利用性タイプ
利用性タイプは週労働時間を定義します。7 日の稼働日それぞれについて、セッションで定義されている作業時間タイプの開始および終了時間が指定されます。
例
会社に、次の標準作業時間が定義されています。
- 製造部門は 8.00 から 18.00 まで稼働します。
- 倉庫は 8.00 から 16.00 まで開いています。
- サービス部署は 9.00 から 18.00 まで活動しています。
この状況は 1 つのカレンダーコード (COMP) でモデル化でき、このカレンダーに PRD (製造)、WHS (倉庫)、SRV (サービス) の 3 つの利用性タイプを定義します。
次のカレンダーが生成されます。
- COMP/PRD
- COMP/WHS
- COMP/SRV
例
1 つの会社には 3 つの部署があります。製造、倉庫、サービスです。
3 つすべての作業時間は同じ (08:00 - 17:00) ですが、休日は部署により異なります。
この状況は 1 つの利用性タイプ (STDHRS) と 3 つのカレンダーコード (PRD、WHS、SRV) でモデル化できます。
次のカレンダーが生成されます。
- PRD/STDHRS
- WRH/STDHRS
- SRV/STDHRS
この他に、部署に共通の、すべての稼働日と休日を含むカレンダーコードを会社 (COMP) に定義することもできます。PRD、WRH、および SRV カレンダーは COMP カレンダーを親カレンダーとして持つでしょうが、部署に特定の休日しか含みません。
注:
- その他のパッケージでの利用性タイプの使用の詳細については、カレンダーの使用を参照してください。
- 外部スケジュールパッケージでは、複数の利用性タイプを使用することはできません。外部スケジュールパッケージと統合する場合は、アクティビティごとに個別にカレンダーを定義する必要があります。詳細については、次のトピックを参照してください: 外部スケジュールパッケージとのカレンダーの統合