税金プロバイダの使用
税金処理セッションを使用して、LN と税金プロバイダとのインタフェースを導入します。売上税と使用税の場合、[Vertex O Series] がサポートされています。
税金プロバイダは、[国セット (tccom1680m000)] セッションで指定した国セットに属する国の住所との取引に関して、税額を計算し、監査および納税申告のための税金登録を実行します。
請求で最終請求書を作成すると、税金プロバイダの税金登録は自動的に更新されます。税額は請求書ごとではなく請求書ラインごとに計算されます。また、税金プロバイダは [マニュアル販売請求書データ (cisli2120s000)] セッションでマニュアル作成された請求書の税額も計算します。
税金プロバイダインタフェースを有効にした場合、次の LN 機能は取引に適用されません。
- 免税処理
- マルチレベルでの税金処理
- 税率の選択と税金の計算
これらの機能は、税金プロバイダによって実行されます。[税金プロバイダパラメータ (tctax6100m000)] セッションで選択した国セットで指定した以外の国の住所との取引については、通常の方法で税額が計算されます。
税金プロバイダの使用を開始するには
アプリケーションをすでに使用している場合は、次の時期に税金プロバイダの使用を開始することができます。
- 会計期間のクローズ後の月末
- 現在の期間の処理が開始される前
ただし、税金レポートを容易にするために、四半期末に税金プロバイダの使用を開始することをお勧めします。
注:
四半期末に税金プロバイダの使用を開始できない場合、四半期レポートを提出するときに以下の税金登録を参照する必要があります。
- LN の税金登録
- 税金プロバイダの税金登録