入庫ライン (whinh3112s000)

セッションの目的:  各入庫ラインの詳細をメンテナンスします。

注意

特定の入庫オーダラインのペグ配分を表示するには、ペグ配分メニューから参照を使用します。

このセッションでは、入庫ラインの梱包定義情報を追加または削除したり、1 つの入庫ラインを 2 つに分割したりすることもできます。

在庫所有権

販売業者管理在庫 (VMI) 機能を使用すると、入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッションで在庫所有権レコードを表示してメンテナンスできます。在庫所有権レコードは、入庫ラインの品目の所有者 (複数の場合あり) を指定します。

在庫所有権レコードは自動生成されるか、マニュアルで作成します。これは、倉庫の所有権の設定と、入庫ラインの品目によって異なります。詳細については、入庫ライン所有権 (whinh3521m000) を参照してください。

入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッションを開始するには、適切なメニューの所有権をクリックします。

所有権とベンダ管理による在庫の詳細については、倉庫管理の在庫所有権および販売業者管理在庫を参照してください。

 

入庫ライン
入庫ライン

1 つ以上の入庫ラインを識別する入庫ヘッダ番号

入庫ライン

入庫ライン番号

外部入庫参照

統合された倉庫管理システムで生成された入庫参照番号。倉庫管理システムでは、作成される入庫ごとに参照番号が生成され、生成された番号が LN に送信されます。次に、倉庫管理システムの入庫に基づいて入庫ラインが作成され、現在のフィールドに入庫参照番号が挿入されます。

倉庫管理システムから LN に入庫更新を送信するときに、該当する入庫ラインに更新情報をリンクできるようにこの番号が挿入されます。

品目、取引先
発注先 ASN

購買元取引先事前出荷通知番号

注意

このフィールドのデフォルト値は、指定した出荷元取引先と入庫がリンクされた出荷の出荷通知 (whinh3100m000) セッションから取得されます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
貿易コンプライアンスの遵守

このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

出荷元取引先

オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。

オーダ済
オーダ数量

オーダされた数量

オーダ数量

オーダ数量を表す単位

棚卸単位

棚卸単位で表すオーダ数量

予定

予測された数量

この入庫

特定の入庫オーダラインの特定の入庫で入庫した合計数量

たとえば、特定の入庫の 2 つの入庫ラインが同じ入庫オーダラインから得られる場合、その 2 つの入庫ラインの合計数量はこのフィールドの数量になります。

入庫
数量

入庫済数量

入庫単位

入庫数量を表す単位

入庫日

品目の実際の入庫日

棚卸単位

棚卸単位で表す実際の入庫数量

梱包票

入庫商品に添付される出荷元取引先の梱包票

梱包票数量(棚卸単位)

梱包票数量

梱包票単位

梱包票を表す単位

単位セット

この品目の単位セット

棚卸単位

棚卸単位で表す梱包票数量

梱包定義

このフィールドの梱包定義のデフォルト値は、品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションまたは品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションから取得されます。固定または可変タイプの別の梱包定義をこのフィールドで選択できます。

最終入庫

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインに関連付けられたオーダラインの最終入庫になります。入庫数量が予測数量と異なる場合、入庫が確認された後で倉庫オーダによって購買管理に渡される数量を使用し、購買管理モジュールで差異を解決する必要があります。

そうでない場合、これは最終入庫ではありません。入庫数量を定義すると、残存数量に対して新しい連番が生成されます。

検査

このチェックボックスがオンの場合、検査が必要です。

梱包構造

入庫ライン梱包構造 (whinh3816m000) セッションで指定される入庫梱包構造

完了

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインの商品の入庫が完了しています。必要に応じて、現在の入庫ラインのすべてのフィールドに入力するときは、このチェックボックスをオンにしてください。

返品証明書

顧客から送付された販売返品オーダに記載されている商品を受け取ったことを証明するために、発注先が顧客に送付する書類。返品証明書には、返品オーダに基づいて入庫された商品、返品オーダ ID、顧客の ID、返品商品が入庫された倉庫などの情報が含まれます。

関連トピック

品目、 倉庫、 保管場所
品目識別
シリアル番号

品目にシリアル番号が付けられている場合、このフィールドには品目のシリアル番号が表示されます。

ロット選択

オーダラインのロット品目に設定できる特定の条件

条件には次のものがあります。

  • 任意
    入庫または出荷される商品は、特定のロット条件の影響を受けません。複数のロットを使用できます。
  • 同一
    受取または出荷にはどのロットでも選択できますが、受取全体、または出荷全体で同じロットである必要があります。
  • 特定
    特定の 1 つのロットのみを受取または出荷できます。
ロット

