サイト別品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4109m000)

セッションの目的:  サイト別のデフォルトの倉庫管理品目データと設定を表示およびメンテナンスします。

このセッションで指定した値が、サイト別品目 - 倉庫管理 (whwmd4104m000) セッションのデフォルト値になります。

 

サイト

自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。

サイトには次の制約が適用されます。

  • サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
  • サイトは計画クラスタの一部です。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
  • サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。

サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。

企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。

サイト

サイトの状況

指定可能な値

エンティティ状況

品目タイプ
品目グループ

デフォルトが適用される品目グループのコード

出庫方法

品目の出庫方法

梱包定義

梱包定義のコード。これは、品目のデフォルト梱包定義です。

管理済保管場所

このチェックボックスがオンの場合、品目が保管場所管理されます。

ロット管理

このチェックボックスがオンの場合、この品目はロット品目です。

在庫内ロット

このチェックボックスがオンの場合、ロット/倉庫の組合せごとに在庫が記録され、ロット管理機能がすべて利用可能です。

ロット追跡

このチェックボックスがオンの場合、品目のロットが倉庫管理で追跡されます。

このチェックボックスをオンにできるのは、品目がロット管理されている場合だけです。品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションのロット管理チェックボックスがオンの場合、品目はロット管理されます。

関連トピック

期間数

ABC 分析を実行する期間の長さ

期間タイプ

期間タイプ

シリアル番号管理
在庫内シリアル

このチェックボックスがオンの場合、 少量シナリオが使用されます。つまり、シリアル番号が個別に在庫に保管されます。品目 - シリアルおよび倉庫 (whltc5100m000) セッションで、在庫内のシリアル番号を表示できます。

注意

商品フロー全体でシリアル番号付品目を詳細に追跡する必要があり、さらに各シリアル番号付品目を個別に処理する必要がある少量環境の場合は、このチェックボックスをオンにします。

商品フロー、個々の処理、および在庫としての保管を通してシリアル番号付品目を追跡する必要がない多量環境の場合は、このチェックボックスをオフにします。

在庫にシリアルが保管されている場合、製造でバックフラッシュを有効にすることはできません。詳細は、次の情報を参照してください: 資材のバックフラッシュ

製造組立品目の場合、このチェックボックスはデフォルトでオンです。

重要

このチェックボックスが使用できない場合は、品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションの直接処理倉庫オーダラインチェックボックスがオフになっていることを確認します。

このチェックボックスがオンの場合、シリアル番号付品目を在庫に記録されない状態に変換できます。このため、その品目の在庫が存在する場合は、在庫外に変換を選択します。これにより、このチェックボックスがオフになり、ロット管理に保管されている在庫レコードのシリアル番号が削除されます。

このチェックボックスがオンの場合、多量シナリオに使用される次の各フィールドは読取専用に設定され、各フィールドの値は適用なしになります。

  • 直送のシリアル番号入力
  • 入庫時シリアル番号入力
  • 転送時シリアル番号入力
  • 完成状態時のシリアル出庫登録
  • サービスとメンテナンス時のシリアル出庫登録
シリアル価格

このチェックボックスがオンの場合、デフォルトでシリアル価格がメンテナンスされます。このチェックボックスは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションの在庫内シリアルチェックボックスが該当品目についてオンの場合にオンにできます。このチェックボックスは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションのシリアル価格チェックボックスがオンの場合、デフォルトでオンになります。

シリアル番号付品目 (tcibd4501m000) セッションに品目が存在しない場合、このチェックボックスをオンまたはオフに設定できます。シリアル番号付品目 (tcibd4501m000) セッションに品目が存在する場合は、品目の在庫評価方法が変更されるときだけこのフィールドの値を変更できます。

シリアル追跡

このチェックボックスがオンの場合、 倉庫管理で品目のシリアル番号が追跡されます。これにより、シリアル番号付品目に関する次の情報を表示できるようになります。

  • シリアル番号が登録されている入庫または出庫オーダ。この情報は、シリアル追跡 - 概要 (whltc5515m000) セッションで表示されます。
  • シリアル番号が登録されている出庫オーダ。この情報は、品目 - シリアル - 出庫 (whltc5510m000) セッションで表示されます。
  • シリアル番号が登録されている入庫オーダ。この情報は、品目 - シリアル - 入庫 (whltc5511m000) セッションで表示されます。
  • オーダ - シリアル (whltc5512m000) セッションの入庫品目のシリアル番号、発生元オーダ、およびその他の品目別データ

