通貨 - 概要

通貨のタイプ

外国の取引通貨を会社の自国通貨に変換し、それぞれの通貨で金額を登録すると、次のタイプの通貨を定義できます。

• 自国通貨
• 取引通貨
• 参照通貨

通貨フォーマット

通貨ごとに、表記を変える必要があります。通貨フォーマットにより、その通貨で金額が表示される際の精度 (小数点以下の桁数) が決まります。

為替レート

定義済の為替レートを使用して、異なる通貨間で金額が変換されます。会社で使用される複数通貨システムによって、定義する必要のある為替レートが決まります。

通貨の定義

通貨は最初、一般単位として定義されます。単位ごとに、通貨フォーマットを選択する必要があります。次に、複数会社環境の各会社で使用される通貨を指定する必要があります。通貨の定義を参照してください。

通貨の計算

請求書に表示される金額が LN でどのように計算されるかについては、通貨の詳細を参照してください。

複数通貨システム

複数通貨を使用するには、複数通貨システムを設定する必要があります。会社の通貨システムによって、金額の計算方法と登録方法が決まります。

通貨初期化

通貨初期化 (CRI) により、内部使用通貨に変更が求められた場合にも組織の通貨システムを対応させることができます。このユーザガイドでは、通貨初期化手順の概要について説明します。通貨初期化に関する総合的な情報については、『Infor LN 財務会計 - 通貨初期化 (CRI) ユーザガイド』 を参照してください。