品目のロット

利用可能な場合、入庫済品目のロット番号を入力できます。ロットの生成を選択して入庫済品目に独自のロットを生成することもできます。

注意

入庫済品目がシリアル番号管理およびロット管理されている場合、そのロットは必ずシリアル番号にリンクされたロットと同じでなければなりません。品目をシリアル番号管理およびロット管理するかどうかは、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションで指定できます。

オリジナルロット

現在のロットコードの生成元の最上位の親ロットのコード。オリジナルロットコードは、現在のロットコードにリンクされます。

取引先ロット

出荷元取引先がロットに割り当てたロットコード

在庫日付

入庫済品目の在庫日付

設計品目改訂

改訂管理品目の改訂コード

不完全な入庫ライン部品表

このチェックボックスがオンの場合、構成要素がすべて登録されていないため、入庫ラインを確認できません。

入庫済構成要素は、入庫ライン部品表 (whinh3118m000) セッションが次の状態である場合にアンバランスになります。

  • 入庫数量フィールドの値が登録済主品目フィールドの数量と等しくない
  • シリアル番号管理品目の場合に、すべてのシリアル番号が指定されていない
  • ロット管理品目の場合に、すべてのロット番号が指定されていない

入庫ライン部品表 (whinh3118m000) セッションを開始するには、入庫ライン部品表を選択します。

不完全な入庫ラインストックポイント詳細

このチェックボックスがオンの場合、在庫に登録されていない、シリアル番号なしのシリアル番号付品目を受け取りました。入庫を確認できるようにするには、品目にシリアル番号を指定する必要があります。シリアル番号は、品目 1 つ 1 つに必要です。たとえば、入庫済数量が 5 の場合、その品目には 5 つのシリアル番号を指定する必要があります。

入庫場所
倉庫

品目を受け取る倉庫

保管場所

商品を入庫した入庫/検査場所

移送先保管場所

入庫勧告を使用して入庫済品目を勧告する必要がある保管場所

入庫済品目を保管場所に勧告できない場合、品目は別の保管場所に勧告されます。

ワークセンタ

商品を受け取るワークセンタ

固定保管場所の定義

このチェックボックスがオンの場合、 固定保管場所が入庫ラインの品目に定義されています。

ペグ配分

このチェックボックスがオンの場合、選択した入庫オーダラインについて、プロジェクトペグ配分データが存在します。

オーダ
オーダライン

オーダ番号

参照
参照

情報を参照するために使用される情報記述フィールドです。たとえば次の情報を参照することができます。

  • 特定のタスクを実行する権限を持つ担当者または部署
  • 取引先の窓口
  • オリジナル請求書番号
製造元

入庫する品目の製造元。製造元は、入庫オーダラインの作成元の購買オーダラインから取得されます。購買オーダラインで製造元が指定されていない場合、製造元は入庫オーダラインでも指定されていません。

入庫ラインがまだ確認されていない場合は、製造元をマニュアルで変更できます。

製造元品目

製造元の品目コード

製造元製品番号

入庫予定品目の製造元製品番号。製造元製品番号は、入庫オーダラインの作成元の購買オーダラインから取得されます。購買オーダラインに製造元製品番号が指定されていない場合、このフィールドは空です。

出荷通知

品目の入庫に使用する事前出荷通知

扱い単位

梱包と内容からなる一意に識別可能な物理的な単位。扱い単位には、品目を含めることができます。扱い単位には、品目の梱包に使用する梱包資材の構造があります。または、扱い単位がその構造の一部を構成します。

扱い単位には、次の属性が含まれています。

  • 識別コード
  • 梱包品目 (オプション)
  • 梱包品目数量 (オプション)

品目を扱い単位にリンクさせる場合、その品目は扱い単位によって梱包されます。梱包品目は、扱い単位を構成するコンテナやその他の梱包資材のタイプを指します。たとえば、扱い単位を木枠に指定するには、扱い単位の梱包品目に木枠を定義します。

クロスドッキング
クロスドッキング

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインの一部がクロスドッキングに使用されます。入庫ラインに利用可能なクロスドックオーダラインがあることを示します。

