倉庫 - ドック位置 (whwmd2120m000)

セッションの目的:  ドックの検索構造を設定および管理します。ドックは取引先または品目に割り当てることができ、ドックのタイプには入庫発送確定があります。

ドックのタイプは次のとおりです。

  • 入庫: ドックを出荷元取引先に割り当てることができます。
  • 発送確定: ドックを出荷先取引先に割り当てることができます。

ドック位置を使用するのは、ある品目が特別な輸送形態を必要とするために、これらの品目を特定のドックに入庫する必要がある場合などです。

保管場所は、倉庫 - 保管場所 (whwmd3500m000) セッションで作成されます。ドックとして使用される保管場所には、ドック位置を示す保管場所タイプのいずれか 1 つが割り当てられます。このようなタイプを持つドック位置を、検索構造に入力できます。詳細は、次の情報を参照してください: ドック位置 - 検索基準

保管場所フィールドに指定されているとおり、保管場所を使用する倉庫のみで、ドック位置を使用できます。これらの倉庫には、タイプが入庫のドック位置と、タイプが発送確定のドック位置がそれぞれ少なくとも 1 つずつ必要です。ただし、これらのドック位置が複数存在してもかまいません。

パフォーマンスについての注意

一定数の発送確定保管場所およびドック位置がシステムのパフォーマンスに影響することがあります。詳細は、次の情報を参照してください: 発送確定保管場所数

 

倉庫

倉庫コード

ドックタイプ

ドックのタイプ

ドック位置

ドッキング 詳細は、次の情報を参照してください: ドック位置 - 検索基準

保管ゾーン

保管ゾーン

品目

品目コード

記述

品目の記述

梱包定義

品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。

記述

梱包定義の記述

特急オーダ

このチェックボックスがオンの場合、オーダは特急オーダです。

出荷元コード

現在のドック位置が選択された倉庫オーダの出荷元タイプ

注意

このフィールドは、ドックタイプが発送確定の場合には使用できません。

出荷元コード

倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。

出荷先コード

出荷先タイプは、出荷先コードとともに、商品の出荷先を識別するために使用します。

出荷先タイプには次の値を使用できます。

  • 取引先
  • 倉庫
  • ワークセンタ
  • プロジェクト
注意

このフィールドは、ドックタイプが入庫の場合には使用できません。

出荷先コード

商品の出荷先を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。

運送業者/LSP

輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。

オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。

記述

輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。

オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。

経路

倉庫から出荷先取引先または出荷元取引先の倉庫への移動ラインとその逆の移動ライン。同一地域または都合のよい経路にあるグループ取引先への経路を使用します。

住所を経路で整理することにより、経路でソートしたピッキングリストと出荷ノートを出力することができます。

注意

このフィールドは、標準経路または経路計画が指定されている場合には使用できません。

記述

倉庫から出荷先取引先または出荷元取引先の倉庫への移動ラインとその逆の移動ライン。同一地域または都合のよい経路にあるグループ取引先への経路を使用します。

住所を経路で整理することにより、経路でソートしたピッキングリストと出荷ノートを出力することができます。

受渡条件

商品の納期に関する条件または合意

受渡条件

商品の納期に関する条件または合意

標準経路

標準経路は、固定スケジュール、鉄道サービス、ボートサービスに応じて納入/積荷住所に立ち寄るトラックなど、特定の頻度で回る固定経路です。通常、標準経路による輸送は非固定経路の場合よりもコストを抑えることができます。たとえば、アムステルダムからロッテルダムを経由してアントワープまで 1 日に一度運行する経路などを定義できます。

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションの輸送管理 (FM) チェックボックスがオフの場合には使用できません。
  • このフィールドは、経路が指定されている場合には使用できません。
標準経路

標準経路は、固定スケジュール、鉄道サービス、ボートサービスに応じて納入/積荷住所に立ち寄るトラックなど、特定の頻度で回る固定経路です。通常、標準経路による輸送は非固定経路の場合よりもコストを抑えることができます。たとえば、アムステルダムからロッテルダムを経由してアントワープまで 1 日に一度運行する経路などを定義できます。

