変換設定定義 (ecedi5515m000)
セッションの目的: 送信メッセージに関する変換設定定義をリストします。そのリストは [変換設定定義 (ecedi5115s000)] セッションでメンテナンスまたは表示できます。このセッションで表示されるデータは、[変換設定 (名称) (ecedi5110m000)] セッションで入力された変換設定情報に基づきます。
変換設定の出力 (ecedi5410m000) セッションを使用して、変換設定情報を出力するには、ツールバーの [出力] をクリックします。
ズームによってこのセッションを開始した場合は、レコードの検索と選択のみを行うことができます。
- 組織
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EDI 通信で使用する標準 (ANSI X12、UN/EDIFACT、VDA など) のセットを表すコード
 - 記述
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コードの記述または名称
 - 方向
 - 
            
EDI メッセージの方向
 - EDI メッセージ
 - 
            
アプリケーションによってサポートされる受信メッセージまたは発信メッセージ。これらのメッセージは有効 (会社内で実際に使用) または無効にできます。
 - 記述
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コードの記述または名称
 - フィールドタイプ
 - 
            
ASCII ファイル形式
Note:変換設定は、フィールドがフィールド区切り記号で区切られているファイル、または固定長のフィールドを持つファイルについて作成することができます。
 - 変換設定コード
 - 
            
変換設定を識別するコード
 - 記述
 - 
            
コードの記述または名称
 - 宛先
 - 
            
変換設定 (関係) (ecedi5112m000) セッションで定義された、送信メッセージのフィールドのソース
 - フィールド
 - 
            
フィールド名。例: tdsls400.ofbp。送信変換設定では定数が使えます。定数は二重引用符 (") で始める必要があります。二重引用符でくくったテキストはすべてメッセージに取り込まれます。
Note:テキスト文字列で二重引用符を使う場合は、二重引用符を重ねて入力します。たとえば、""ABC"" と入力すると "ABC" と出力されます。
 - 連番
 - 
            
フィールドの連番。同じフィールドを複数回含めることができます。変換設定にフィールドが一度しか表示されない場合、このフィールドを 0 か 1 に設定することができます。フィールドが変換設定定義に複数回表示される場合、変換設定定義でフィールドが発生するたびに、連番を増分 1 として増加させることができます。
 - 処理順序
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フィールドが処理される順序
 - レベル
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変換設定 (関係) (ecedi5112m000) セッションで定義されたレベル
 - 開始位置キー
 - 
            
ラインにおけるフィールドの位置
 - 長さ
 - 
            
フィールドの物理的な長さ
 - 次レコードを読取
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、受信メッセージに対してはこのレベルで新規レコードが読み取られ、送信メッセージに対してはフィールドに属するテーブルの新規レコードが読み取られます。このチェックボックスがオフの場合、新規レコードは読み取られず、現在のレコードが引き続き有効となります。
Note:このフィールドには、フィールドの内容を処理するために新規レコードを読み取る必要があるかどうかが示されます。ユーザは、このフィールドの値にもとづき、同じファイルから新規ラインを読み取る時期を決定することができます。
 - 反復レベル時の順序
 - 
            
フィールド処理後のカーソル移動位置を示す連番。このフィールドが使用されるのは、このレコードが反復レベルの最終フィールドに対するもの、または変換設定の最終フィールドに対するものである場合のみです。
例
ASCII ファイルのデータを含むテキストフィールドを、オーダヘッダに反復して入力したいとします。最後のテキストフィールドへの入力が完了すると、カーソルは [連番] フィールドを使って、連番が 3 のフィールドに戻ります。キーと 3 つのテキストフィールドが、レベル 2 の各ラインに入ります。
フィールド レベル 連番 反復レベル オーダ No. 1 1 参照 1 2 テキストフィールド 2 3 テキストフィールド 2 4 テキストフィールド 2 5 3  - キー不適合時の順序
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キーが有効でない場合、またはキーが変更された場合のカーソルの移動位置を示す連番。このフィールドは、新規レコードが 「Yes」 になっている場合のみ記入します。
例 1 - 反復処理
すべてのテキストフィールドの処理が終わると、顧客番号が読み取られます。レベル 2 は反復です。
フィールド レベル 順序 戻り 戻り 新規 反復 キーレコード オーダ No. 1 1 参照 1 2 テキストフィールド 2 3 6 yes テキストフィールド 2 4 テキストフィールド 2 5 3 顧客 1 6 例 2 - 連続処理
すべてのオーダラインの記入後に (レベル 2)、新規オーダを挿入することができます (レベル 1)。
フィールド レベル 順序 戻り 戻り 新規 反復 キーレコード オーダ No. 1 1 yes 参照 1 2 顧客 1 3 品目 2 4 1 yes 数量 2 5 納期 2 6 4  - レコード書込
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このチェックボックスがオンの場合、出力式の結果に応じて、受信メッセージ用のフィールドの処理後に、関連するテーブルにレコードを追加する必要があります。フィールドの宛先 (オーバーヘッド、ヘッダ、ライン) により、メッセージを保存するテーブルが決定されます。
例 1
フィールド 宛先 レコード書込 オーダ No. ヘッダ 参照 ヘッダ 顧客 ヘッダ yes 品目 ライン 数量 ライン 納期 ライン yes 同じ宛先に対する書込アクション後に処理されたフィールドは、関連テーブルには追加されません。同じレコード (たとえばオーダライン) について複数の書込アクションを開始することはできません。宛先は階層構造になっているため、LN は、上位の宛先がすべて書き込まれたかどうかを確認します。上位の宛先が書き込まれていない場合は、指定された宛先 (より下位の宛先) に書き込む前に、該当する宛先 (書込のないその上位の宛先) に書き込まれます。階層構造は次のとおりです。
- オーバーヘッド
 - ヘッダ
 - ライン
 
例 2
フィールド 宛先 レコード書込 オーダ No. ヘッダ 参照 ヘッダ 顧客 ヘッダ 品目 ライン 数量 ライン 納期 ライン yes まだヘッダが書き込まれていないので、ヘッダが最初に書き込まれ、その後にラインが続きます。オーバヘッドがない場合は、ヘッダの前にラインに書き込まれます。
 - 変換テーブル
 - 
            
フィールド変換に使用される変換テーブル