次の場合、このチェックボックスがオンになります。

  • 入庫ラインの作成時にクロスドックオーダラインが存在する
  • 入庫の確認時にクロスドックオーダラインが生成される

このチェックボックスをオフにできるのは、入庫勧告が実行されていない場合だけです。オフにすると、クロスドッキングは実行されません。

関連トピック

入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成

このチェックボックスがオンの場合、これから入庫する商品によって完了するオープンクロスドックオーダの有無がチェックされます。

注意

この設定は、倉庫 (whwmd2500m000) セッションの入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成の設定を無効にします。

統計情報
追加のイントラスタット

LN の標準情報としては利用できないが、一部の EU 加盟国で売上申告またはイントラスタット申告に必要とされる、輸出入統計データ

特定のデータを追加イントラスタット情報セットとして定義することにより、イントラスタット統計データに最大 15 個のデータフィールドを追加できます。追加イントラスタット情報セットは、倉庫オーダラインに割り当てることができます。

仕様
需要ペグ
引当先販売先取引先

この供給オブジェクトがハードペギングされている販売先取引先

LN は、現在のオーダによって供給される品目を使用して、このフィールドに表示されている販売先取引先のオーダに対応します。他の取引先にこれらの品目は使用されません。

関連トピック

引当先出荷先取引先

この供給オブジェクトがハードペギングされている出荷先取引先

ビジネスオブジェクトタイプ

このオーダがハードペギングされているオーダのタイプ

注意

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • ビジネスオブジェクトタイプ
  • ビジネスオブジェクト
  • ビジネスオブジェクト参照

関連トピック

ビジネスオブジェクト

このオーダがハードペギングされているオーダまたはオーダライン

注意

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • ビジネスオブジェクトタイプ
  • ビジネスオブジェクト
  • ビジネスオブジェクト参照

関連トピック

参照

この供給オブジェクトがハードペギングされている参照コード

LN は、現在のオーダによって供給される品目のみを使用して、このフィールドに表示された参照で指定された需要に対応します。

このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。

  • 販売先取引先フィールドが入力済の場合、参照フィールドを使用して顧客定義による参照コードが記録されます。
  • 販売先取引先フィールドが空の場合、参照フィールドを使用して内部参照が記録されます。

参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後で返却される場合) でも、それらの部品を互いにリンクしたままにできます。

関連トピック

派生元製品バリアント

構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

派生元製品バリアント

コードの記述または名称

オプションリスト ID

構成済品目のオプションと特徴の ID。この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。

事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知の仕様は、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。

倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの組立 (APL/ASC/ASL) チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。

  • このフィールドは、構成可能な購買品目および製造組立 (FAS) 品目に対してのみ生成されます。

輸送
輸送オーダ

特定の数の商品を輸送するための命令。輸送オーダは、1 つのオーダヘッダと 1 つまたは複数のオーダラインから構成されます。

輸送オーダヘッダには、輸送オーダにリストされている商品の納期、およびこの商品を受領する顧客の名前と住所など、一般情報が含まれます。

輸送オーダラインには、輸送する品目の他に、この品目に関する明細 (数量や寸法など) が含まれます。

積荷

LN では、特定の日時に、特定の経路を使用して、特定の輸送手段で運搬されたすべての商品、出荷、あるいはそれら両方を指します。

出荷

特定の日時に、特定の住所へ特定の経路で輸送されるすべての商品。積荷の識別可能な部分

運送業者追跡番号

積荷または出荷を識別するために運送業者が付与する番号です。運送業者は、この番号を使用して追跡します。

重量

出荷商品の合計重量

重量単位

重量を表す計測単位

状況
状況
ライン状況

入庫ラインの状況

伝票コンプライアンス状況

入庫ラインの伝票コンプライアンス状況。状況は入庫ラインに対して実行されたグローバル貿易コンプライアンスまたは信用状チェックの結果を反映します。

パラメータ設定および個々の品目契約成果物販売オーダ、または購買オーダの設定によって、伝票コンプライアンスが信用状、グローバル貿易コンプライアンス、またはその両方に適用されるかどうかが決まります。

伝票コンプライアンスチェックは、入庫ラインが確認されると入庫ラインに対して実行されます。

入庫または入庫ラインのセッションで適切なメニュー伝票コンプライアンスのチェックオプションを使用してマニュアルでコンプライアンスチェックを開始することもできます。

注意

グローバル貿易コンプライアンス機能または信用状機能が導入されている場合

  • 入庫ラインの初期伝票コンプライアンス状況は検証予定です。
  • 伝票コンプライアンス状況が検証済の場合にのみ、入庫ラインを確認することができます。
  • 在庫処理構成要素別の場合、このフィールドには、伝票コンプライアンスの対象である部品表 (BOM) 構成要素にリンクされている最初の伝票コンプライアンス状況が表示されます。
  • 入庫ラインの確認時、または適切なメニュー伝票コンプライアンスのチェックオプションが使用されたときに、部品表構成要素のコンプライアンスチェックが実行されます。
直接資材供給

