資材価格情報 – 購買スケジュール

[資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの調達の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、資材価格情報を購買スケジュールラインにリンクできます。

購買スケジュール (tdpur3610m000) セッションで購買スケジュールラインが生成される場合、リンクされた購買契約ラインから資材価格情報が取得されます。

注: 

[資材価格パラメータ (tcmpr0100m000)] セッションの契約資材価格がない場合、資材価格を適用チェックボックスを使用して、リンクされた契約ラインに資材価格情報がない場合に購買スケジュールラインの資材価格情報が検索されるかどうかを指定します。

[購買スケジュール (tdpur3610m000)] セッションのスケジュールラインタブにある適切なメニューで、以下をクリックします。

  • [価格と値引] をクリックすると価格と値引 (tdpcg1600m000) セッションが開始します。購買スケジュールラインの [価格] および [資材価格] を表示できます。
  • [資材価格情報] をクリックすると資材価格情報 (tcmpr1600m000) セッションが開始します。購買スケジュールラインの詳細な資材価格情報を表示できます。

更新

購買スケジュールラインの資材価格情報は更新できません。

リンクされた契約ラインの資材価格情報が修正されても、スケジュールラインは更新されません。

入庫

購買スケジュールラインについて入庫が作成された後、入庫は[購買スケジュール - 入庫 (tdpur3115m200)] セッションに追加されます。

購買スケジュールラインで指定された [支払] フィールドを使用して、資材価格情報と入庫の間のリンクが決定されます。

  • [貨物引換払]

    入庫が確認されると、[スケジュールの購買買掛入庫 (tdpur3118m000)] セッションで購買買掛入庫が生成されます。資材価格情報のデフォルト値は、関連するスケジュールラインから取得され、[購買スケジュール - 入庫 (tdpur3115m200)] セッションおよび [スケジュールの購買買掛入庫 (tdpur3118m000)] セッションにリンクされます。
  • [使用払]

    商品が消費されると、[スケジュールの購買買掛入庫 (tdpur3118m000)] セッションで購買買掛入庫が生成されます。[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションおよび [オーダ条件 (tctrm1130m000)] セッションの価格決定基準フィールドを使用して、資材価格情報の取得処理が決定されます。このデータは [購買スケジュール - 入庫 (tdpur3115m200)] セッションおよび [スケジュールの購買買掛入庫 (tdpur3118m000)] セッションにリンクされます。

    このフィールドの設定に応じて、それぞれ次のようになります。

    • [補充] に設定されている場合、資材価格情報のデフォルト値は、関連するスケジュールラインから取得されます。
    • [消費] に設定されている場合、資材価格情報は買掛入庫の生成時に再設定されます。スケジュールラインが契約にリンクされている場合、資材価格情報は契約ラインから取得されます。
注: 

リンクされた契約ラインについて、[購買契約ライン (tdpur3101m000)] セッションの入庫時に価格と値引を再設定チェックボックスがオンの場合、資材価格情報のデフォルト値はスケジュールラインから取得されます。[購買スケジュール - 入庫 (tdpur3115m200)] セッションで入庫が確認されるか ([貨物引換払])、[スケジュールの購買買掛入庫 (tdpur3118m000)] セッションで買掛入庫が生成されると ([使用払])、価格情報が再設定されます。

資材実際価格を取得できない場合は、可能な最善のオプションが検討されます。たとえば、請求日が必要でもまだわからない場合、請求日の代わりに実際入庫日または使用日を使用しておおよその資材実際価格が取得されます。

購買買掛入庫の価格および値引の変更 (tdpur4132m000) セッションで、スケジュール入庫の確認後に価格と割引を修正できます。入庫後に [購買買掛入庫の価格および値引の変更 (tdpur4132m000)] セッションの適切なメニューで [資材価格情報] を選択して、[資材価格情報 (tcmpr1600m000)] セッションで資材価格情報を修正します。

請求書

商品が入庫された後、買掛金で請求書の照合と承認を行うことができます。

請求額は、実際資材価格に基づきます。したがって、実際入庫価格を使用して入庫照合が行われます。

資材実際価格の差異による入庫額と請求額の差異は、差異処理として記録されます。