会計オフィスを使用するには
会計オフィス
タイプが [財務] の会社では、部署別に取引をグループ化または識別するため、1 つまたは複数の会計オフィスを定義できます。
部署別にグループ化可能なデータの主なタイプは次のとおりです。
- マニュアル入力の販売請求書
- 手形
- 売掛金および買掛金で財務取引先グループに対して定義されている銀行リレーション、支払方法、統制勘定などの元帳勘定といった取引先財務データ
会計オフィスでは、特に売掛金および買掛金のさまざまな取引の統制勘定が決定されます。統制勘定は変更してはならないため、財務会社の会計オフィスを選択し、詳細を保存した後は、その会計オフィスを変更することはできません。これは、財務会社の会計オフィスを選択していない場合にもあてはまります。財務会社の会計オフィスを後の段階で選択することはできません。
デフォルトの取引先財務データを使用するには: 会計オフィスを使用すると、取引先財務データの特定のセットを財務会社にリンクできます。財務会社のデフォルトの取引先財務データを使用するには、次の 2 つの方法があります。
- 財務会社の会計オフィスを選択しない。つまり、[財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションで、[会計オフィス] フィールドを空にするということです。
- 財務会社の会計オフィスは選択するが、その会計オフィスに対して特定の財務取引先データを定義しない。この方法を使用することをお勧めします。
請求の [マニュアル販売請求書データ (cisli2120s000)] セッションでは、請求書をマニュアル入力できます。請求書の部署を入力する必要があります。部署は、1 つの集約基準になります。会社に複数の会計オフィスを定義している場合、これらの会計オフィスの 1 つを選択できます。LN のデフォルトでは、請求書を転記するときに会社のデフォルトの会計オフィスが使用されます。
タイプが [財務] の会社では、タイプが [会計オフィス] のオフィスを使用します。
タイプが [両方] の会社では、会計オフィスとして次の部署タイプを使用できます。
- [販売オフィス].
- [購買オフィス].
- [会計オフィス].
選択した部署の運営会社社は、現在の会社である必要があります。
企業単位のキーエンティティとして、会計オフィスを定義する必要があります。タイプが [財務] の会社では、財務会社にリンクしている任意の企業単位に会計オフィスをリンクさせることができます。
会計オフィスの作成は、会計オフィスを作成するにはに記載されている説明に従って行います。