プロジェクトへの追加情報フィールド
追加情報フィールドのリンク先にすることができるプロジェクトの各テーブルの概要を次のトピックで説明します。テーブルには、追加情報フィールドに対応するセッションがリストされており、このセッションは追加情報を表示します。また、これらのテーブルにリンクしたセッションを使用して追加情報フィールドを編集することも可能です。
テーブル | セッション |
---|---|
tpctm100 | [契約 (tpctm1100m000)] |
tpctm102 | [契約履歴 (tpctm1102m000)] |
tpctm110 | [契約ライン (tpctm1110m000)] |
tptcm112 | [契約ライン履歴 (tpctm1112m000)] |
tpest300 | [入札 (tpest3600m000)] |
tppdm700 | [契約成果物 (tppdm7100m100)] |
tppdm710 | [契約成果物履歴 (tppdm7110m100)] |
tppss610 |
[計画 PRP 購買オーダ (材料) (tppss6110m000)]
[計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] セッションを使用して、以下にリストしたセッションを開始します。 |
tppss611 | [計画 PRP 購買オーダ (設備) (tppss6111m000)] |
tppss612 | [計画 PRP 購買オーダ (外注) (tppss6112m000)] |
tppss615 | [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6115m000)] |
追加情報は、1 つのテーブルから別のテーブルに転送できます。以下はプロジェクトでサポートされている追加情報のフローです。
入札から契約または契約ライン
[入札 (tpest3100m000)] → [契約 (tpctm1100m000)] または [契約ライン (tpctm1110m000)]契約から契約成果物
[契約 (tpctm1100m000)] → [契約ライン (tpctm1110m000)] → [契約成果物 (tppdm7100m100)]プロジェクトの計画 PRP オーダから購買管理オブジェクト
[計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] → [見積依頼 (tdpur8310m000)]/[購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)]/[購買オーダライン (tdpur4101m000)]
また、次のフローでは見積依頼ヘッダと見積依頼ラインのセッションをスキップできます。
[計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)]/[購買オーダライン (tdpur4101m000)]
プロジェクトの計画 PRP オーダから倉庫管理オブジェクト
[計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)]/[入庫オーダライン (whinh2110m000)]/[出庫オーダライン (whinh2120m000)]計画 PRP 購買オーダから PRP 倉庫オーダまたはその逆
- [計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] → [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)]
- [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)] → [計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)]
[入札 (tpest3100m000)] → [契約 (tpctm1100m000)] または [契約ライン (tpctm1110m000)]
たとえば、入札と契約の両方において、[品質標準] の追加情報フィールドが定義されているとします。入札において、ISO9001 データが捕捉されます。[入札] を基に [契約] を作成する際、値が情報フィールドに一致するようコピーされます。作成される契約に、ISO9001 が表示されます。
契約ラインの追加情報は、契約や指定されたマニュアルといった開始オブジェクトから取得できます。追加情報は契約から契約ラインに転送されます。たとえば、[品質標準] フィールドは契約ラインでも利用可能となります。契約にリンクされているラインを作成する際、ISO9001 の値が契約ラインにコピーされます。
[契約 (tpctm1100m000)] → [契約ライン (tpctm1110m000)] → [契約成果物 (tppdm7100m100)]
追加情報は契約ラインから契約成果物にも転送されます。たとえば、[品質標準] フィールドは契約成果物でも利用可能となります。ISO9001 の値が契約ラインから契約成果物にコピーされます。その後、この値は転送済開始契約成果物から倉庫オーダラインに転送できます。
[計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] → [見積依頼 (tdpur8310m000)]/[購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)]/[購買オーダライン (tdpur4101m000)]
契約条項などの追加情報は、プロジェクトの計画購買オーダから購買管理の見積依頼および購買オーダに転送されます。次に、購買伝票の追加情報が倉庫管理の入庫伝票および回収伝票に転送されます。
[計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)]/[入庫オーダライン (whinh2110m000)]/[出庫オーダライン (whinh2120m000)]
入庫と出庫の両方のフローで、追加情報は計画倉庫オーダから倉庫管理の入庫または出庫オーダラインにコピーされます。
出庫フローで、納入タイプが [倉庫 -> 取引先] および [プロジェクト -> 倉庫 -> 取引先] の場合は、ペグによってリンクされている契約ラインの販売先取引先に関して定義された追加情報フィールドが使用されます。この取引先の追加情報フィールドが定義されていない場合は、[一般] レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。
その他の納入タイプの場合は、[一般] レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。
納入タイプ [プロジェクト -> 倉庫] は、入庫フローで使用されます。この納入タイプの場合は、[一般]レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。
[計画 PRP 購買オーダ (材料) (tppss6110m000)] → [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)] またはその逆
[計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)] セッションの適切なメニューにある [計画倉庫オーダに変更] オプションを使用して計画購買オーダを計画倉庫オーダに変更すると、追加情報フィールド (存在する場合) が計画倉庫オーダにコピーされます。
生成される計画 PRP 倉庫オーダの納入タイプは、デフォルトで [倉庫 -> プロジェクト] に設定されます。これは、追加情報をコピーする場合に、計画 PRP 倉庫オーダについて定義された [一般] レベルが使用されることを意味します。
同様に、計画倉庫オーダを計画購買オーダに変更すると、追加情報フィールドが計画購買オーダにコピーされます。
生成される計画購買オーダに追加情報をコピーする場合、[購買元取引先] レベルが使用されます。購買元取引先のデフォルト値は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションから取得されます。この取引先の追加情報フィールドが定義されていない場合は、[一般] レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。