経路計画

プール地点となる積込住所および荷降住所のネットワーク。通常、経路計画は、マルチモーダル輸送に該当する経路に対して定義されます。経路計画は、1 つまたは複数のプロセスから構成されます。指定した輸送分類および輸送手段グループに応じて、経路の一部であるプロセスごとに異なる処理が可能です。

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションの輸送管理 (FM) チェックボックスがオフの場合には使用できません。

  • このフィールドは、経路が指定されている場合には使用できません。

経路計画

プール地点となる積込住所および荷降住所のネットワーク。通常、経路計画は、マルチモーダル輸送に該当する経路に対して定義されます。経路計画は、1 つまたは複数のプロセスから構成されます。指定した輸送分類および輸送手段グループに応じて、経路の一部であるプロセスごとに異なる処理が可能です。

輸送手段グループ

以下のように輸送手段をグループ化するために使用される分類

  • バン
  • トラック
  • コンテナ船
  • 貨物航空機

グループごとに、以下のようなプロパティが定義されています。

  • 平均速度
  • 積込能力

輸送で定義される各輸送手段は、輸送手段グループに属します。たとえば、輸送手段グループ: バン、輸送手段: ライセンス番号 XX333444 のバン

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションの輸送管理 (FM) チェックボックスがオフの場合には使用できません。

  • このフィールドは、輸送手段の組合せが指定されている場合には使用できません。

輸送手段グループ

以下のように輸送手段をグループ化するために使用される分類

  • バン
  • トラック
  • コンテナ船
  • 貨物航空機

グループごとに、以下のようなプロパティが定義されています。

  • 平均速度
  • 積込能力

輸送で定義される各輸送手段は、輸送手段グループに属します。たとえば、輸送手段グループ: バン、輸送手段: ライセンス番号 XX333444 のバン

輸送手段の組合せ

輸送手段の組合せは、各種車両タイプおよび/または輸送手段で構成され、積荷を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションの輸送管理 (FM) チェックボックスがオフの場合には使用できません。

  • このフィールドは、輸送手段グループが指定されている場合には使用できません。

輸送手段の組合せ

輸送手段の組合せは、各種車両タイプおよび/または輸送手段で構成され、積荷を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。

輸送タイプ

以下のような輸送手段または輸送手段グループの特殊なプロパティを表すコード

  • 保冷
  • 厳重: 高セキュリティ

輸送タイプは輸送パッケージの積荷構築および輸送オーダクラスエンジンで使用されます。輸送タイプの主な目的は、特定のプロパティを持った輸送手段で品目を輸送することです。また、輸送タイプは輸送のコストを決定するための基準としても使用されます。

注意

このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションの輸送管理 (FM) チェックボックスがオフの場合には使用できません。

輸送タイプ

以下のような輸送手段または輸送手段グループの特殊なプロパティを表すコード

  • 保冷
  • 厳重: 高セキュリティ

輸送タイプは輸送パッケージの積荷構築および輸送オーダクラスエンジンで使用されます。輸送タイプの主な目的は、特定のプロパティを持った輸送手段で品目を輸送することです。また、輸送タイプは輸送のコストを決定するための基準としても使用されます。

 

再採番

優先順位への番号の再割当が行われます。最も小さい番号が最高優先順位を表し、最も大きい番号が最低優先順位を表します。最高優先順位が番号 10、その次が 20、その次が 30 になり、以下同様に続きます。例: 2 つの優先順位にそれぞれ次の番号が割り当てられているとします。

  • 優先順位 A に番号 5000 が割り当てられています。

  • 優先順位 B に番号 10000 が割り当てられています。

番号の再割当を実行すると、それぞれの優先順位に次の番号が割り当てられます。

  • 優先順位 A に番号 10 が割り当てられます。

  • 優先順位 B に番号 20 が割り当てられます。

選択したレコードに高い優先順位が割り当てられます。

選択したレコードに低い優先順位が割り当てられます。