サイトの有効化 - サイトコンセプトの有効化
有効化処理の最後の段階は、実際にマルチサイトを有効化します。
この段階は、次の条件を満たす場合にのみ実行できます。
- スーパユーザ権限がある
 - 有効化の状況が [準備中] である
 
有効化の開始前
- [準備中] 段階で設定を行い、正常に検証を終えます。
 - 会社環境のバックアップを作成します (推奨)。
 
マルチサイトの概念を有効化するには
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[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの [サイト] タブで [] をクリックします。
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次のメッセージを表示するダイアログボックスで [更新] をクリックします。「このステップにより、会社がロックされ [データ更新実行] が開始されます。続行しますか?」。
[注意]: 会社がロックされると、この処理の実行中は、会社環境のセッションをエンドユーザが使用することはできません。
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開始されたデータ更新実行の初期化 (ttspt2200m000) セッションで、データ更新の実行の設定を指定します。
- データ更新を即座に開始するには、[初期化後にデータ更新エンジンを開始] チェックボックスをオンにして [] をクリックします。データ更新実行の間に処理されるステップについてはステップ 8 を参照してください。
 - 即座に開始しない場合は、このチェックボックスをオフにして次のステップを参照します。
 
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[] をクリックすると、データ更新実行が完了され、[データ更新実行の初期化 (ttspt2200m000)] セッションが閉じます。
 - データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションを開始します。
 - 前のステップで作成したデータ更新実行を選択し、必要に応じて設定を調整します。
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適切なメニューで、データ更新エンジンを選択します。
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開かれたデータ更新エンジン (ttspt2201m000) セッションで必要に応じて実行の設定を確認し、[] をクリックしてデータ更新実行を開始します。最初に処理をシミュレーションモードで実行できます。
データ更新実行では、次のステップが実行されます。
- マスタデータの設定が再検証されます。
 - オーダ、見積、要求、出荷などの履歴テーブルに保存されていない運営データにサイトを追加します。
 - [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、[サイト] コンセプトを [有効] に設定します。
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会社環境のセッションのロックを解除します。
[注意]: これは、このステップ以降、エンドユーザが会社環境での作業を再開できることを意味します。
 - 履歴テーブルに存在するオーダ、出荷、見積などの履歴データにサイトを割り当てます。
 
 
マスタデータの設定の再検証でエラーが検出された場合、エラーレポートが作成され、処理が停止します。マニュアルでエラーを修正し、データ更新実行を再度開始する必要があります。これには、データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションを開始して、データ更新エンジンをクリックします。