外注先の生成

サイト別資源機能のマニュアル有効化の次のステップでは、次のデータが生成されます。

このデータは [外注先の生成 (tisub0220m900)] セッションで生成されます。

このデータは、作業外注および製品外注について定義されます。

次のセッションで、生成されたデータを表示およびメンテナンスすることができます。

外注先は、1 つまたは複数の作業の製造または製品全体を購入する取引先です。外注先の定義は購買元取引先に基づきます。

外注先の所在地は、外注先と外注サイトの組合せとして定義されます。外注サイトは、外注先が外注活動を実行する工場です。

外注先は複数の外注先サイトを持つ場合があります。外注先サイトは、外部サイトとして定義されす。製造に外注先を割り当てると、その外注先の所在地がこれに含まれます。

[サイト別外注先 (tisub0130m000)] セッションでは、製造サイトに使用できる外注先がリストされます。1 つの製造サイトに複数の外注先が使用できます。

作業外注

作業外注用の外注先を生成するには、外注先を [ワークセンタ (tirou0601m000)] セッションの [外注先] フィールドまたは製造オーダ作業の [外注先] フィールドから取り込みます。

外注先の所在地は、ワークセンタのサイトに基づいて生成されます。

[サイト別外注先 (tisub0130m000)] セッションの情報は次の方法で生成されます。

製造サイトは、製造オーダ、ジョブショップ工順、または一般工順のサイトから取得される。一般工順の場合、サイトは [品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの [ジョブショップサイト] フィールドから取得される
[輸送時間方法] フィールドが [Derived] に設定される
運送業者は製造サイトの購買元取引先から取得される
輸送時間は、製造サイトと外注先サイト間の距離から計算される

注:

次の場合、[ワークセンタ (tirou0601m000)] セッションで定義されたワークセンタは、外注先、外注先の所在地、またはサイト別外注先の生成に対して選択されません。
- [外注先非依存] チェックボックスがオンになっている
- [外注先] フィールドに外注先は指定されません。
2 つのワークセンタが同じ取引先にリンクされている場合は、取得する最初のワークセンタが外注先を作成します。
ワークセンタは製造サイトにリンクできます。この場合、外注先の所在地は製造サイトと同じです。これは作業外注に適用され、外注作業のみが製造サイトで実行できます。

[外注先 (tisub0120m000)] セッションの外注先は [外注モデル (tisub1600m000)] セッションの [外注先] フィールドから生成されます。

[外注先保管場所 (tisub0125m000)] セッションの外注先の所在地は、[外注モデル (tisub1600m000)] セッションの [外注先倉庫] フィールドで指定された倉庫のサイトから生成されます。

[サイト別外注先 (tisub0130m000)] セッションの製造サイトは、[外注モデル (tisub1600m000)] セッションの [製造サイト] フィールドで指定されたサイトから生成されます。

このセッションでの選択範囲を使用して、外注先、外注先の所在地、およびサイト別外注先を生成するデータ範囲を指定します。

[工順/モデル改訂状況] 範囲フィールドを使用して、工順の改訂状況の範囲、ならびに外注先、外注先の所在地、およびサイト別外注先を生成するモデル改訂を指定します。

[次の値より前の一般工順をスキップ] フィールドを使用して、一般経路の選択を絞り込みます。このフィールドに指定された日付より前に期限が切れる一般経路は除外されます。

プロジェクトがクローズされたカスタマイズ品目にリンクされているジョブショップ工順および外注モデルは、[サイト別外注先 (tisub0130m000)] セッションでデータの作成に使用されません。

クローズされた製造オーダ作業は、外注先、外注先の所在地、およびサイト別外注先の作成には使用されません。