価格マトリックスの設定
価格マトリックスは、価格設定で、価格と値引を定義および取得する際に柔軟な基準として使用できる価格構造です。
価格マトリックスには次の要素が含まれます。
- マトリックス定義
- マトリックス属性のセット
- 価格帳
たとえば、販売オーダのプロパティが販売価格マトリックスのプロパティと一致する場合、販売価格マトリックスにリンクされている価格帳から取得された価格が販売オーダに適用されます。
価格マトリックスを設定するには:
例
マトリックスタイプが[販売価格]の場合、マトリックス定義 MD1 を指定します。販売先、請求先、オーダ発生元、受渡条件、通貨、品目などの属性をマトリックス定義に追加します。
次の特徴を持つ製造品目のグループに、価格帳 SLS1 を指定します。
- USD で販売
- 最小の境界数量が 2,500 個
- 有効期間が 9 月 1 日から 12 月 1 日
- 1 個あたり 25 ドル
- 追加の値引スケジュール
[販売価格] マトリックスを指定し、マトリックス定義 MD1 と価格帳 SLS1 を選択します。マトリックス属性の値を次のように入力します。
- 販売先: Tradex
- 請求先: Tradex
- オーダ発生元: 販売
- 受渡条件: CoD (代金引換)
- 通貨: USD
- 品目: ラップトップコンピュータ A1