このチェックボックスをオンにできるのは、品目がシリアル番号付品目の場合だけです。品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションで品目のシリアル番号チェックボックスがオンの場合、品目はシリアル番号管理されます。

デフォルト在庫ロットサイズ

倉庫で許可される在庫のデフォルトのロットサイズ

注意
  • 次の場合にのみ、このフィールドが有効になります。
    • 倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションの使用中のロット管理チェックボックスがオン
    • 在庫内ロットチェックボックスがオン
  • この値は、その品目棚卸単位で表されます。
引当レベル

現在の倉庫に保管されている現在の品目の在庫引当レベル。デフォルト値は在庫約定 (whinp2100m000) セッションの引当レベルフィールドから取得されます。

構成可能購買品目では、引当レベル物的品目として扱われます。構成可能購買品目を入庫するときに、扱い単位が生成され、オプションリスト ID および引当を含む仕様が、扱い単位に保存されることを意味しています。

サイト別品目オーダデータの使用

サイト別品目 - オーダ処理 (tcibd2150m000) セッションから得た品目値をデフォルト値として使用して、倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションで品目を作成するかどうかを決定する設定。

デフォルト供給システム

現在のサイトの、選択された品目のデフォルト供給システム

指定可能な値

供給システム

製品組立キット部品

このチェックボックスがオンの場合、 組立キット部品リスト (whwmd4151m000) セッションで、品目を組立部品として使用できます。

注意

倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションの製品に基づく組立キットチェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドが表示されます。

品目評価グループ

在庫評価目的で品目をグループ化するために使用するエンティティ。品目評価グループを定義するには、品目評価グループに加える品目に品目評価グループコードをリンクする必要があります。たとえば、品目評価グループと倉庫評価グループは、それぞれのグループ内の品目と倉庫を評価する在庫評価方法にリンクします。

危険物

このチェックボックスがオンの場合、その品目は危険です。これは、保管および輸送にとって重要な情報です。

リスク分類

危険物に適用されるリスクの分類。このフィールドは、危険物チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。

このフィールドは、データを選択して倉庫オーダモジュールで、国内貨物委託状、CMR、貨物の伝票、および在庫データを出力するために使用されます。

所有権登録レベル

所有権登録レベル

次の制約がこのリストの値に適用されます。

  • 現在の品目が保管場所管理されている場合、リスト値の保管場所を使用できます。
  • 扱い単位が倉庫管理パッケージで使用されている場合、つまり倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションで扱い単位の使用チェックボックスをオンにした場合、リスト値の物的品目を使用できます。
  • 現在の品目が保管場所管理されていて、かつ倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションの扱い単位の使用チェックボックスがオンの場合、リスト値の物的品目および保管場所を使用できます。
所有権出庫優先順位

所有権出庫優先順位

リスト値の非所有在庫優先は、カスタマイズされていない受注生産 (STO) 品目である製造品目購買品目一般品目に適用可能です。カスタマイズされた標準受注生産 (STO) 品目の場合は、値フリーを選択します。ただし、登録レベルフィールドの値が倉庫である場合、この値は使用できません。

倉庫への返品の所有権

このフィールドにより、製品の返品オーダの所有権を処理する方法が決まります。製造オーダでは、取引先は不明です。このため、製造は契約を読み取ることができません。その代わり、製造は現在のフィールドからデフォルト値を取得します。

指定可能な値

所有権

循環棚卸から除外

現在のサイトの循環棚卸で、選択した品目が無視されます。

ゼロ在庫の場合

ストックポイントの登録済在庫がゼロになった場合に循環棚卸データを処理する必要がある、基準となる値を指定します。

次の循環棚卸値が利用可能です。

  • 強制循環棚卸

    既存の循環棚卸データをメンテナンスします。

    システム在庫がゼロになった場合、このオプションを使用してストックポイントの循環棚卸を強制実行します。強制循環棚卸の値を選択すると、循環棚卸データ (whinh5140m000) セッションの強制循環棚卸チェックボックスが自動的にオンに設定されます。

