サイトの有効化 - 準備中、品目デフォルトデータの生成
サイトの有効化処理の第 2 段階の最初のステップでは、サイトを品目デフォルトデータに追加します。以下のステップは省略可能であり、複数会社構造に品目デフォルトデータが定義されていない場合には、これらのステップをスキップしてください。
- [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの [サイト] タブで [準備中] をクリックします。これにより、コンセプトの状況が [準備中] に変わります。
 - 
                                    
サイト別のデフォルト品目データの生成
この処理はマスタデータの生成 (tccom0231m000) セッションで実行されます。このセッションは、サイトの有効化の状況が [準備中] の場合のみ使用できます。
推奨手順:
次のチェックボックスをオンにします。
- [品目デフォルト] ([品目デフォルト] カラム内)
 - [シミュレーション]
 - [処理レポート]
 - [エラーレポート]
 
- [生成] をクリックします。
 - 実際にマスタデータを生成する前に、処理およびエラーレポートを確認し、エラーを修正します。エラーレポートは、エラーが発生した場合にのみ生成されます。シミュレーションの実行は、すべてのエラーを修正するまで繰り返すことができます。
 - [計画デフォルト] チェックボックスをオンにして、これらのステップを繰り返します。
 
サイトのデフォルトデータによって生成されたアイテムは、サイト別品目管理およびデフォルト (tcibd1552m000) セッションでメンテナンスします。サイト別の品目デフォルトデータの生成を参照してください。
 - 
                                    
販売、購買、またはサービスオフィスによって品目デフォルトデータを定義します。
購買オフィスおよびサービスオフィスの場合、これは、オフィス別のデフォルトデータが現地のデフォルトデータと異なる場合にのみ必要です。ただし、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションで [オフィス別品目サービス必須] チェックボックスがオンの場合は、サービスオフィスに対して、品目デフォルトデータを定義する必要があります。
これは、次の手順によりマニュアルで実行します。
- 品目デフォルト (tcibd0502m000) セッションで、品目タイプと品目グループの組合せを定義します。
 - この組合せに対してデフォルトデータを追加します。
 - 販売、購買、およびサービスオフィスをこの組合せに対して追加します。
 
これにより、次の処理が実行されます。
- デフォルトデータに基づいて、販売オフィス別の品目データが有効化処理中に生成されます。[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションで [オフィス別品目サービス必須] チェックボックスがオンの場合は、この処理がサービスオフィスについても実行されます。購買オフィスの場合、品目データが生成されないため、このデータをマニュアルで指定する必要があります。
 - [サイト] コンセプトが有効化されると、品目デフォルトに基づいて新しい品目を作成するときに、販売またはサービスオフィス別の品目データが生成されます。購買オフィスの場合、品目データが生成されないため、これをマニュアルで作成する必要があります。
 
 - サイトおよびサブエンティティによって品目デフォルトデータを定義します。 
これは、次の手順で実行します。
- [品目デフォルト (tcibd0502m000)] セッションで、サイトを指定します。
 - [サイト別品目管理およびデフォルト (tcibd1552m000)] セッションで、該当する [品目の作成 - 販売] チェックボックスをオンにして、サイトに関連するデフォルト品目データの生成対象のサブエンティティを指定します。
 
 
- 
                                    
 - 
            [マルチサイトのマスタデータの検証 (tccom0230m100)] セッションの [品目デフォルト] チェックボックスをオンにして、[検証] をクリックすることで、デフォルトデータを検証します。
            
このセッションの [検証情報] レポートに、実行した検証チェックがリストされます。
 
関連トピック
- サイトの有効化
 - マルチサイト有効化の概要
 - コンセプトの有効化の一般的な手順
 - Multisite overview