チェックの種類

輸出ライセンスが見つかった場合、以下の 2 種類のチェックが実行されます。

実行される数量チェック:

  • 販売オーダラインの場合、棚卸単位に変換されたオーダ数量が使用されます。
  • 出荷ラインの場合、出荷する数量 (棚卸単位) が使用されます。

実行される価額チェック:

  • 販売オーダラインの場合、(正味オーダライン金額 – オーダ値引額 – 販売オーダ金額) 計算が使用されます。
  • 出荷ラインの場合、価額は出荷する数量の価額と等しくなります。この価額は、販売オーダの商業価格、スケジュール納入ライン、またはこれら双方に基づきます。出荷ラインでは、正しい資材価格も特定されます。
  • 金額は、内部為替レートを使用してライセンス通貨に換算されます。
  • 発生元が販売オーダまたは販売スケジュール以外の出荷ラインの場合、品目の商業価格に基づいて、出荷する数量の価額を決定する必要があります。それ以外の場合は、関税値 (該当する場合) を使用できます。
  • [輸出ライセンス (tcgtc0120m000)] セッションの [ライセンス数量] チェックボックスがオンの場合、チェックが実行され [ライセンス出荷ライン価額] フィールドに基づく出荷ラインの価額が出荷できるかどうかが確認されます。ただし、このチェックでは、出荷ラインの価額を決定する必要があります。
注: 

出荷ラインの価額がライセンスの [ライセンス出荷ライン価額] を上回る場合、コンプライアンスチェックは失敗になります。コンプライアンスチェック失敗は記録され、[伝票のコンプライアンスチェック結果 (tcgtc1610m000)] セッションにおいて [失敗理由コード] が [運用上の問題] に設定されます。