  • 標準循環棚卸

    既存の循環棚卸データをメンテナンスします。

    このオプションを使用して、週次棚卸間隔グループボックスに指定されている循環棚卸間隔に基づき、循環棚卸を実行します。

  • 循環棚卸なし

    有効な循環棚卸オーダがストックポイントにない場合、既存の循環棚卸データは削除されます。

    このオプションを使用して、ストックポイントのゼロの循環棚卸データを削除します。循環棚卸データは、ストックポイント在庫 (whinr1540m000) セッションのレコードが削除されるときに、削除されます。

注意
  • フィールドのデフォルト値は品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4501m000) セッションから取得されます。

  • 循環棚卸から除外チェックボックスがオンで、デフォルト値が循環棚卸なしに設定されている場合に、フィールドは無効化されます。

在庫差異の自動処理

このチェックボックスがオンの場合、現在のサイトの選択した品目の在庫差異が自動的に処理されます。

フロア在庫

このチェックボックスがオンの場合、その品目はフロア在庫品目です。

フロア在庫品目は、オーダ内容に含まれません。したがって、ジョブショップ管理でも組立管理でも、これらの品目に対するバックフラッシュなどの処理は行われません。

ただし、フロア在庫品目がオーダ内容の一部である場合もありますが、この場合にもフロア在庫品目に対して処理は実行されません。

これは、作業指示書を出力するとき、および次の条件に当てはまる場合に発生します。

  • その品目が作業指示書の一部である場合
  • 部品表 (tibom1110m000) セッションで、対象の品目に対してオーダ文書に出力チェックボックスがオンになっていることを確認します。

次の場合、品目をフロア在庫として保管できます。

  • 品目に対応する保管費用が少ない場合
  • 品目がジョブショップに存在する場合
  • 出庫をマニュアル入力できない場合

このチェックボックスがオフの場合、原価計算は実際の使用に基づいて行われます。

保管費用

保管費用は、ある品目の棚卸単位 1 つを 1 年間保管する費用です。保管費用には、金利、保管スペース、リスクなどが含まれます。

指定可能な値

最小: 0

最大: 9999999.9999

注意

保管費用は、経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000) セッションで使用されます。

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
保管検査の頻度

この品目に対する保管検査の頻度を日数で表します。

指定可能な値

最小: 0

最大: 999

デフォルト

0

定期循環棚卸を生成できます。生成する場合、このフィールドの値がゼロではない品目だけが対象になります。

長さ 

品目の長さ

品目の長さを表す単位

品目の幅

高さ

品目の高さ

フロアスペース

品目のフロアスペース

品目のフロアスペースを表す単位

容積

品目の容積

品目の容積を表す単位

重量

品目の重量

品目の重量を表す単位

年間出庫予測

年間出庫予定は、1 年間に使用 (出庫) されると予測される品目の数量を棚卸単位で表したものです。

指定可能な値

最小: 0

最大: 999999999.9999

デフォルト

0

3 期までの使用履歴で品目の ABC 分析を実行するために、ABC 分析の実行 (whina6210m000) セッションで年間出庫予定が使用されます。

年間出庫予定は、経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000) セッションでも使用されます。

年間出庫予定は、需要予測の計算 (whina2202m000) セッションで更新されます。

年間出庫予定を表すために使用する棚卸単位

予測方法

予測方法によって、次の期間における該当品目の予測需要の予測方法が決定されます。

  • 移動平均
  • 指数平滑法
  • 前年計算 (需要の見積として前年の計算を使用)
  • 最終期間需要 (逐次期間の予測として、直前の期間の需要を使用)

これらの方法は、あらかじめ予測方法 (whina2100m000) セッションで定義しておく必要があります。予測方法は、需要予測の計算 (whina2202m000) セッションでのみ使用されます。予測方法は、次の項目の計算に使用されます。

活動基準原価計算コード

活動基準原価計算コードは、年間販売量に対する各品目の貢献度を示します。A 品目は貢献度が高い品目、C 品目は貢献度が低い品目です。

ABC コードの上書き

このチェックボックスがオンの場合、 活動基準原価計算コードフィールドに活動基準原価計算コードがマニュアルで入力されています。ABC 分析の実行 (whina6210m000) セッションで適切なオプションが選択されていない場合には、計算および上書きは行われません。

このチェックボックスがオフの場合、 活動基準原価計算コードフィールドにマニュアルで入力されていません。つまり、システム内で生成されたか、未計算です。活動基準原価計算コードは、ABC 分析の実行 (whina6210m000) セッションによって計算されます。

