関係会社間取引の取引ライン - 手順

  1. 財務会計への転記

    各取引ラインについて、原価および収益処理は財務会計に転記されます。内部請求が指定された場合、請求書ラインは請求に転記されます。

    [関係会社間取引オーダ取引ライン (tcitr3110m000)] セッションでは、請求および転記処理の状況が購買元企業単位の財務会社の状況 (販売)フィールド、および販売先企業単位の財務会社の状況 (購買)フィールドに表示されます。

    適用されるシナリオの [関係会社間取引合意 (tcitr1100m000)] セッションにおいて [生成時に取引ラインを転記 (請求なし)] チェックボックスがオンの場合、請求のない取引ラインは、自動的に財務会計に自動的に転記されます。オフの場合、転記は [取引の転記 (tcitr3210m100)] セッションにおいてマニュアルで行われます。

    または、以下の適切なメニューにおいて [取引の転記] オプションを使用することも可能です。

    • [関係会社間取引オーダ取引ライン (tcitr3110m000)] セッションは、個別の取引ラインを転記します。
    • [関係会社間取引オーダ (tcitr3100m000)] セッションは、関係会社間取引オーダの取引ラインを転記します。

    転記された取引ラインの状況は[転記済]になります。

  2. 請求への発行

    関係会社間取引オーダが基づく関係会社間取引合意内部請求および生成時に取引ラインを請求に発行チェックボックスがオンの場合、取引ラインが作成されたときに取引ラインは自動的に請求に発行されます。生成時に取引ラインを請求に発行チェックボックスがオフの場合、[請求への発行 (tcitr3210m000)] セッションで取引ラインをマニュアルで発行する必要があります。

    または、以下の適切なメニューにおいて[請求への発行]コマンドを使用することも可能です。

    • [関係会社間取引オーダ取引ライン (tcitr3110m000)] セッションは、個別の取引ラインを発行します。
    • [関係会社間取引オーダ (tcitr3100m000)] セッションは、関係会社間取引オーダの取引ラインを発行します。

    取引ラインの状況は、販売請求書と購買請求書で [発行済] に変わります。

  3. 販売請求書と購買請求書の生成
    • 内部販売請求書

      内部販売請求書の請求可能ラインが請求可能ライン (cisli8110m000) セッションで構成されている場合、取引ラインは [請求処理中] 状況になります。内部販売請求書の転記後、取引ラインの販売側の状況は[請求済]になります。
    • 内部購買請求書

      内部販売請求書が転記されると、関係会社間取引購買請求書の生成 (tfacp2295m000) セッションで内部購買請求書が生成できます。購買請求書の生成後、取引ラインの購買側の状況は[請求済]になります。