資源管理のマスタデータ

カレンダー管理

LN では、[カレンダーコード (tcccp0110m000)] セッションを使用してカレンダーが定義されます。1 日の利用可能時間 (作業時間) が LN でカレンダーコードと利用性タイプを組み合わせて部署 (オフィス、ワークセンタ、倉庫など) 別に定義されます。カレンダーは、従業員の休日と利用性タイプを定義できるすべてのパッケージで使用されます。

スキル

プロジェクト

[タスク (tppdm0615m000)] および[プロジェクトタスク (tppdm6615m000)] セッションでは、特定のタスクにおけるスキルとスキルの重要度を定義することができます。労務費原価対象をコピーしながら、スキルをコピーすることもできます。

スキル機能を以下の目的に使用することができます。

  • 活動予算: 新たな活動予算ラインが作成されると、標準タスクとリンクするスキルが検討されます。デフォルトのスキルでは、[スキルの重要度] を [優先] または [必須] に変更できます。予算ラインでは、新たなスキルを追加し、既存のスキルを削除できます。たとえば、3 つのスキルが特定のタスクとリンクしている場合 (特定の予算ラインに関して 2 つが必須、1 つが優先)、デフォルトのスキルの 1 つを削除し、必要なスキルを新たに追加して、スキルの重要度を [優先] から [必須] に変更することができます。
  • 見積ライン: 新たな見積ラインが作成されると、標準タスクとリンクするスキルが検討されます。標準タスクの一部とならない新たなスキルは、見積ラインでも追加できます。[予算 (tpest2200m000)] セッションに対して見積を立ち上げると、スキルもコピーされます。

工程管理

作業を工順の一部として定義すると、特定のタスクのスキルが使用されます。[タスク (参照作業) (tirou0603m000)] セッションで、1 つのタスクに 1 つ以上のスキルを定義することができます。デフォルトのスキルでは、[重要性] を [優先] または [必須] に変更できます。

[タスク (参照作業) (tirou0603m000)] セッションの [承認に使用] チェックボックスがオンの場合は、選択されたスキルが製造オーダ活動での 「承認」 スキルと見なされます。このチェックボックスは、[重要性] が [必須] に設定されている場合にのみ有効になります。

割当

プロジェクトでは、プロジェクト割当を作成して、どの従業員を計画された作業にリンクすべきかを特定できます。計画された日付が活動について特定されると、作業は活動よりも前に開始できず、その後に完了することもできないため、割当の計画された日付は検討されません。割当データは、活動期間中に修正できます。

[プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションの [割当の使用] チェックボックスで、プロジェクトの 「割当」 機能を有効にします。

注: 

このチェックボックスをオンにすると、[利用性タイプ] フィールドが有効になり、割当で利用可能な従業員を選択できるようになります。

サービスでは、[作業オーダパラメータ (tswcs0100m000)] セッションの [作業オーダの割当の使用] チェックボックスで、作業オーダの 「割当」 機能を有効にします。

資源割当と CRM との同期

「サービス」、「プロジェクト」、および 「品質管理」 で作成された資源割当と CRM アポイントメントとの同期には、Microsoft Outlook を使用します。この同期により、可視性が向上します。