ユーロ対応機能
1999 年 1 月 1 日から、経済通貨同盟 (EMU) 内部の通貨を使用する企業はユーロを使用して計算できます。
LN はユーロに対応しており、次のことができます。
- ユーロを使用する取引先との取引
- ユーロによる会計および会計報告
LN の次の機能では、ユーロを使用できます。
- 複数通貨
- トライアンギュレーション
ユーロを使用できるようにするには、以下のことを行う必要があります。
- [通貨 (tcmcs0102m000)] セッションで、通貨が EMU に属しているかどうかを確認します
- EMU 通貨からユーロへの変換に使用する通貨為替レートを [為替レート (tcmcs0108m000)] セッションで定義します。ユーロは、これらの為替レートの基準通貨である必要があります
- 次のいずれかの方法で財務会社を設定します。ユーロを参照通貨として使用する依存複数通貨会社として設定します。ユーロを通貨として使用する単一通貨会社として設定します。ロジスティック会社は、関連財務会社と同じ参照通貨を使用する必要があります
注:
EMU 通貨は、固定為替レートを使用してユーロに変換する必要があります。ユーロは、これらの為替レートの基準通貨である必要がありますこのために、[為替レート (tcmcs0108m000)] セッションで定義した通貨為替レートを使用して EMU 通貨をユーロに変換します。為替レートの基準は、ユーロである必要があります。たとえば、EUR 1 = NLG 2.2037 と定義します。別のセッション (たとえば、オーダレベル) で他の為替レートを選択することはできません。