請求バッチの処理

請求バッチを処理するには、[請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000)] セッションを開始します。個々の請求バッチを処理することも、定期請求バッチで複数の請求バッチを処理することもできます。次を参照してください: 請求書のジョブ処理

[請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000)] セッションで、実行する処理を示すチェックボックスをオンにします。すべての請求プロセスをバッチジョブなどで実行する場合は、3 つのチェックボックスをすべてオンにします。

次の処理を選択できます。

  • [構成]

    選択した請求データに基づいて請求書が生成されます。請求データラインは、関連する構成基準にしたがって請求書上にグループ化されます。次を参照してください: 請求対象のオーダデータの選択。請求データラインの状況は [出力準備完了] に設定され、請求バッチの状況は [構成済] に設定されます。構成済の請求書には一時的な連番が付けられます。

    請求書の住所は請求先取引先の詳細から取得されます。

  • 請求書をチェックするには、ドラフト請求書を出力するか、[請求書 (cisli2505m100)] セッションで構成済の請求書を表示してチェックします。請求データまたは出力済の請求書に訂正が必要な場合は、請求書の構成を元に戻すことができます。次を参照してください: 請求データの訂正
  • [出力]

    • [ドラフト]

      内容チェックのため、ドラフト請求書を出力します。ドラフトの請求書には一時的な請求書連番が付けられています。請求データラインの状況は [出力準備完了] のままで、請求バッチの状況は [構成済] のままです。
    • [オリジナル]

      取引先に送付可能な最終請求書を出力します。すべての請求プロセスを実行するには、このチェックボックスをオンにします。

      [請求先取引先 (tccom4112s000)] セッション [請求書の追加コピー数] フィールドで、オリジナル請求書に追加して出力する請求書部数を指定できます。

      請求データライン、請求バッチ、および請求書の状況が、[出力済] に設定されます。該当の取引タイプとシリーズに基づいた請求書伝票番号が生成されます。

      [出力順序] フィールドで、請求書の出力順序を選択できます。デフォルトでは、請求書は請求書送付方法順にソートされます。

      端数修正総計を使用する場合は、販売請求書金額合計 (税額およびリベート金額込み) の端数が修正されます。実際の合計請求額と修正済みの請求額の両方が、請求書に出力されます。

      支払スケジュールが請求書にリンクされている場合、支払スケジュールラインおよび支払方法が請求書に出力されます。

  • [転記]

    請求書が財務会計に転記されるときに、次の処理が実行されます。

    • 未決済取引を売掛金に作成します。
    • 統合マッピング体系に基づき未ファイナライズ統合取引を作成します。次を参照してください: 財務統合 - 概要
    • 財務会計に未ファイナライズ取引を作成します。
    • 作業管理に対して請求書の伝票番号や日付などの請求書情報を戻します。
    • 請求データライン、請求バッチ、および請求書の状況を [転記済] に設定します。

請求書の個別出力と転記

[請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000)] セッションですべての処理を実行しない場合は、次のセッションを開始して請求書を個別に出力および転記することができます。

  • [請求書の出力 (cisli2400m000)]
  • [請求書の転記 (cisli3200m000)]