保存期間

品目の保存期間を表す時間単位

保存期間 [期間]

保存期間は、該当の品目を在庫に保持できる時間の長さを示します。

指定可能な値

最小: 0

最大: 999

不合格処理

倉庫検査時に不合格となった品目の処分に使用された方法。このフィールドは、未処理の検査ラインが存在する場合でも調整できます。

指定可能な値

不合格処理

処分期限リードタイム

企業計画、時系列オーダポイント、またはSICを使用した計画で隔離検査在庫が利用可能になるデフォルトの日付と時刻。処分リードタイムは、在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの計画に利用可能フィールドで期日別が選択されている場合に適用されます。

関連トピック

時間単位

処分リードタイムに使用する時間単位

関連トピック

在庫不足での出庫勧告の作成

このチェックボックスがオンの場合、在庫が不足しているときでも出庫勧告を生成することができます。マイナス在庫に出庫勧告を生成するには、出庫勧告の生成 (whinh4201m000) セッションの在庫不足での出庫勧告の作成チェックボックスもオンにします。

倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションでこのチェックボックスをオフにした場合、在庫不足での出庫勧告の作成チェックボックスがオンのこの品目用に倉庫が存在すると、すべての倉庫の品目でこのチェックボックスがオフになる、という警告が表示されます。

このチェックボックスをオンにした場合、倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションの在庫不足での出庫勧告の作成チェックボックスがオフのすべての倉庫でこの変更を確認または取り消すようにメッセージが表示されます。

注意

マイナス在庫を許可フィールドの値に応じて次のようになります。

  • No の場合、このチェックボックスは使用できません。
  • オーダ済の場合、マイナス在庫の出庫勧告は、入庫済であると予測されるオーダ済数量を超えることはできません。
マイナス在庫を許可

このフィールドのデフォルト値は、品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4501m000) セッションのマイナス在庫を許可フィールドから取得され、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションのマイナス在庫を許可フィールドのデフォルト値になります。

このフィールドのデフォルト値は品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4501m000) セッションのマイナス在庫を許可フィールドから取得されます。

このフィールドの値を No に変更した場合に、倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションで値が Yes またはオーダ済の場合の品目に倉庫が存在すると、該当する品目ではYesまたはオーダ済の場合の値がすべての倉庫で無効になる、という警告が表示されます。

このフィールドの値を Yes またはオーダ済の場合に変更すると、倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションに、この品目の値が No のすべての倉庫でこの変更を確認または取り消すようにメッセージが表示されます。

注意

次の場合、マイナス在庫は認められません。

ロット価格

このチェックボックスがオンの場合、 在庫評価方法ロット価格 (ロット) を使用できます。

このチェックボックスをオンにできるのは、次の条件に当てはまる場合です。

  • 該当の品目がロット管理されている
  • 在庫内ロットチェックボックスがオンになっている

該当品目の在庫が到着したり、出庫が行われたりした場合、このチェックボックスの設定を変更することはできなくなります。このような場合は、在庫評価方法を評価方法変更 (whina1232m000) セッションで変更できます。

関連トピック

直送のロット入力

このフィールドの値が Yes で事前出荷通知上のオーダラインが直送購買ラインの場合、事前出荷通知ラインストックポイント詳細 (whinh3105m000) セッションでロットコードを登録する必要があります。

注意

ロット/シリアル登録テンプレートフィールドにテンプレートを入力すると、そのフィールドの設定をこのフィールドより優先させることができます。

入庫時ロット入力

このフィールドの値が Yes である場合、これらの品目を入庫すると、ロット管理品目のロットコードを登録する必要があります。ただし、転送時ロット入力チェックボックスもオンになっていない限り、転送オーダによる品目の入庫は含まれません。

このフィールドの値が Yes で、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションのロットの自動生成チェックボックスが入庫品目に関係するオーダラインのオーダタイプに対してオンになっている場合、ロットコードが入庫品目に対して自動的に生成されます。

