット別) (tctax8111m000)]
- [標準ライブラリのロギング (tctax8120m000)]
- [仕向地の売上税ライブラリのロギング (tctax8130m000)]
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課税結果が正しくない場合、税金登録の設定で変更を行ってから、テストを繰り返すことができます。テストデータを保存している場合は、ステップ 3 から再開することができます。
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税金モデルのテストを完了したら、[テストデータの削除 (tctax8200m000)] セッションを使用して、入力したテストデータと生成および記録されたデータをデータベースから削除します。