循環棚卸オーダ (whinh5100m000)

セッションの目的:  循環棚卸オーダを表示します。

注意

所有権の変更時に、ペグ配分が削除されます。

顧客所有資材の場合、ペグは自動生成されません。ペグをマニュアルで入力する必要があります。循環棚卸ラインを承認する前に、ペグデータが指定されているかどうかがチェックされます。

循環棚卸オーダ (whinh5100m000) 概要セッションの適切なメニューから複数のセッションを開始できます。選択によって開始されるセッションは次のとおりです。

  • 循環棚卸オーダ生成を選択すると、循環棚卸オーダ生成 (whinh5200m000) セッションが開始されます。
  • 循環棚卸結果の入力を選択すると、循環棚卸結果の入力 (whinh5101m100) セッションが開始されます。このセッションは、選択している循環棚卸オーダについてのみ開始できます。
  • 差異の承認を選択すると、循環棚卸の差異承認 (whinh5801m000) セッションが開始されます。このセッションは、選択している循環棚卸オーダについてのみ開始できます。
  • 処理を選択すると、循環棚卸/調整オーダの処理 (whinh5201m000) セッションが開始されます。
  • 再計算を選択すると、循環棚卸オーダの再計算 (whinh5203m000) セッションが開始されます。循環棚卸オーダの再計算 (whinh5203m000) セッションを開始できるのは、選択している循環棚卸オーダに再計算する必要がある循環棚卸オーダラインが含まれる場合のみです。
  • 処理済み循環棚卸オーダラインの削除を選択すると、処理済み循環棚卸オーダラインの削除 (whinh5251m000) セッションが開始されます。
  • 循環棚卸/調整オーダ削除を選択すると、循環棚卸/調整オーダ削除 (whinh5210m000) セッションが開始されます。
  • ラインを選択すると、循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッションが開始されます。このセッションは、選択している循環棚卸オーダについてのみ開始できます。循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッションは、循環棚卸オーダ (whinh5100m000) 詳細セッションからも開始できます。
  • 循環棚卸オーダ履歴を選択すると、循環棚卸オーダ履歴 (whinh5550m000) セッションが開始されます。

次のセッションを使用して循環棚卸レポートを出力できます。

  • 循環棚卸リストの出力 (whinh5400m000)
  • 循環棚卸チェックレポート出力 (whinh5401m000)

 

オーダ

循環棚卸オーダのオーダ番号

計数回数

このオーダの 1 つ以上のラインに対して実行される計数の回数

注意

再計算は、循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッションまたは循環棚卸の差異承認 (whinh5801m000) セッションから開始できます。

倉庫

在庫の循環棚卸を実行する倉庫

従業員

このオーダにおける在庫計数を担当する従業員

オーダ日

循環棚卸オーダの作成日

出力済

このチェックボックスがオンの場合、循環棚卸オーダは循環棚卸オーダ生成 (whinh5200m000) セッション、または調整オーダ出力 (whinh5420m000) セッションで循環棚卸オーダが生成されると出力されます。循環棚卸オーダが出力される場合、循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッション、または循環棚卸結果の入力 (whinh5101m100) セッションで循環棚卸オーダラインをメンテナンスできます。この結果、計数済数量を入力できます。

このチェックボックスがオフの場合、循環棚卸オーダはまだ出力されていません。循環棚卸オーダがまだ出力されていない場合、循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッション、または循環棚卸結果の入力 (whinh5101m100) セッションで循環棚卸オーダラインをメンテナンスできません。この結果、計数済数量を入力できません。

棚卸処理

このチェックボックスがオンの場合、倉庫の在庫で見つかった差異は、循環棚卸/調整オーダの処理 (whinh5201m000) セッションを実行するときに処理されます。このアクションによって、LN に登録されている倉庫の在庫が調整され、会計取引が作成されます。

このチェックボックスがオフの場合、このオーダはシステムの在庫を調整しません。また、循環棚卸/調整オーダの処理 (whinh5201m000) セッションを実行しても会計取引を作成しません。

すべての倉庫の合計手持在庫が正しくても、ある品目の手持倉庫在庫が、LN に登録されている数と異なる場合があります。この場合、補完調整処理を実行する必要はありません。このチェックボックスをオフにすると、在庫に影響を与えずに循環棚卸を開始できます。ただし、処理済の循環棚卸の履歴は、通常どおりに保管されます。

状況

循環棚卸オーダの状況

指定可能な値

循環棚卸状況

調整

このチェックボックスがオンの場合、この循環棚卸オーダを使用して、LN の在庫と受信したビジネスオブジェクト文書 (BOD) メッセージの在庫を比較する必要があります。このメッセージには、統合外部システムにおける倉庫の在庫レベルが示されます。さらに、このチェックボックスがオンの場合、強制循環棚卸チェックボックスもオンになります。

外部の倉庫が実際倉庫になり、現在の倉庫が管理倉庫になります。実際倉庫の在庫レベルが変化すると、BOD が管理倉庫に送信され、管理倉庫と実際倉庫の在庫レベルを調整する調整オーダが作成されます。詳細は、次の情報を参照してください: 管理倉庫を更新するには

注意

倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションのInfor LN でオーダ作成可能 (調整) 設定により、統合された WMS 倉庫の調整オーダを作成できるかどうかが決まります。

LN で InventoryCount BOD メッセージを購読している場合は、InventoryCount メッセージを受信すると、調整オーダが作成されます。在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの調整オーダの自動処理チェックボックスがオンの場合は、調整オーダが自動的に処理されます。

 

循環棚卸リストの出力

循環棚卸リストの出力 (whinh5400m000) セッションを開始します。デフォルトでは、このセッションが開始され、レポートが出力されます。