収益契約 (cirrc1100m000)

セッションの目的: 収益認識方法について収益契約を作成およびメンテナンスします。

注: 

このセッションが有効になるのは、[収益認識パラメータ (cirrc0100m000)] セッションの [収益契約導入済] がオンになっている場合のみです。

財務会社

収益契約を定義する対象の財務会社

注: 

[会社タイプ]は、[両方]または[財務]でなければなりません。

記述

コードの記述または名称

収益契約

収益契約のコード

状況

収益契約の状況

注: 

デフォルトでは、このフィールドは[オープン]に設定されます。

指定可能な値

オープン
クローズ予定
クローズ
有効
取消済
適用なし
販売先取引先

収益契約にリンクされた販売先取引先

記述

コードの記述または名称

オーダ日付

収益契約が定義された日付と時刻

収益認識レベル

一括の場合の収益認識の基準となるレベル。

注: 

デフォルトでは、このフィールドは[収益ライン]に設定されます。

指定可能な値

収益ライン

あらゆる収益ライン (販売納入ラインなど) を個別に認識できることを示します。

収益伝票ライン

収益伝票ライン内のすべての収益ラインが同時に認識される必要があることを示します。たとえば、収益認識日基準が納期 + 10 日と定義されるとします。販売オーダラインには、1 月 5 日と 1 月 10 日にそれぞれ 1 つの納入が存在します。したがって、両方の納入について、計画認識日は 1 月 20 日になります。

適用なし
収益契約

同じ契約に属するすべての収益伝票ライン内のすべての収益ラインが同時に認識される必要があることを示します。たとえば、収益認識日基準が納期 + 10 日であるとします。2 つのラインがある販売オーダの契約が存在します。一方のラインには、1 月 5 日と 1 月 10 日にそれぞれ 1 つ (合計 2 つ) の納入があり、もう一方のラインには、1 月 15 日に 1 つの納入があります。さらに、この販売オーダにリンクされている販売返品オーダに 1 つのラインがあり、1 月 20 日に 1 つの入庫が存在します。なおその上に、2 月 15 日の納入によるサービス設置が存在します。この場合、すべての収益ラインについて、計画認識日は 2 月 25 日になります。

収益契約/伝票ビジネスオブジェクト

[収益契約] オプションと同じですが、ビジネスオブジェクト単位であることを示します。上記の例では、合計で 2 つのラインと 3 つの納入が存在する販売オーダの計画認識日は 1 月 25 日、販売返品オーダの計画認識日は 1 月 30 日、サービスオーダの計画認識日は 2 月 25 日になります。

収益契約/オリジナルビジネスオブジェクト

[収益契約/ビジネスオブジェクト] オプションと同じですが、ビジネスオブジェクト単位ではなくオリジナルビジネスオブジェクト単位であることを示します。上記の例では、販売オーダと販売返品オーダの計画認識日が 1 月 30 日に統一され、サービスオーダの計画認識日は 2 月 25 日になります。