信用状のデータまたは状況を変更するには
輸入または輸出信用状 (L/C) 手順のさまざまな段階で信用状を変更することができます。都合上、データを変更した場合には、手順の次の段階に進んだか、前の段階に戻ったかを示すために状況を変更することも必要となります。
例
売主は、信用状を受け入れた後で、最遅出荷日を延期する必要があることに気付きました。このためには、信用状の承認を取り消し、出荷日を調整する必要があります。また、新たな出荷日を購買担当に伝えることも必要となります。次に、信用状を承認し、状況を [承認済] から [返送済] に戻します。
注:
- 変更できるのは、最新バージョンの信用状のみです。バージョン番号は、該当する信用状セッションのバージョンフィールドに表示されます。
- 信用状を変更するには、適切な権限が必要となります。信用状の設定を参照してください。
仮、クローズ、および取消済の信用状
状況が [仮] の信用状は、処理中にいつでも変更できます。
状況が [クローズ] または [取消済] の信用状は、変更することができません。
信用状データの変更
それ以外の状況の信用状を変更するには、以下の手順を実行します。
- 該当する信用状セッションの適切なメニューで [ ] を選択して、信用状の承認を取り消します。
- 必要に応じて、信用状データを変更します。
- 信用状を承認します。
- 別の状況が必要な場合は、適切なメニューで、必要な状況を選択します。利用可能な状況は、信用状を変更した時点での信用状の状況によって異なります。
信用状を以前の状況に変更
状況が [仮]、[クローズ]、[取消済] 以外の信用状を前の段階の状況に変更するには、以下の手順を実行します。
- 該当する信用状セッションの適切なメニューで、状況を [確定] に設定します。
-
適切なメニューに戻り、必要な状況を選択します。
利用可能な状況は、信用状を変更した時点での信用状の状況によって異なります。
信用状を以降の状況に変更
状況が [仮] または [取消済] 以外の信用状を後の段階の状況に変更するには、以下の操作を実行します。
必要な状況を選択します。利用可能な状況は、信用状を変更した時点での信用状の状況によって異なります。