取引先別住所 (tccom4133m000)

顧客または発注先などの、商取引を行う当事者。顧客や発注先となる部署を組織内で取引先として定義することもできます。

取引先の定義には次の情報が含まれます。

• 組織の名前と主要な住所
• 使用される言語と通貨
• 税務および法定 ID データ

取引先の担当窓口担当者を取引先とします。取引先の状況によって、処理が実行可能かどうかが決まります。処理のタイプ (販売オーダ、請求書、支払、出荷) は取引先の役割で定義します。

アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。

コードの記述または名称

国は、発注先と顧客の所在地がある国です。国ごとに国コード、国際電話、テレックスおよびファックスのコードを定義できます。

国は税務申告のために設定するデータの一部となります。さらに、生産国に従って品目をグループ化し、選択することができます。

それぞれの郵便配達地域を識別する番号

郵便番号は次のように使用します。

• 住所/地域別に顧客データをソートする
• 住所で課税管轄区域を決定する
• 納品先との距離を計算する

郵便番号は、住所データが出力されていない運送状に出力されます。郵便番号は、オーダ文書の住所ラインには表示されません。

州コードは 1099-MISC Income という電子申告で使用されます。州コードは支払先取引先と回収先取引先にリンクしている住所の一部になっています。

都市のコード。

コードの記述または名称

地区

番地

郵便局の私書箱番号

この住所のタイムゾーン

その国の電話の国際アクセス番号

住所の主要な電話番号

その国のファックスの国際アクセス番号

ファックス番号

国際テレックス用の国アクセス番号

テレックス番号

そのアドレスに到達する方法を示すインターネットアドレスへのハイパーリンク

住所の主要な E メールアドレス

ビルディングの ID

ビルディングのフロア

ビルディングの単位

住所情報またはその代わりとして使用する都市、州/地方、および郵便番号のようなコードで、課税管轄区域を識別します。

税金プロバイダは、入力された住所情報および選択された州と都市を基にした GEO コードを決定します。

住所が指定都市の実際の都市範囲に位置する場合は、このチェックボックスをオンにします。

チェックボックスは、適当な管轄区域を決定するために税金プロバイダが使用します。住所の所在地が、実際にはその都市の区域外の地域に位置していても、住所の都市名をそのまま使用している場合もあります。都市によっては都市固有の売上税があるため、このことは売上税を考慮する上で重要となりますが、これらの都市の管轄権は、実際の都市の範囲内での販売にのみ有効です。

このチェックボックスをオンにすることができるのは、[税金プロバイダパラメータ (tctax6100m000)] セッションで税金プロバイダの使用が指定されていて、選択されたプロバイダが Vertex の場合です。

管轄税務署が割り当てた会計番号。この住所を使用する取引先がヨーロッパ税金番号および地方税番号を持つ場合、これは地方税番号です。

一部の国 (たとえばドイツ) では、企業がヨーロッパ税金番号および地方税番号を持つことができます。どちらの税金番号も請求書に出力されます。ヨーロッパ税金番号は売上申告およびイントラスタット申告に出力する必要があります。

倉庫から出荷先取引先または出荷元取引先の倉庫への移動ラインとその逆の移動ライン。同一地域または都合のよい経路にあるグループ取引先への経路を使用します。

住所を経路で整理することにより、経路でソートしたピッキングリストと出荷ノートを出力することができます。

この住所に使用されるカレンダー

正しい住所データの取得および出力に使用される住所フォーマット

このフィールドを未入力のままにすると、LN では、その国に対して選択されたフォーマット、つまりデフォルトの住所フォーマットが使用されます。

最後に住所データを修正したユーザ

住所データが変更された日時。このフィールドは、[不使用住所の削除 (tccom4230m000)] セッションで選択基準として使用されます。

アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。

コードの記述または名称

住所がこの役割の取引先にリンクされている場合は、このチェックボックスをオンにします。