直接資材供給 (DMS) が適用されるかどうかと、適用される場合の DMS の処理状況を示します。

関連トピック

活動

倉庫手順の 1 つのステップ。活動は、倉庫管理パッケージのセッションに対応しています。たとえば、入庫活動の入庫勧告作成は入庫勧告の生成 (whinh3201m000) セッションを使用して実行します。

在庫処理

部品表品目やリスト品目を入庫または出庫する場合に、物理的および LN 内の両方で在庫を処理する方法

在庫は次のように処理できます。

  • 主品目別.
  • 構成要素別.
ユーザ名

入庫ラインを最後に変更したユーザ

処理日

入庫ラインへの変更が最後に実行された日付

情報
検査

このチェックボックスがオンの場合、検査が必要です。

バックオーダ

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインはバックオーダに関するものです。

隔離検査から

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインの商品は、不合格品目保管場所から入庫されています。

関連トピック

管理済保管場所

このチェックボックスがオンの場合、品目と倉庫は保管場所管理されます。このため、品目は保管場所に対して勧告およびプットアウェイする必要があります。

エラーメッセージログ

このチェックボックスがオンの場合、エラーメッセージが入庫メッセージログ (whinh3530m000) セッションで記録されます。

クロスドッキング

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインは (部分的に) クロスドッキングに使用されます。入庫ラインに利用可能なクロスドックオーダラインがあることを示します。

次の場合、このチェックボックスがオンになります。

  • 入庫ラインの作成時にクロスドックオーダラインが存在する
  • 入庫の確認時にクロスドックオーダラインが生成される

このチェックボックスをオフにできるのは、入庫勧告が実行されていない場合だけです。オフにすると、クロスドッキングは実行されません。

関連トピック

ブロック済

このチェックボックスがオンの場合、入庫ラインは保留になります。つまり、入庫ラインは確認することも、リンクを解除することもできません。

入庫ラインを保留に設定する場合、入庫ラインが 「保留」 に設定されている理由を説明する入庫の保留タイプの理由を選択できます。

入庫ラインを保留に設定 (または設定を解除) するには、入庫 (whinh3512m000) セッションでアクション → [入庫ライン] → ブロック/ブロック解除を選択します。

理由

入庫ラインがブロックされている理由

予算例外

このチェックボックスがオンの場合、ラインの予算チェック処理は正常に完了しませんでした。予算例外が生成されます。フィールドは常に無効となります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での予算管理

注意
  • 予算管理が導入されている場合にのみ、チェックボックスが表示されます。予算管理を有効化するには、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの予算管理チェックボックスをオンにする必要があります。
  • 予算管理方針 (tfbgc0110m000) セッションの出庫タブの利用可能予算チェックチェックボックスがオンになっていない場合、チェックボックスは表示されません。
  • マニュアル倉庫オーダの場合、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションで入庫処理パラメータチェックボックスの計画済入庫オーダラインの生成を選択します。

  • 次の発生元にのみフィールドが使用可能になります。

    • 生産マニュアル (返品オーダ)
    • サービスマニュアル (返品オーダ)

    転送 (マニュアル) オーダは使用できますが、予算チェック処理が実行されていません。

マニュアル入庫オーダラインが作成されるとき (返品オーダの場合)、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータもマニュアルで作成される必要があります。

マニュアル入庫オーダラインがコピーされるとき、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータもコピーされる必要があります。

入庫ラインが削除されるとき、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータも削除される必要があります。

関連トピック

テキスト
入庫ラインテキスト

このチェックボックスがオンの場合、入庫テキストを利用できます。

検査テキスト

このチェックボックスがオンの場合、検査テキストが使用できます。

数量
オーダライン数量 (棚卸単位)
棚卸単位

棚卸単位で表すオーダ数量

入庫数量 (棚卸単位)