在庫内ロットチェックボックスがオンになっている場合、このフィールドの値は適用なしで、変更できません。

このフィールドの値が No の場合、入庫中に入庫済品目のロットコードを登録するためのオプションは使用できなくなります。

注意

ロット/シリアル登録テンプレートフィールドにテンプレートを入力すると、そのフィールドの設定をこのフィールドより優先させることができます。

転送時ロット入力

このフィールドは、倉庫転送中にロット物流テーブルに入力する必要があるかどうかを決定します。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • 適用なし
    在庫内ロットチェックボックスはオンになり、このフィールドは読取専用になります。
  • Yes
    転送オーダのロットコードの登録は必須です。ただし、この値の影響は入庫時ロット入力フィールドの値によって異なり、次のとおりとなります。 
    • 入庫時ロット入力フィールドの値が Yes の場合、転送オーダの入庫ラインおよび出庫ラインの両方でロット登録が必須になります。
    • 入庫時ロット入力フィールドの値が No の場合、転送オーダの入庫ラインではロット登録はできません。
  • No
    転送オーダの出庫または入庫ラインに対してロット登録はできません。
注意
  • 現在のフィールドの No の値は、ロット追跡に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • ロット/シリアル登録テンプレートフィールドにテンプレートを入力すると、そのフィールドの設定をこのフィールドより優先させることができます。
完成状態時のロット出庫登録

このフィールドは、製品オーダの構成要素品目の出庫についてロット物流テーブルに入力する必要があるかどうかを決定します。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • 適用なし
    在庫内ロットチェックボックスはオンになり、このフィールドは読取専用になります。
  • Yes
    シリアル番号管理品目 (オーダ発生元は JSC 生産) の製造について構成要素が出荷される場合、ロットコードを再登録する必要があります。ロットコードは、シリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000) セッションで入力できます。ロット追跡が必要な場合、このエントリは結果的にロット追跡のエントリにもなります。構成要素がシリアル番号管理品目の製造用でない場合、出庫または出荷中にロットを登録する必要があります。
  • No
    完成状態処理中にロットを登録することはできません。この場合は、ロットを登録してから、ロット/シリアルの出庫勧告 (whinh4126m000) セッションまたは出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションで出荷を確認する必要があります。
サービスとメンテナンス時のロット出庫登録

このフィールドによって、倉庫管理またはサービスで品目出庫用のロット物流テーブルに入力する必要があるかどうかが決まります。

また、このフィールドの値によって、発生元が次のいずれかであるオーダによって倉庫からの出庫が開始された、ロット品目のロット番号を登録する必要があるポイントが決まります。

  • メンテナンス作業
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • サービス
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売
  • メンテナンス販売 (マニュアル)

このフィールドには、次の値を使用できます。

  • 在庫内ロットチェックボックスがオフで、現在のフィールドの値が No の場合、出庫済ロット番号の登録は倉庫管理によって実行されます。ロット情報がサービスに渡されるのは、倉庫オーダが出荷されるときです。
  • 在庫内ロット チェックボックスがオフで、現在のフィールドの値が Yes の場合、メンテナンスに使用される品目のロット番号の登録はサービスによって実行されます。
  • 在庫内ロット チェックボックスがオンの場合 (この場合、少量シナリオが使用される)、現在のフィールドの値は適用なしになります。
直送のシリアル番号入力

このフィールドが利用可能になるのは、多量シナリオが使用される場合です。多量シナリオが使用されるのは、在庫内シリアルチェックボックスがオフの場合です。

在庫内シリアルチェックボックスがオンの場合は、少量シナリオが使用されます。この結果、現在のフィールドは読取専用になり、現在のフィールドの値は適用なしになります。

このフィールドの値が Yes で事前出荷通知上のオーダラインが直送購買ラインの場合、事前出荷通知ラインストックポイント詳細 (whinh3105m000) セッションでシリアル番号を登録する必要があります。

入庫時シリアル番号入力

このフィールドが利用可能になるのは、多量シナリオが使用される場合です。多量シナリオが使用されるのは、在庫内シリアルチェックボックスがオフの場合です。

在庫内シリアルチェックボックスがオンの場合は、少量シナリオが使用されます。この結果、現在のフィールドは読取専用になり、現在のフィールドの値は適用なしになります。

このフィールドの値が Yes の場合、入庫ラインストックポイント詳細 (whinh3123m000) セッションで入庫済のシリアル番号付品目のシリアル番号を登録する必要があります。このフィールドの値が Yes で、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションのシリアルの自動生成チェックボックスが入庫品目に関係するオーダラインのオーダタイプに対してオンになっている場合、シリアル番号が入庫品目に対して自動的に生成されます。

