販売納入 (tdsls4101m200)
セッションの目的: 倉庫管理または調達で処理されない販売オーダラインに関する納入を表示、入力、およびメンテナンスします。これには、原価品目を含む販売オーダラインなどがあります。
必ずこのセッションで納入をメンテナンスしてから、販売オーダラインを実際に納入/請求します。
- オーダ
 - 
            
通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は完成品部品番号としても使用でき、終了作業によってスケジュールされた管理番号と見なすこともできます。
 - 販売先取引先
 - 
            
企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
 - 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
 - 受渡条件
 - 関連する出荷先取引先および請求先取引先
 
 - 販売オーダ状況
 - 
            
販売オーダの状況
指定可能な値
- 中断
 - 
                     
別のアプリケーション/処理によってオーダが作成または処理されており、メンテナンスできません。
発生元が[マニュアル]以外の販売オーダは、この状況を取得する場合があります。
 - フリー
 - 
                     
次の場合、オーダはこの状況になります。
- オーダが作成済であるか、[中断]状況から確認済である
 - 承認済販売オーダのすべてのラインが削除されている
 
フリーオーダは承認する必要があります。
 - 承認済
 - 
                     
オーダは承認済です。
 - 修正済
 - 
                     
次の場合、オーダはこの状況になります。
- オーダの承認後、オーダラインが追加、変更、取消、または削除された
 - ブロック済販売オーダがブロック解除されている
 
修正済販売オーダは再度承認する必要があります。
 - 処理中
 - 
                     
オーダは、納入手順の様々な段階にある場合があります。
 - クローズ
 - 
                     
販売オーダタイプに関してオーダ手順のすべてのステップが実行されています。
 - 取消済
 - 
                     
オーダのすべてのラインは取り消され、もう利用できません。
 - ブロック
 - 
                     
オーダはブロック済で、(一時的に) 利用できません。
 - 発行済
 - 
                     
倉庫管理への発行活動を行う間の技術的/一時的状況
 
 - ライン
 - 
            
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
 - 連番
 - 
            
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
 - 販売納入連番
 - 
            
特定の販売オーダラインに関して複数の (一部) 入庫が登録されている場合、このフィールドには納入連番が表示されます。あるオーダラインの最終納入の場合は、[最終納入]チェックボックスをオンにする必要があります。
 - セット番号
 - 
            
販売オーダラインに関連するセット番号。
セット番号は、オーダラインのグループに対する活動を実行する上で役立ちます。
 - 品目
 - 
            
販売品目の識別に使用するコードと記述
 - 有効化コード
 - 
            
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
 - オーダ数量
 - 
            
販売先取引先によってオーダされた品目の数量 (販売単位で表示)
 - 販売単位
 - 
            
品目が販売される単位
 - 納入数量
 - 
            
販売単位または在庫単位で表され、販売先取引先に納入される商品の数量
デフォルト
販売オーダライン連番に対応して納入する必要のある数量
 - 納期
 - 
            
販売商品が納入される日付
デフォルト
このセッションで納入が指定されている日付
 - 売上原価額
 - 
            
オーダラインの売上原価。このフィールドのデフォルト値は、実際納入数量と実際納期における標準原価です。
 - 通貨
 - 
            
金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。
複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。
- 現地通貨
 - 2 つのレポート通貨
 
 - 確認済
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、この (一部) 販売納入はユーザによって確認されます。
販売納入が確認されると、次のような結果になります。
- 実際納入情報が販売オーダ実際納入ライン/販売オーダ請求ライン (tdsls4106m000) セッションに書き込まれます。
 - このセッションで納入を変更できなくなります。しかし、納入後の価格および値引の変更 (tdsls4122m000) セッションではその後も価格と値引を変更できます。
 - これが最終納入となり、販売オーダラインが更新されて、該当する場合はバックオーダが作成されます。
 
 - 最終納入
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、この販売納入が、販売オーダラインに関する最終納入になります。
注:あるオーダラインについて[最終納入]チェックボックスをオンした後は、そのオーダラインに関する納入を指定できなくなります。