棚卸単位で表す入庫オーダラインの入庫済の合計数量

入庫済梱包票

棚卸単位で表す入庫オーダラインの入庫済の梱包票数量の合計

オープン入庫

入庫ラインが作成される数量。ただし、入庫ラインはまだ確認されていません。数量は棚卸単位で表されます。

未決済梱包票

入庫ラインが作成される梱包票数量。ただし、入庫ラインはまだ確認されていません。数量は棚卸単位で表されます。

入庫ライン数量 (棚卸単位)
入庫数量 (棚卸単位)

棚卸単位で表すこの入庫ラインの入庫数量

入庫済梱包票

保管単位で表す梱包票数量

勧告

入庫勧告が生成される入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

プットアウェイ

プットアウェイされる入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

検査済

検査される入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

検査数量 (棚卸単位)
承認済数量

承認数量である入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

破壊済

検査時に破壊された入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

不合格

不合格になった入庫ライン数量。数量は棚卸単位で表されます。

廃棄

廃棄される入庫ライン数量。棚卸単位で表されます。この数量は廃棄済検査ライン数量から集計されます。

関連トピック

勧告

棚卸単位で表された、検査の後で入庫勧告が作成されている承認済数量

プットアウェイ

棚卸単位で表された、検査の後で在庫にプットアウェイされた承認済数量

隔離検査在庫

隔離検査される入庫ライン数量。棚卸単位で表されます。

関連トピック

直接資材供給数量 (棚卸単位)
実行済

DMS 処理がすでに行われている数量。数量は棚卸単位で表されます。

関連トピック

単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

許容範囲
オーダ数量

入庫オーダラインについて受け取る必要がある最小数量

同一の入庫オーダラインに基づく入庫ラインが複数ある場合、入庫済数量の合計はこのフィールドの数量以上である必要があります。

最小発注量の許容範囲は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最小数量許容範囲フィールドの割合に基づいて計算されます。

最終入庫チェックボックスがオンの場合、入庫ライン数量が許容範囲内であるかどうかがチェックされます。

オーダ数量

入庫オーダラインで受取が許可される最大許容範囲

同一の入庫オーダラインに基づく入庫ラインが複数ある場合、入庫済数量の合計は最大でこのフィールドの数量まで許可されます。

最大発注量の許容範囲は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最大数量許容範囲フィールドの割合に基づいて計算されます。

最終入庫チェックボックスがオンの場合、入庫ライン数量が許容範囲内であるかどうかがチェックされます。

オーダ数量

数量の許容範囲を表す単位

オーダ数量

入庫が数量許容範囲外である場合の対処方法

次の時点で数量許容範囲が 2 回チェックされます。

  • 入庫ラインの入力時
  • 入庫ラインの最終時

入庫数量が数量許容範囲を満たしているかどうかをチェックするために、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最小数量許容範囲フィールドと最大数量許容範囲フィールドの値が読み取られます。

購買オーダまたは購買スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションまたは品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションから数量で即停止が取得されます。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • なし
    設定されている許容範囲が無視されるため、常に入庫ラインを入力して確認できます。
  • 警告
    入庫ラインを入力して確認できますが、許容範囲を満たさない場合に警告を受け取ります。
  • ブロック
    許容範囲を満たさない場合、入庫ラインの入力や確認ができません。
入庫数量

入庫オーダラインについて受け取る必要がある最小数量

同一の入庫オーダラインに基づく入庫ラインが複数ある場合、入庫済数量の合計はこのフィールドの数量以上である必要があります。

最小発注量の許容範囲は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最小数量許容範囲フィールドの割合に基づいて計算されます。

最終入庫チェックボックスがオンの場合、入庫ライン数量が許容範囲内であるかどうかがチェックされます。

入庫数量

入庫オーダラインで受取が許可される最大許容範囲

同一の入庫オーダラインに基づく入庫ラインが複数ある場合、入庫済数量の合計は最大でこのフィールドの数量まで許可されます。

最大発注量の許容範囲は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最大数量許容範囲フィールドの割合に基づいて計算されます。

最終入庫チェックボックスがオンの場合、入庫ライン数量が許容範囲内であるかどうかがチェックされます。

オーダ数量

入庫が数量許容範囲外である場合の対処方法

次の時点で数量許容範囲が 2 回チェックされます。

  • 入庫ラインの入力時
  • 入庫ラインの最終時

入庫数量が数量許容範囲を満たしているかどうかをチェックするために、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最小数量許容範囲フィールドと最大数量許容範囲フィールドの値が読み取られます。