このフィールドの値が No の場合、入庫済のシリアル番号付品目のシリアル番号を登録するためのオプションは使用できなくなります。

入庫済品目のシリアル番号を登録しておくと、検査などの際にどのシリアルで何が発生したかを追跡するうえで役立つことがあります。検査が必要なシリアル番号付品目の場合、シリアル番号が入庫ラインストックポイント詳細 (whinh3123m000) セッションから 「検査ライン (whinh2131m000)」 セッションにコピーされます。

このチェックボックスの設定は変更できますが、現在の品目の在庫が存在する場合は、変更の影響についての警告が表示されます。

転送時シリアル番号入力

このフィールドが利用可能になるのは、多量シナリオが使用される場合です。多量シナリオが使用されるのは、在庫内シリアルチェックボックスがオフの場合です。このフィールドには、次の値を指定できます。

  • 適用なし
    在庫内シリアルチェックボックスがオンで、このフィールドが読取専用であるか、品目がシリアル番号付ではありません。
  • Yes

    転送オーダのシリアル番号の登録は必須です。ただし、この値の影響は入庫時シリアル番号入力フィールドの値によって異なり、次のとおりとなります。

    • 入庫時シリアル番号入力フィールドの値が Yes の場合、転送オーダの入庫ラインおよび出庫ラインの両方に対してシリアル番号の登録が必須になります。
    • 入庫時シリアル番号入力フィールドの値が No の場合、転送オーダの入庫ラインに対してシリアル番号を登録できません。
  • No
    転送オーダの出庫または入庫ラインに対してシリアル番号を登録できません。
完成状態時のシリアル出庫登録

このフィールドが利用可能になるのは、多量シナリオが使用される場合です。多量シナリオが使用されるのは、在庫内シリアルチェックボックスがオフの場合です。このフィールドの値によって、製造の製造オーダにリストされている完成品を製造するために、倉庫からジョブショップに出庫される構成要素品目のシリアル番号を登録する必要があるポイントが決定されます。

構成要素品目を出庫するには、次の方法が使用できます。

  • 出庫手順を実行せずに、該当の構成要素品目を製造オーダに引き当てます。したがって、構成要素を出庫するための出庫オーダラインは作成されません。
  • 自動倉庫処理
    製造オーダの発行後に、発生元が出庫および JSC 生産の処理済倉庫オーダが自動的に作成されます。
  • マニュアル倉庫処理
    前の方法と同様に処理されますが、倉庫オーダがマニュアルで処理される点が異なります。

このフィールドの値は、3 番目の方法 (マニュアル倉庫処理) と関係しています。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • 適用なし
    在庫内シリアルチェックボックスがオンで、このフィールドが読取専用であるか、品目がシリアル番号付ではありません。
  • Yes
    製造オーダが発行されたら、製造のシリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000) セッションで出庫予定の構成要素品目のシリアル番号を登録します。
  • No
    構成要素品目を出庫するための出庫オーダを処理するときに、該当の出庫オーダラインに対応する出庫勧告のシリアル番号を登録する必要があります。この値を選択した場合、資材のバックフラッシュチェックボックスおよび直接処理倉庫オーダラインチェックボックスを品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションでオンにすることはできません。これらのチェックボックスの設定によって、製造オーダ用の構成要素を出庫するために使用される方法が決定されます。しかし、製造の資材のバックフラッシュ直接処理倉庫オーダラインチェックボックスがオンの場合は、この値を選択できません。
サービスとメンテナンス時のシリアル出庫登録

このフィールドが利用可能になるのは、多量シナリオが使用される場合です。多量シナリオが使用されるのは、在庫内シリアルチェックボックスがオフの場合です。

このフィールドの値によって、発生元が次のいずれかであるオーダによって倉庫からの出庫が開始された、シリアル番号付品目のシリアル番号を登録する必要があるポイントが決定されます。

  • メンテナンス作業
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • サービス
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売
  • メンテナンス販売 (マニュアル)

このフィールドには、次の値を使用できます。

  • 在庫内シリアルチェックボックスがオフで、現在のフィールドの値が No の場合、出庫済シリアル番号の登録は倉庫管理によって実行されます。
  • 在庫内シリアルチェックボックスがオフで、現在のフィールドの値が Yes の場合、メンテナンスに使用される品目のシリアル番号の登録はサービスによって実行されます。
  • 在庫内シリアルチェックボックスがオンの場合 (この場合、少量シナリオが使用される)、現在のフィールドの値は適用なしになります。
ロット/シリアル登録テンプレート

