製造部品表 (PBOM)
製造部品表 (PBOM) モデルを使用して、複数のレベルおよびサイトで製品の構築方法をモデル化します。
これは次の項目に適用されます。
- 製品の製造方法
 - 使用される資材
 - ロジスティック処理
 - 標準原価
 
製造部品表は、設計部品表とは構造、広さ、深さが異なります。
製造部品表の構造は、製品の製造方法に基づいており、全サイトで使用する標準資材を追加できます。
製造部品表が完成すると、特定のサイト向けのジョブショップ部品表が生成され、これには工順と並んで指定のサイトで使用可能な機械、外注先、完成したサブ組立品、または特定の資材も含まれます。
製造部品表は改訂管理されています。
このモデルを使用して、計画目的に総計関係を定義し、製造プロセスにおいてボトルネックを引き起こす可能性のある品目のクリティカル部品表を定義できます。
製造部品表 (timfc3600m000) セッションから、次のようにさまざまな製造タイプの生産モデルを作成できます。
- 製造およびジョブショップ部品表の生成 (tibom3200m400) セッションでジョブショップ部品表
 - 生産モデルの生成 (tirpt2230m000) セッションで繰返生産の生産モデル
 - 外注モデルの生成 (tisub1220m000) セッションで外注モデル
 
次のオンラインマニュアルトピックを取り上げます。
- 工程のモデリング
 - 作業費レート
 - 製造部品表 (PBOM) の段取と生成
 - ジョブショップ部品表
 - ジョブショップ工順
 - ジョブショップ部品表の代替資材
 
注: 
マルチサイト機能が有効な場合は、製品とサイトの組合せによって、完成品の製造にどの部品表 (BOM) を使用するかを指定します。