用語集

請求バッチ

請求処理を行うオーダタイプとオーダを指定します。請求バッチを実行すると、請求データが選択され、その請求バッチで指定したオーダタイプとオーダに関する請求書が生成されます。

請求バッチテンプレート

請求バッチを実行するときに指定できるオーダタイプとオーダ数を定義します。たとえば、オーダのタイプは 「販売」、「輸送」、「プロジェクト」 または 「サービス」 に設定でき、各タイプのオーダの数は [なし]、[1 つ]、または [複数] に設定できます。

請求オプション

出力される請求書のテキストとレイアウトを設定したり、請求書の伝票番号の採番時に使用される取引タイプとシリーズのデフォルト値を上書き可能にするかどうかを設定することができます。

締切日

取引の処理期限の日付。あるプロセスに対して指定した締切日よりも遅い処理日が設定されている取引は、そのプロセスには含まれません。

請求書

所定の条件に基づいて支払を受ける必要のある、納入済の製品やサービスの価格をリスト形式で記載した伝票

請求通貨

請求額の表示に使用する通貨

レート換算基準

換算レートを決定するための日付を指定する方法

決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。

固定レート

たとえば特定のプロジェクトなどに対して、将来の換算レートの変動とは関係なく常に適用される合意換算レート

構成基準

特定の請求書に対して事前に定義した請求書ライン分類基準。同一の請求書に含まれる請求書ラインには、同じ構成基準の値を設定する必要があります。

異なる請求通貨や請求先住所が設定されている請求書ラインを、同一の請求書に結合することはできません。

将来の請求書

必要なデータがすべて収集され、請求モジュール内に保存されている請求書。ただし、このデータの状況はまだ確認済ではありません。

請求書番号

各請求書の識別番号。これは取引タイプコードと、特定オーダタイプの請求書に使用されるシリーズの先頭空番号との組合せです。

請求書状況

照合/承認処理において、この請求書が達した段階

請求書状況は処理の各段階を表しており、次のように変化します。

  1. [ドラフト] → [登録済]
  2. [登録済] → [照合済]
  3. [照合済] → [承認済]
  4. [承認済] → [照合済] (請求書の承認を取り消した場合)

請求タイプ

請求書の種類。個々の作業管理パッケージには固有の請求書タイプが定義されます。

利息請求書

利息を請求するための請求書

次の請求書に対して利息請求書を作成できます。

  • 支払期日を経過した未払請求書
  • 支払期日の経過後に全額または一部のみ支払われた請求書

マニュアル販売請求書

関連の販売オーダまたは商品の入庫がなく、請求内で直接作成される請求書

定期請求バッチ

定期処理用に設定された、1 つまたは複数の請求バッチのセット。定期請求バッチの処理を実行すると、請求バッチに従った請求データが選択されます。

請求方法

特定の請求書で組み合せることのできるオーダとオーダラインのタイプ、生成される請求書タイプ、プロジェクト請求書およびサービス請求書で総計される原価などを定義したパラメータのセット。請求先取引先に応じてさまざまな請求方法を定義できます。

計算方法

税額を算出する方法

次の 2 種類の計算方法があります。

  • [並列]

    個々の税率は、直前の連番の税率に加算されます。

    連番の税率 1: 10%

    連番の税率 2: 5%

    合計税率: (10 + 5)% = 15%

  • [累計]

    個々の税率は、直前の連番の合計税率に対する割合から算出されます。

    連番の税率 1: 10%

    連番の税率 2: 5%

    合計税率: 10% + 5% + (10% ÷ 100% × 5%) = 15.5%

照合済 SBI 関係コード

照合済 (顧客) 自己請求請求書ラインと請求可能ラインのセットを識別する番号

自己請求請求書ヘッダ

電子的に受け取る、受信自己請求請求書の共通データ部分

自己請求請求書ライン

電子的に受け取る、受信自己請求請求書の固有データ部分。このデータには、販売オーダ、出荷、納入数量、価格が含まれます。

リスク移転日

商品に対する損失または損害のリスクが、販売担当から購買担当へ渡される日付。両者間で特に合意がない場合は、リスク移転日は請求日付と同じになります。

リスク移転日は、IFRS (IAS 18.14) に従って収益認識を行う場合には必須です。

混合請求書

支払期日が異なるラインを含む請求書

結合請求書

請求タイプ

請求書ラインに記載される納入のタイプ

次の請求タイプがあります。

  • [原価]
  • [商品]
  • [サービス]

納期

商品またはサービスを納品する日付。

請求可能ライン (状況が [保留]) では、すべての発生元について納期を変更できます。

納期は次の項目に影響を及ぼします。

  • レート (レート換算基準が [納期] に設定されている場合)
  • 税金日付 (この日付が [請求パラメータ (cisli0100m000)] セッションで [納期] に設定されている場合)
  • 年度および期間 ([会計期間算出元] または [税金期間算出元] が [請求パラメータ (cisli0100m000)] セッションで [納期] に設定されている場合)

転嫁型税

この機能を使用すると、税額を売掛金に含めずに税の認識ができます。