出荷元倉庫で中間荷受人が決定する

品目の出荷元の倉庫によって、品目の出荷先にする必要のある中間荷受人の保管場所が決定することがあります。

例

品目 A は通常、発注先 S から中間荷受人 X に出荷されます。品目 A が発注先 S の倉庫 W2 から出荷される場合は、品目数 A は中間荷受人 X1 に送る必要があります。

設定

このように設定するには、中間荷受人 (tccom1161m000) セッションで、中間荷受人、出荷先、および販売先取引先を指定して、標準フローのモデルを作ります。次に、中間荷受人、出荷先、販売先取引先、および出荷元倉庫を指定して、品目が特定の出荷元倉庫から出庫される場合に品目の出荷先にする必要のある中間荷受人を定義します。

処理フロー

出荷元倉庫が発注先から送付される BOD に含まれる場合、販売先または出荷先取引先に一致する出荷元倉庫が中間荷受人 (tccom1161m000) セッションに存在するかどうかがチェックされます。

存在する場合、このセッションの出荷元倉庫に関連する中間荷受人が以下のオブジェクトに渡されます。

中間荷受人 (tccom1161m000) セッションで、一致する出荷元倉庫が存在するかどうかが以下の手順でチェックされます。

  1. 出荷先取引先について、出荷元倉庫が存在するかどうかがチェックされる
  2. 存在する場合、出荷元倉庫にリンクされている中間荷受人が、販売スケジュールライン、出庫オーダライン、および積荷に渡される
  3. 存在しない場合、出荷先取引先について、中間荷受人が存在するかどうかがチェックされる
  4. 存在する場合、中間荷受人が、販売スケジュールライン、出庫オーダライン、および積荷に渡される
  5. 存在しない場合、販売先取引先について、出荷元倉庫が存在するかどうかがチェックされる
  6. 存在する場合、出荷元倉庫にリンクされている中間荷受人が、販売スケジュールライン、出庫オーダライン、および積荷に渡される
  7. 存在しない場合、販売先取引先について、中間荷受人が存在するかどうかがチェックされる
  8. 存在する場合、中間荷受人が、販売スケジュールライン、出庫オーダライン、および積荷に渡される

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