信用状
信用状 (L/C) 機能では、売り手と買い手の両方の視点から信用状のメンテナンスおよび処理を実行できます。
信用状は、以下のタイプの品目に使用できます。
- [製品]
- [購買]
- [製造]
- [原価]
- [サービス]
輸出信用状手順
売り手は、輸出信用状手順を使用して、以下の信用状をメンテナンスできます。
- [輸出]
- [国内アウトバウンド]
これらの信用状は、信用状の支払対象となる販売オーダ、販売オーダライン、または契約成果物にリンクさせる必要があります。
輸入信用状手順
買い手は、輸入信用状手順を使用して、以下の信用状をメンテナンスできます。
- [輸入]
- [国内インバウンド]
これらの信用状は、購買オーダまたは購買オーダラインにリンクさせる必要があります。
権限
LN での信用状手順はさまざまなステップに分かれています。ステップを完了するごとに、信用状を承認して特定の状況を設定することができます。
ユーザが状況を設定してステップを完了するには、および特定金額までの信用状を承認するには、権限が必要です。
信用状およびオーダ手順
信用状は、販売オーダ、購買オーダ、および契約成果物のオーダ処理に反映されます。
信用状にリンクされたオーダまたはオーダラインは、その信用状が承認されており、かつ適切な状況にある場合に限り、承認または倉庫管理に発行することができます。
信用状にリンクされた契約成果物は、その信用状が承認されており、かつ適切な状況にある場合に限り、有効化または倉庫管理に発行することができます。
輸出信用状手順および輸入信用状手順を参照してください。
複数会社構造
複数ロジスティックおよび単一財務会社構造では、オーダラインをさまざまなロジスティック会社から信用状にリンクさせることができます。
設定
信用状機能を使用するには、以下の操作を行う必要があります。
- コンセプトを有効化する
- 輸入信用状、輸出信用状、国内購買信用状、または国内販売信用状のうちのどれを使用するかを指定する
- 信用状処理に関与するユーザに権限を付与する
- 組織で使用されている信用状に関して伝票コンプライアンスでの不合格理由を指定する
- 購買オーダ、販売オーダ、および契約成果物における信用状のブロック理由を指定する