矛盾するコンセプトが存在しないことの検証

「サイト別ジョブショップ」機能と競合するパラメータが設定されていないことを検証するには、[サイト別ジョブショップのマスタデータの有効化 (timfc0200m000)] セッションで矛盾するコンセプトチェックボックスをオンにします。

次のチェックボックスをオフにします。

  • [ジョブショップマスタデータパラメータ (tirou0100m000)] セッションの [共用ワークセンタの使用]
  • [計画パラメータ (cprpd0100m000)] セッションの [ワークロード管理導入]

次のチェックボックスをオンにします。

  • [製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの [バージョン管理]

  • [設計データ管理パラメータ (tiedm0100m000)] セッションの [製造部品表履歴] ([導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [設計改訂] チェックボックスがオンの場合)

テーブル共有

品目製造 (tiipd001) および品目製造デフォルト (tiipd002) テーブルは共有しないでください。

これは、サイトが有効化されると、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの [ジョブショップサイト] フィールドに、現在の会社に関連付けられている品目の部品表および工順のサイトが含まれるからです。サイトは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションでサイトパラメータが [有効] に設定されている場合に有効化されます。

これらのテーブルが共有されている場合にサイトを有効化すると、各会社の品目には同じサイトが割り当てられる一方で、このサイトは現在の会社のみに適用されます。そのため、品目製造 (tiipd001) および品目製造デフォルト (tiipd002) テーブルが共有されている場合は、サイトを適切に有効化できません。