倉庫手順の定義方法

ステップ 1. 手順の定義

倉庫手順 (whinh0105m000) セッションで、倉庫手順の識別コード、記述、および手順タイプを定義します。利用可能な倉庫手順タイプは次のとおりです。

  • 入庫手順
    この手順では商品の入庫を管理します。
  • 検査手順
    検査手順では倉庫に入庫された商品の検査を管理します。
  • 出庫手順
    出庫手順では商品の出庫を管理します。この手順に出庫検査を含めることができます。
  • 出荷手順
    出荷手順では商品の発送確定および出荷を管理します。
ステップ 2. 手順への活動の追加

倉庫手順を作成したら、この手順に活動を追加する必要があります。活動を追加するには、次のようにします。

  1. 手順別活動 (whinh0106m000) セッションの倉庫手順フィールドで、活動を追加する手順を選択します。この結果、今選択した倉庫手順の手順タイプに関して利用可能な活動が表示されます。たとえば、倉庫手順 (whinh0105m000) セッションで入庫手順を定義して、手順別活動 (whinh0106m000) セッションでこの入庫手順を選択した場合、利用可能な入庫活動が表示されます。
  2. 手順に活動を追加するには、その活動の横にある適用可能チェックボックスをオンにします。ほとんどの手順には、いくつかの必須活動があることに注意してください。たとえば、入庫手順における入庫 (whinh3512m000) セッションや出庫手順における出庫勧告の生成 (whinh4201m000) セッションなどです。必須活動は LN で事前に選択されていて、読取専用です。詳細については、適用可能を参照してください。
  3. 追加された活動が自動的に実行されるように指定するには、自動チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにしない場合、その活動はユーザがマニュアルで開始します。
  4. 出力デバイスフィールドでの伝票出力 (保管リストや出荷伝票など) に関連する活動の場合、組織内で利用可能な出力デバイスのいずれかを選択します。
ステップ 3.  倉庫オーダタイプへの手順のリンク

倉庫オーダに手順をリンクするには、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションで倉庫オーダタイプに倉庫手順をリンクします。この結果、この倉庫手順は、リンク先のオーダタイプが割り当てられる倉庫オーダのデフォルトの手順になります。

ステップ 4.  オーダ発生元への倉庫オーダタイプのリンク

オーダ発生元に倉庫オーダタイプをリンクするには、発生元別デフォルトオーダタイプ (whinh0120m000) セッションでオーダ発生元に倉庫オーダタイプをリンクします。その結果、この倉庫オーダタイプ (先に倉庫手順が割り当てられている) が、倉庫オーダタイプのリンク先であるオーダ発生元のオーダから生成される倉庫オーダのデフォルトの倉庫オーダタイプとなります。

パフォーマンスの様相

倉庫オーダのクローズ後も、倉庫オーダライン活動をシステムに保存しておくと、データが著しく増加します。状況がクローズの倉庫オーダを削除せずにシステム内のレコード数を減少するには、クローズオーダのオーダライン活動を削除します。クローズオーダのオーダライン活動を削除するには、倉庫オーダの削除 (whinh2250m000) セッションのクローズオーダのライン活動チェックボックスをオンにします。