入庫の輸入コンプライアンスチェック

貿易コンプライアンスチェックは、入庫ラインが確認されると入庫ラインに対して実行されます。

入庫または入庫ラインのセッションで適切なメニュー伝票コンプライアンスのチェックオプションを使用してマニュアルでコンプライアンスチェックを開始することもできます。

注: 

コンプライアンスチェックは、入庫した品目が以前に検証済であった場合でも、確認時に常に入庫ラインに対して実行されます。

入庫ラインが検証に合格した場合、入庫ラインは確認され、コンプライアンス消費レコードが輸入ライセンス消費 (tcgtc1520m100) セッションに登録されます。

[検証中] または [検証エラー] という状況が返された場合、入庫済品目数量をゼロに減らさない限り、入庫ラインを確認することはできません詳細については、次のトピックを参照してください: 輸入コンプライアンスチェック時の検証エラーの処理

入庫ラインの変更

入庫ラインの品目数量が変更された場合、または、入庫ラインに以下のオプションのいずれかが使用されている場合、コンプライアンス状況が [検証予定] に変わり、コンプライアンスチェックを再度実行する必要があります。

  • シリアルのラインの分割
  • シリアルの生成
  • 分割

入庫訂正

入庫訂正 (whinh3121s000) セッションを使用して、入庫ラインの入庫済数量を修正できます。このセッションは、入庫ライン (whinh3512m100) セッションで適切なメニューの [入庫ラインの訂正] オプションを使用して開始します。

修正がプラスの場合 (入庫済数量が増加)、入庫品目に値制限が適用される可能性があるため、コンプライアンスチェックを再度実行する必要があります。コンプライアンスチェックに合格すると、輸入ライセンス消費 (tcgtc1520m100) セッションのライセンス消費が更新されます。コンプライアンスチェックで不合格になると、入庫修正は許可されず、メッセージが表示されます。

入庫の修正がマイナスの場合、コンプライアンスチェックを再度実行する必要はありませんが、ライセンス消費は更新されます。

構成要素別に処理される入庫ラインの場合、最終入庫設定の変更以外の修正はできません。これはライセンス消費には影響しません。