ロット品目を設定するには

ロットの品目の保管と処理を整理し、ロットの処理方法を決定するには、次のステップを実行します。

ステップ 1. ロット管理の有効化

倉庫管理でロット管理を使用するには、倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0500m000) 詳細セッションで使用中のロット管理チェックボックスをオンにします。

ステップ 2. ロット品目の定義

品目を定義して、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションのロット管理チェックボックスをオンにします。LN で定義されたすべてのタイプの品目をロット品目として定義できます。

ステップ 3. ロット番号のマスクの指定

ロット管理パラメータ (whltc0500m000) セッションで、以下のフィールドに生成済ロットコードのマスクを指定します。

  • 購買オーダマスク
  • 製造オーダマスク
  • 一般用マスク

ロット管理パラメータ (whltc0500m000) セッションでマスクが指定されていない場合、または適用可能なマスクが見つからない場合、品目/品目グループ別マスク (tcibd4505m000) セッションで適用可能なマスクが検索されます。

特定のマスクが見つからない場合、会社のデフォルトのマスクを使用します。

ステップ 4. 追加の追跡の選択

ロット品目の入庫または出庫の原因となったオーダを追跡するには、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションでロット追跡チェックボックスをオンにします。

ステップ 5. ロット管理のタイプの選択

品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションで、在庫内ロットチェックボックスをオンまたはオフにします。チェックボックスをオフにすると、ロット管理の限定フォームが適用されます。詳細については、ロット管理 (在庫外) を参照してください。

ステップ 6. 登録テンプレートの選択

登録テンプレートを定義して、入庫処理または出庫処理のどの段階でロットを登録するのかを指定することができます。

品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) セッションの在庫内ロットチェックボックスをオフにした場合、ロット/シリアル登録テンプレート フィールドでテンプレートを指定することもできます。

ステップ 7. 登録オプションの選択

品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) セッションの在庫内ロットチェックボックスをオフにしている場合、以下のオプションを使用して、ロットコードの登録を可能にすることができます。

ロット登録が有効になっている場合、登録は必須です。

倉庫から出庫する場合は (転送オーダ関連の出庫は除く)、常に、ロットコードを登録する必要があります。

関連のロット/シリアル登録テンプレートが使用できない場合、これらのパラメータ設定に戻ります。

ステップ 8. 非ロット品目からロット品目への変換 (任意)

通常、品目の在庫を入庫または出庫してから、ロット管理設定を変更することはできません。非ロット品目をロット品目に、あるいはその逆に変換するには、ロット品目への変換 (whltc1202m000) セッションを使用します。

同じセッションで、在庫内ロット = Yes の品目を在庫内ロット = No に、あるいはその逆に変換することができます。