個別請求書の税金

通常、請求通貨は、販売会社の現地通貨と一致します。ただし、場合によっては、請求通貨が販売会社の現地通貨と異なることがあります。多くの国では、税額を現地通貨で出力する必要があります。外貨で請求する場合、為替レートが存在するため、税額は請求金額に特定の税率を掛けた金額とは一致しません。

正味額と税額のために個別請求書を作成するには、[国別税金コード (tcmcs0136s000)] セッションで [税金シナリオ] を [個別請求書の税金] に設定します。

[個別請求書の税金] オプションが指定されたオーダラインでは、税請求書データを指定できます。[請求可能ライン (cisli8110m000)] セッションで、適切なメニューの [税請求書データ] コマンドを選択して、請求可能ラインサテライト (cisli8112m000) セッションを開始します。このセッションでは、税金通貨と為替レートを指定できます。この為替レートを使って、オーダ通貨による課税標準額を税金通貨による課税標準額に変換します。

請求可能ラインの請求処理を行うと、2 通の請求書 (正味請求書と税金のみの請求書) が作成されます。税請求書は [税請求書データ] で指定されたデータに基づいて作成されます。