サイトの有効化

サイトおよびサイトに関連するマスタデータを作成するには、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの [サイト] コンセプトを有効化する必要があります。

前提条件

[サイト] コンセプトを有効化する前に、それらのパラメータを [有効] に設定する必要があります。

  • [品目タイプ製品]
  • [企業単位別標準原価]
  • [計画クラスタ必須]

サイトコンセプトの有効化

[サイト] コンセプトには、以下の手順ステップで表示される設定が含まれます。設定ごとに、ユーザの操作について簡単な説明が加えられています。詳細については、以降のトピックで説明します。

ステップタイトルは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの有効化処理オプションを指しています。各ステップで参照されるセッションには、[有効化活動 (tcemm4610m000)] セッションからアクセスします。コンセプトの有効化の一般的な手順およびコンセプトの有効化 (tcemm4600m000) ワークベンチを参照してください。

  1. [企業モデルの準備]

    サイトの有効化処理の第 1 段階では、サイトを企業モデルに追加します。

    1. [準備中の企業モデル]

      [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、[サイト] コンセプトを [企業モデルの準備] に設定します。
    2. [サイトの作成]

      1. サイトを[サイト (tcemm0150m000)] および[サイト (tcemm0650m000)] セッションを使用して定義します。
      2. サブエンティティ設定をサイト別に生成します。たとえば、倉庫設定をサイト別に生成します。
    3. [サイトの割当]

      1. [サイトの割当 (tcemm0250m000)] セッションを使用して、サイトをエンティティに割り当てます。
      2. サイトの割り当て処理の結果を検証します。
    4. [機械をサイトに関連付ける]

      必要に応じて、[機械 (機械タイプ) (tirou0102m000)] セッションを使用してマニュアルで、ワークセンタに関係しない機械をサイトにリンクします。
    5. [オフィス別マスタデータの生成]

      [オフィス別マスタデータの生成 (tccom0232m000)] セッションで、グローバルデフォルトデータをオフィス別に生成します。
    6. [企業モデルの検証]

      [マルチサイトの企業モデルの検証 (tccom0230m000)] セッションを使用して、前のステップで定義した企業モデルを検証します。
    サイトの有効化 - 企業モデルの準備を参照してください。
  2. [準備中]

    サイトの有効化処理の第 2 段階では、サイトを品目およびその他のマスタデータに追加します。

    1. [準備中]

      [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、[サイト] コンセプトを [準備中] に設定します。
    2. 必要に応じて [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションからこれらのオプションを使用して、マスタデータの生成 (tccom0231m000) セッションにおいてデフォルトの品目データを、サイト、オフィス別、またはサイト、サブエンティティ別に生成します。

      1. [品目デフォルトの生成]
      2. [品目計画デフォルトの生成]

        サイトの有効化 - 準備中、品目デフォルトデータの生成を参照してください。

      3. マルチサイトのマスタデータの検証 (tccom0230m100) セッションを使用して、データを検証します。
    3. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションからこれらのオプションを使用して、[マスタデータの生成 (tccom0231m000)] セッションで、品目データをサイトおよびオフィス別、サイトおよびサブエンティティ別、またはオフィス別に生成します。

      1. [品目データの生成]
      2. [倉庫品目データの生成]
      3. [計画品目データの生成]
      4. [製造品目データの生成]
      5. [調達品目データの生成]
      6. [販売品目データの生成]
      7. [サービス品目データの生成]

      サイトの有効化 - 準備中、品目データの生成を参照してください。

    4. [品目データの検証]

      [マルチサイトのマスタデータの検証 (tccom0230m100)] セッションを使用して、データを検証します。
    5. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションからこれらのオプションを使用し、[マスタデータの生成 (tccom0231m00)] セッションで、追加のマスタデータをサイト別に定義します。

      1. [共通マスタデータの生成]
      2. [製造マスタデータの生成]
      3. [調達マスタデータの生成]
      4. [販売マスタデータの生成]
      5. [サービスマスタデータの生成]
      6. [プロジェクトマスタデータの生成]
      7. [品質データマスタデータの生成]
      8. [倉庫マスタデータの生成]

      サイトの有効化 - 準備中、他のサイトに関連するマスタデータの生成を参照してください。

    6. [その他のマスタデータの検証]

      [マルチサイトのマスタデータの検証 (tccom0230m100)] セッションを使用して、すべてのデータを検証します。
  3. [有効]

    [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、[サイト] コンセプトを [有効] に設定します。有効化サイト - サイトパラメータの有効化を参照してください。