販売オーダ確約ライン (tdsls4117m000)
セッションの目的: 期日内の納入を確約できない販売オーダラインまたは販売オーダ構成要素ラインの表示およびメンテナンスを行います。
次のラインでは、期日内の納入を確約できません。
- 有効在庫のチェック待ちのライン。このラインでは、オーダ確約状況が [保留] に設定されています。
 - 当該ラインを期日内に納入するだけの在庫が不足しているライン。このラインでは、オーダ確約状況が [不合格] に設定されています。
 - 在庫チェックの処理中にエラーが発生したライン。このラインでは、オーダ確約状況が [例外] に設定されています。
 
適切なメニューで使用可能なオプションは、次のとおりです。
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在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000) セッションを開始します。このセッションでは、ラインに対して入手可能な在庫をチェックできます。[]
このメニュー上で在庫オプションを選択し、在庫不足を解決します。[]
このメニュー上で計画オプションを選択し、在庫不足を解決します。[]
このメニュー上で ATP オプションを選択し、在庫不足を解決します。[]
このメニュー上で生成オプションを選択し、在庫不足を解決します。[]
このメニュー上で調整オプションを選択し、在庫不足を解決します。[]
在庫が不足している場合でも、オーダ確約状況が [合格] に設定されます。[]
ライン状況が [例外] になっているラインを [不合格] に設定します。[例外] ラインとは反対に、[不合格] ラインは [在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000)] セッションでの在庫チェックに含めることができます。[]
[メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションを開始します。このセッションで、[例外] 状況のラインに対するエラーメッセージを表示できます。
在庫が SCM Order Promiser によりチェックされるラインは、このセッションには表示されません。
ラインの状況が [合格] になると、このセッションに表示することはできなくなります。
- 伝票タイプ
 - 
            
在庫不足ラインのタイプ。[販売オーダライン]または[販売オーダライン構成要素]のいずれかです。
 - オーダ
 - 
            
通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。
 - ライン
 - 
            
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
 - 連番
 - 
            
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
 - 構成要素連番
 - 
            
販売オーダライン構成要素の連番
 - オーダタイプ
 - 
            
オーダ手順の一部であるセッション、およびこの手順が実行される方法および順序を決定するオーダタイプ
 - 品目
 - 
            
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
 - サービス品目
 - 外注サービス
 - リスト品目 (メニュー/オプション)
 
 - 有効化コード
 - 
            
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
 - 数量
 - 
            
オーダラインの条件にしたがって納入しなければならない数量。数量は、品目の購買単位または販売単位で表されます。
 - 数量単位
 - 
            
[数量]の表示単位
 - オーダ日
 - 
            
オーダがマニュアルで指定された、または自動的に生成された日付
 - 計画納期
 - 
            
オーダ/スケジュールラインの品目を納入しなくてはならない計画日。計画納期は、オーダ日/スケジュール生成日より前であってはなりません。
 - 倉庫
 - 
            
商品の出荷元の倉庫
 - オーダ確約状況
 - 
            
販売見積ライン、販売オーダラインまたは販売構成要素ラインを顧客に対して約束できるかどうか、在庫チェックを実行する必要がまだあるのか、あるいはラインの不十分な在庫状況を解決する必要がまだあるのかを知らせる状況
指定可能な値
- 合格
 - 
                     
顧客にラインを予定どおりに納入できます。
ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。
- 十分な在庫があるか、在庫不足オプションが正常に実行された
 - 利用可能な在庫でラインをチェックする必要がない
 
 - 不合格
 - 
                     
顧客にラインを予定どおりに納入できません。
ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。
- 十分な在庫がないか、在庫不足オプションが正常に実行されなかった
 - 
                           [例外]状況のラインは、マニュアルで[不合格]に設定します。
次のセッションで実行できます。
- [販売見積確約ライン (tdsls1501m200)]
 - [販売オーダ確約ライン (tdsls4101m400)]
 - [販売オーダ確約ライン構成要素 (tdsls4563m200)]
 - [販売オーダ確約ライン (tdsls4117m000)]
 
 
 - 保留
 - 
                     
ラインは、次の状況が当てはまる場合にこの状況を取得します。
- 利用可能な在庫をまだチェックする必要がある
 - [合格]または[不合格]のラインがマニュアルで変更され、利用可能な在庫の新たなチェックが必要である
 
 - 例外
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在庫チェック処理で、状況が[合格]または[不合格]のどちらであるかを判断できません。可能な場合は、[メッセージログ (tcstl1500m000)] セッションでエラーメッセージがログに記録されます。
エラーはマニュアルで解決する必要があります。