購買オーダまたは購買スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションまたは品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションから数量で即停止が取得されます。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • なし
    設定されている許容範囲が無視されるため、常に入庫ラインを入力して確認できます。
  • 警告
    入庫ラインを入力して確認できますが、許容範囲を満たさない場合に警告を受け取ります。
  • ブロック
    許容範囲を満たさない場合、入庫ラインの入力や確認ができません。
入庫日

オーダ品目の納入が許可される最も早い日付

この日付は、計画入庫日と、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最少時間許容範囲フィールドの値に基づいて決定されます。

入庫日

オーダ品目の納入が許可される最も遅い日付

この日付は、計画入庫日と、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最少時間許容範囲フィールドの値に基づいて決定されます。

入庫日

入庫が時間許容範囲外である場合の対処方法

次の時点で時間許容範囲が 2 回チェックされます。

  • 入庫ラインの入力時
  • 入庫ラインの確認時

商品の入庫時間が時間許容範囲内であるかどうかをチェックするために、最少時間許容範囲フィールドと最大時間許容範囲フィールドの値を倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションから読み取ります。

購買オーダまたは購買スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションまたは品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションから時間で即停止が取得されます。

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • なし
    設定されている許容範囲が無視されるため、常に入庫ラインを入力して確認できます。
  • 警告
    入庫ラインを入力して確認できますが、許容範囲を満たさない場合に警告を受け取ります。
  • ブロック
    許容範囲を満たさない場合、入庫ラインの入力や確認ができません。
計画入庫日

商品の移送先倉庫への到着予定日

テキスト
入庫ラインテキスト

現在の入庫ラインに関する情報。テキストを挿入するには、このフィールドをクリックして入力します。

検査テキスト

現在の検査ラインに関する情報。テキストを挿入するには、このフィールドをクリックして入力します。

 

オプションリスト

オプションリスト ID にリンクするオプションおよび特徴を表示します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での構成可能購買品目

ロットの生成

ロット管理パラメータ (whltc0100s000) セッションで指定されるデフォルトのマスクに基づいてロットコードを生成するには、このコマンドを使用します。

注意

ロットコードは、ロット管理品目の場合のみ生成できます。品目をロット管理するかどうかは、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションのロット管理フィールドで指定できます。

伝票コンプライアンスのチェック

入庫ラインの伝票コンプライアンスチェックを実行します。

在庫処理構成要素別の場合、伝票コンプライアンスの対象となるすべての部品表ラインの構成要素について輸入コンプライアンスがチェックされます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理のグローバル貿易コンプライアンスおよび信用状

伝票コンプライアンスのチェック結果

伝票のコンプライアンスチェック結果 (tcgtc1510m000) セッションを開始します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理のグローバル貿易コンプライアンスおよび信用状

シリアルのラインの分割

入庫する品目がシリアル番号管理される場合、入庫済品目ごとにラインを作成するにはこのコマンドを使用します。作成されるラインの数は、入庫済品目の数量と同じになります。例: 入庫済数量が 5 の場合、5 つの入庫ラインが作成されます。

重要

時間を節約するために、シリアルを分割する前に入庫ラインデータを入力してください。これは、シリアルを分割してからでは、新しく作成されたラインごとにデータを入力しなければならなくなるためです。

注意: シリアルを分割できるのは、入庫済品目がシリアル番号管理される場合のみです。シリアル番号管理される品目は、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションのシリアル番号チェックボックスがオンの品目です。

シリアルの生成

入庫済品目にシリアル番号を生成するには、このコマンドを使用します。生成されるシリアル番号の数は、入庫済数量と同じになります。たとえば、入庫済数量が 3 の場合は、3 つのシリアル番号が生成されます。また、少量シナリオでは、シリアル番号ごとに別々の入庫ラインが生成されます。たとえば、入庫済数量が 5 の場合、5 つのシリアル番号と 5 つの入庫ラインが作成されます。少量シナリオは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションの在庫内シリアルチェックボックスがオンの場合に適用されます。

重要

少量シナリオでは、時間を節約するためにシリアルを生成する前に入庫ラインデータを入力できます。シリアルを生成してからでは、新しく作成された入庫ラインごとにデータを入力しなければならなくなります。注意: シリアルを生成できるのは、入庫済品目がシリアル番号管理される場合のみです。シリアル番号管理される品目は、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションのシリアル番号チェックボックスがオンの品目です。

マイナス在庫

品目 - 倉庫 - マイナス在庫 (whwmd2555m000) セッションを開始します。このコマンドは、選択している入庫ラインの品目と倉庫にマイナス在庫が存在している場合に使用できます。