決定/適合
オーダラインが合計オーダ値引に適合する場合、値引合計は各オーダラインに分配されます。
オーダラインに値引が設定される場合、そのオーダラインの数量と値が合計オーダ値引の計算の対象になります。
合計オーダ値引は、多くの場合、他の値引に対して付加的に使用されます。
デフォルト値
価格マトリックスセッションまたは値引マトリックスセッションのいずれかで [適合] チェックボックスと [決定] チェックボックスをオンにしている場合は、デフォルトで次のセッションでも同じチェックボックスがオンになります。
- [見積依頼回答 (tdpur1506m000)]
- [購買契約価格 (tdpur3103m000)]
- [購買オーダライン (tdpur4101m000)]
- [販売見積ライン (tdsls1501m000)]
- [販売契約ライン (tdsls3501m000)]
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)]
- [価格と値引 (tdpcg1600m000)]
上記セッションのデフォルト設定は、マニュアルで変更できます。
例
顧客の合計オーダ額が 500 ドルを超える場合、10% の値引合計が適用されるとします。
顧客オーダのオーダ金額は 100 ドル、200 ドル、500 ドルで、すべてのオーダラインに合計値引額が設定されます。この結果、合計オーダ額は 800 ドルであるため値引はオーダラインに分配できます。
オーダラインの金額の 1 つが値引合計に適合する場合、このオーダラインには 10% の値引が適用されます。10% の値引は、500 ドルと 100 ドルの適合オーダラインに適用されます。200 ドルの金額は適合していないため、値引合計は適用されません。
別の (大きな) 値引額がすでに適用されているオーダラインは、合計オーダ値引から除外されます。たとえば、(オーダ数量について) 50 ドルの値引が 125 ドルのオーダライン金額に適用されるとします。オーダラインに適用される追加の値引合計は 40 ドルです。合計値引額は 90 ドルになります。合計値引額はオーダ額 125 ドルには大きすぎるため、この値引合計は適用されません。