ボイコットとボイコットラインの作成

ボイコットは、[ボイコット (tcgtc0185m000)] または [ボイコット (tcgtc0685m000)] セッションで定義できます。

ボイコットを作成する場合、次の操作を行う必要があります。

  • ボイコットを開始した組織をリンクします。
  • ボイコットが適用される取引タイプ (輸入/輸出/国内インバウンド/国内アウトバウンド) を選択します。
  • ボイコットの優先順位を設定します。

ボイコットに定義できる内容は次のとおりです。

  • [ボイコットライン (tcgtc0186m000)] または [ボイコットライン (tcgtc0686m000)] セッションのボイコットライン。選択したボイコットを適用する国または国セットを指定します。
  • [ボイコット品目ライン (tcgtc0187m000)] セッションのボイコット品目ライン。選択したボイコットを適用する品目、品目グループ、または統計品目番号を指定します。
  • [ボイコットライン例外 (tcgtc0188m000)] セッションのボイコットライン例外。輸出時のチェックから除外可能な 1 つ以上の国を指定します。
注: 
  • ボイコットラインは日付有効です。
  • 有効なボイコットに対して、取引タイプ、特定の範囲の国/国セット、および有効期間が同じ複数のボイコットラインを作成することはできません。

新規作成されたボイコットの状況は [フリー] に設定されます。[有効化] オプションを使用する場合、ボイコットの状況が [有効] に設定されます。また、ラインの [有効化] オプションを使用して、リンクされたボイコットラインを [有効] に設定することもできます。ラインの [有効] チェックボックスがオンになります。

注: 

ボイコットラインがコンプライアンスチェックに適用されるのは、ボイコットラインと関連するボイコットが有効な場合のみです。

[無効化] オプションを使用すると、次のように設定されます。

  • 有効なボイコットの場合、ボイコットの状況が [フリー] に更新されます。
  • 有効なボイコットラインの場合、ラインの [有効] チェックボックスがオフになります。

ボイコットが適用されない場合は、[クローズ] オプションを使用すると、ボイコットの状況が [クローズ] に更新されます。クローズされたボイコットは、[再オープン] オプションを使用して、ボイコットの状況を [フリー] に更新できます。

輸入または輸出ボイコットラインの場合は、次のオプションを使用して、ボイコットに含めるか、ボイコットから除外する一連の品目、品目グループ、または統計品目番号を選択できます。

  • 品目のインポート
  • 品目グループのインポート
  • 統計品目番号のインポート
注: 

インポートオプションは、[アクション] メニュー → [対象外のインポート]/[対象のインポート] から選択できます。