請求書の直接処理
請求書の直接処理とは、販売請求書の作成、出力、および転記が自動的に実行されることを意味します。ただし、これらの処理が実行される前に、マニュアルでラインの状況を [確認] に設定しておく必要があります。
請求書の直接処理により、次のタイプの請求データについて、個々の販売請求書が生成されます。
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販売オーダ
販売オーダを販売から請求に発行するとすぐに、LN で請求書が作成されます。 -
借方票と貸方票
財務会計で直接処理が開始されます。詳細については、現預金割当手順を参照してください。 -
マニュアル販売請求書
直接処理の開始手順については、「マニュアル販売請求書を処理するには」 を参照してください。
前提条件: [請求パラメータ (cisli0100m000)] セッションで、次のデータを設定します。
- 請求データタイプのデフォルトの請求バッチテンプレートと請求オプション
- 請求書の出力先デバイス
- 直接請求を使用する販売オーダタイプの場合は、[販売オーダタイプ (tdsls0594m000)] セッションの [コレクトオーダ] チェックボックスをオンにします。
直接処理
前提条件
- マニュアルでラインの状況を [確認済] に変更します。
直接処理では、LN で次のアクションが実行されます。
- 請求書を構成する
- デフォルトの請求バッチテンプレートと請求オプションに基づいて、請求書を [請求パラメータ (cisli0100m000)] セッションで直接処理用に定義されたデバイスに出力する
- 請求額を財務会計に転記する
- 請求データの状況を [転記済] に変更する