ロット/シリアル登録テンプレート。テンプレートを選択するには、ロット/シリアル登録テンプレート (whwmd4102m000) セッションにズームしてください。

出荷伝票のストックポイント詳細の出力

このチェックボックスがオンの場合、出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000) セッションに存在するロットコードとシリアル番号が出荷伝票に出力されます。このオプションは、出荷伝票が自動的に出力される場合は特に必要になります。

注意

このフィールドのデフォルト値は品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4501m000) セッションの出荷伝票のストックポイント詳細の出力フィールドから取得されます。

扱い単位の使用

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に対して現在のサイト扱い単位が使用されます。

このチェックボックスは、サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000) セッションの扱い単位の使用チェックボックスがオンの場合にのみ利用可能です。

扱い単位バージョン管理

このチェックボックスがオンの場合、現在の品目に使用される扱い単位がバージョン管理されています。分割が有効化されている扱い単位は、バージョン管理されているものとして定義できます。扱い単位がバージョン管理されている場合、分割後の扱い単位を使用できます。分割された各扱い単位に対して、新しいバージョンコードが生成されます。

扱い単位は、別の保管場所に対する入庫勧告などの結果として、2 つ以上の扱い単位に分割できます。バージョン管理されている扱い単位が修正されると、在庫への追加や在庫からの出庫などの活動の後に有効になります。

ログバージョン履歴

このチェックボックスがオンの場合、該当品目のバージョン管理されている扱い単位のバージョンに対応して履歴レコードがメンテナンスされます。扱い単位のバージョン履歴は、扱い単位バージョン履歴 (whwmd5531m000) セッションで表示されます。

扱い単位状況の追跡

このチェックボックスがオンの場合、扱い単位の状況が変更になるたびに、履歴レコードが生成されます。扱い単位の履歴は、扱い単位バージョン履歴 (whwmd5531m000) セッションで表示されます。

動的クロスドッキング

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に対して現在のサイトクロスドッキングが適用されます。

このチェックボックスは、サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000) セッションの動的クロスドッキングチェックボックスがオンの場合にのみ利用可能です。

最小クロスドック数量

この値よりも少ない数量についてクロスドックオーダは生成されません。

注意
  • このフィールドに定義されている値は、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションの対応するフィールドのデフォルト値になります。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理とクロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインの生成 (whinh6200m000) セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
最大クロスドック数量

この値よりも多い数量についてクロスドックオーダは生成されません。

注意
  • このフィールドに定義されている値は、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションの対応するフィールドのデフォルト値になります。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理とクロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインの生成 (whinh6200m000) セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
最大数のクロスドックオーダの作成

このフィールドは、出庫オーダラインのオーダ済数量が最大クロスドック数量フィールドで定義されている数量よりも多い場合に、最大クロスドック数量についてクロスドックオーダを生成するかどうかを指定します。

最大クロスドック数量倉庫に発行される出庫オーダこのチェックボックスの状態によるクロスドックオーダ
...オン...オフ
100 pcs120 pcs100 pcs-
100 pcs80 pcs80 pcs80 pcs

 

注意
  • このフィールドに定義されている値は、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションの対応するフィールドのデフォルト値になります。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理とクロスドックオーダおよびクロスドックオーダラインの生成 (whinh6200m000) セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
供給済 DMS

このチェックボックスがオンの場合、選択された品目は、現在のサイト直接資材供給によって供給できます。

このチェックボックスは、サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000) セッションの供給済 DMSチェックボックスがオンの場合にのみ利用可能です。

入庫の DMS

入庫の確認後に、この品目に対して DMS を実行するかどうかを示します。

JSC 入庫の DMS

JSC オーダの入庫の確認後に、この品目に対して DMS を実行するかどうかを示します。

在庫の DMS

この品目の在庫に DMS を適用するかどうかを示します。

履行計画を使用

このフィールドにより、倉庫別品目データ (whwmd2510m000) 詳細セッションの履行計画を使用チェックボックスのデフォルト値が決まります。

関連トピック

品目テキスト

このチェックボックスがオンの場合、その品目に関するテキストが用意されています。

梱包指示書

このチェックボックスがオンの場合、品目の梱包指示書が用意されています。