調達の追加情報フィールド
追加情報フィールドのリンク先にすることができる調達の各テーブルの概要を次の表に示します。この表には、追加情報フィールドが表示される、対応するセッションも記載されています。
テーブル | セッション |
---|---|
tdpur200 | [購買要求 (tdpur2501m000)] |
tdpur201 |
[購買要求ライン (tdpur2502m000)] [購買要求ラインの変換準備 (tdpur2502m100)] |
tdpur203 | [購買要求履歴 (tdpur2504m000)] |
tdpur204 | [購買要求ライン履歴 (tdpur2514m000)] |
tdpur100 | [見積依頼 (tdpur1501m000)] |
tdpur101 | [購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] |
tdpur106 |
[見積依頼回答 (tdpur1506m000)] [見積依頼回答 (tdpur1506m100)] |
tdpur150 | [見積依頼履歴 (tdpur1550m000)] |
tdpur151 | [見積依頼ライン履歴 (tdpur1551m000)] |
tdpur156 | [見積依頼回答履歴 (tdpur1556m000)] |
tdpur400 |
[購買オーダ (tdpur4100m000)] [購買オーダ (tdpur4100m900)] |
tdpur401 |
[購買オーダライン (tdpur4101m000)] [購買オーダライン詳細 (tdpur4101m200)] [購買オーダライン (tdpur4601m000)] |
tdpur450 |
[購買スケジュール履歴 (tdpur3560m000)] [購買オーダ履歴 (tdpur4550m000)] |
tdpur451 |
[購買スケジュールライン履歴 (tdpur3561m000)] [購買オーダライン履歴 (tdpur4551m000)] |
tdpur310 |
[購買スケジュール (tdpur3110m000)] [購買スケジュール (tdpur3110m100)] |
tdpur311 |
[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] [購買スケジュールライン (tdpur3111m200)] |
tdpur321 |
[購買発行ライン (tdpur3121m000)] [購買発行ライン (tdpur3121m100)] |
tdpur322 |
[購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)] [購買発行ライン - スケジュール別詳細 (tdpur3522m100)] |
追加情報の転送
追加情報は 1 つのテーブルから別のテーブルに転送できます。
調達では、次の購買伝票と関連フローに関する追加情報がサポートされています。
- 購買要求
- 見積依頼 (RFQ)
- 購買オーダ
- 購買スケジュール
購買伝票に含まれる追加情報は、倉庫管理の出庫伝票と回収伝票に転送されます。
追加情報定義レベル
追加情報フィールドは、次の追加情報定義レベルで取得できます。
- [一般]
- [購買元取引先]
ある伝票から別の伝票に追加情報を転送する前に、ソースの伝票テーブルとターゲットの伝票テーブルの追加情報定義が比較されます。データが転送されるのは、フィールドフォーマットもフィールド名も同じである追加情報フィールドが [追加情報定義 (tcstl2100m000)] セッションの両方のテーブルに定義されている場合に限ります。[購買元取引先] 定義が該当する購買元取引先で利用可能な場合は、その定義が使用されます。利用できない場合は、[一般] 定義が使用されます。追加情報定義レベルを参照してください。
購買要求
追加情報は次のように転送されます。
ヘッダフロー
[購買要求 (tdpur2501m000)] → [見積依頼 (tdpur1501m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)]ラインフロー
[購買要求ライン (tdpur2502m000)] → [購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] → [見積依頼回答 (tdpur1506m000)] → [購買オーダライン (tdpur4101m000)] → [入庫オーダライン (whinh2110m000)]
要求からの見積依頼の生成は必須でありません。要求を購買オーダに直接変換することができます。
見積依頼 (RFQ)
追加情報は次のように転送されます。
ヘッダフロー
[購買要求 (tdpur2501m000)]/[計画 PRP 購買オーダの転送 (tppss6230m000)]/[契約 (tpctm1100m000)] → [見積依頼 (tdpur1501m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)]ラインフロー
[購買要求ライン (tdpur2502m000)]/[計画 PRP 購買オーダの転送 (tppss6230m000)]/[契約ライン (tpctm1110m000)] → [購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] → [見積依頼回答 (tdpur1506m000)] → [購買オーダライン (tdpur4101m000)] → [入庫オーダライン (whinh2110m000)]
- 追加情報を含む見積依頼は、購買要求、計画 PRP オーダ、またはプロジェクト契約ラインから生成できます。
- また、マニュアルで見積依頼と見積依頼ラインを作成し、追加情報を指定することもできます。
購買オーダ
追加情報は次のように転送されます。
ヘッダフロー
[購買要求 (tdpur2501m000)]/[見積依頼 (tdpur1501m000)]/[計画 PRP 購買オーダの転送 (tppss6230m000)]/[契約 (tpctm1100m000)] → [購買オーダ (tdpur4100m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)]ラインフロー
[購買要求ライン (tdpur2502m000)]/[購買見積依頼ライン (tdpur1502m000)] → [見積依頼回答 (tdpur1506m000)]/[契約ライン (tpctm1110m000)] → [購買オーダライン (tdpur4101m000)] → [入庫オーダライン (whinh2110m000)]
- 追加情報を含む購買オーダは、購買要求、見積依頼、計画 PRP オーダ、またはプロジェクト契約ラインから生成できます。
- また、マニュアルで購買オーダと購買オーダラインを作成し、追加情報を指定することもできます。
購買 (プッシュ) スケジュール
追加情報は次のように転送されます。
ヘッダフロー
[計画 PRP 購買オーダの転送 (tppss6230m000)] → [購買スケジュール (tdpur3110m000)] → [購買発行ライン (tdpur3121m000)] → [倉庫オーダ (whinh2100m000)] (ブランケット倉庫オーダ)ラインフロー
[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] → [購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000)]
注意
- 購買伝票がプロジェクトペギングされている場合、プロジェクト契約に含まれる追加情報は購買伝票ラインに転送されます。プロジェクトペギングされた購買伝票の追加情報を参照してください。
- 要求が見積依頼に変換された場合、見積依頼回答に関する追加情報は、見積依頼ラインではなく、要求ラインからコピーされます。この方法は、見積依頼ラインに適用される [一般] 定義レベルではなく、[購買元取引先] 定義レベルに基づいて追加情報フィールドを取得する場合に使用します。変換後に、新しい入札者または見積依頼ライン (回答) が追加された場合は、追加情報が見積依頼ラインからコピーされます。したがって、要求ラインからの追加情報のコピーは、要求の変換時にしか実行できません。
- 購買担当は、購買見積依頼回答の追加情報差異の出力 (tdpur1426m000)セッションを使用して、見積依頼回答の追加情報フィールドとそれに関連する見積依頼ラインの追加情報フィールドの差異を出力できます。追加情報フィールドの消失や重複がある場合、購買担当はその情報をマニュアルで修正できます。