出庫オーダライン (whinh2120m000)

セッションの目的:  出庫オーダラインを表示およびメンテナンスします。これらの出庫オーダラインには、出庫に関する計画済データと実際のデータが含まれます。

注意
  • 出荷元住所および出荷先住所の所在地を表示するには、マップセクションを使用します。一度にレコードを 1 つのみ選択する必要があります。
  • 選択した出庫オーダラインのペグ配分データを表示するには、適切なメニューペグ配分を使用します。
  • 倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで扱い単位が指定されている場合、オーダラインを作成/削除することはできません。

出庫オーダラインのメンテナンスだけでなく、オーダラインの処理方法を制御する活動の作成と修正も可能です。

計画済データに基づいて、出庫勧告の生成またはマニュアル定義ができます。

別のパッケージで生成された出庫オーダラインの場合、全データ (実際のデータを除く) はその別のパッケージから取得されます。

転送タイプ、または仕掛品振替タイプの倉庫オーダの出庫データを挿入、または変更すると、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションで対応する入庫オーダラインが挿入、または変更されます。

指定された品目が主品目の場合、出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000) セッションで部品表 (BOM) が登録されます。これらの種類の品目の場合、出庫オーダライン (whinh2120m000) セッションの在庫処理フィールドの値は構成要素別になります。このため、出庫勧告は出庫オーダラインではなく、出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000) セッションの情報に基づいて作成されます。

倉庫オーダラインは、次のいずれかの手順に従って処理されます。

  • 現在のオーダラインが属す倉庫オーダヘッダの倉庫オーダタイプにリンクされているデフォルトの倉庫手順
  • 現在のオーダラインが属している倉庫オーダヘッダに定義されている倉庫手順
  • 現在のオーダラインに調整されている倉庫手順

倉庫オーダラインごとに倉庫手順を調整するには、適切なメニューから出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000) を選択します。特定のオーダに関する手順の最初の活動をマニュアルから自動に変更する場合は、適切なメニューの処理コマンドを使用してオーダの処理を開始する必要があります。また、最初の活動が自動であるマニュアルオーダに対しても、処理コマンドを使用する必要があります。倉庫手順の詳細については、倉庫手順を定義するにはを参照してください。

注意

出庫オーダラインに出荷済状況の対応するクロスドックオーダが存在する場合、その出庫オーダラインは出荷できません (受領状況が処理中)。これは、勧告済状況のクロスドックオーダラインがあることを意味します。

総勘定元帳タブ

このタブは、財務統合パラメータ (tcfin0100m000) セッションの元帳勘定入力の許可グループボックスで倉庫オーダチェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。

総勘定元帳タブのフィールドが適用されるのは以下の場合のみです。

  • オーダがマニュアルで作成されている (購買 (マニュアル)販売 (マニュアル) など)
  • オーダについて、在庫処理タイプ転送に設定され、出荷元コードが倉庫に設定され、出荷先コードを使用して指定された倉庫が工程タイプであり、指定された品目がフロア在庫タイプである。いずれの場合も、所有権顧客所有タイプであってはいけません。

倉庫オーダヘッダの総勘定元帳タブでデータが指定されている場合、妥当であれば、このデータが出庫オーダラインのデフォルト値になります。

 

オーダデータ
オーダ

オーダの発生元

オーダ

倉庫オーダのコード。倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションのシリーズフィールドで指定されたシリーズを使用して、オーダ番号が生成されます。倉庫オーダが倉庫管理以外のパッケージから生成されている場合、この番号はオリジナルのオーダ番号に対応し、[シリーズ] フィールドに指定されたシリーズには基づきません。

セット

オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。

オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。

  • 出荷元取引先
  • 出荷先取引先
  • 出荷元住所
  • 出荷先住所
  • 運送業者
  • 出荷日
  • オリジナル会社
オーダグループ

倉庫オーダが属しているオーダのグループ

オーダグループを使用すれば、関連する倉庫オーダのグループごとに出庫処理を実行できるため、時間を節約できます。

仕様

このチェックボックスがオンの場合、現在の出庫オーダラインに含まれている品目に対して仕様が存在します。仕様に関する情報は、詳細セッションの需要ペググループボックスの各フィールドにあります。

関連トピック

オーダライン

倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。

連番

倉庫オーダラインの連番

状況

倉庫オーダラインの状況

ブロック

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインは倉庫管理でのそれ以上の処理をブロックされています。

出庫オーダラインの発生元がマニュアルオーダの場合、出庫オーダライン (whinh2120m000) セッションで、次のようにして出庫オーダラインをブロック、またはブロック解除できます。

  • 適切なメニューで、ブロックを選択して出庫オーダラインをブロックします。
  • 適切なメニューで、ブロック解除を選択して出庫オーダラインをブロック解除します。

出庫オーダラインのオーダ発生元がマニュアルではない場合、倉庫管理で出庫オーダラインをブロック、またはブロック解除することはできません。

取消済

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインは取り消す必要があります。また、出庫手順に従う必要があります。取消はピッキングの確認時、または出荷/積荷の確認時に完了します。このシナリオの場合、オリジナルのオーダラインは出庫オーダラインが削除されるまで、または出荷済状況を受け取るまで残っています。

注意

出庫オーダラインの発生元がマニュアルオーダである場合に、出庫オーダラインの発生元オーダが取り消されると、必ずこのチェックボックスがオンになるため、次の状態に関係なく出庫オーダラインは削除されません。

  • 出庫オーダラインの状況
  • 倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションの以下の時点まで取消済出庫オーダラインを削除フィールドの値
不足

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに対して出庫勧告が生成される際に、不足在庫が使用可能になります。在庫の補充後に出庫勧告を作成する場合には、このチェックボックスをオフにします。このフィールドは、クロスドック制約定義の要素の 1 つとして使用します。

関連トピック

現在のライン活動

このチェックボックスがオンの場合、オーダラインには活動が定義されています。ライン活動はデフォルトの活動とは異なり、倉庫オーダヘッダの活動と同じです。1 つの活動は、倉庫オーダ手順のステップの 1 つです。

品目識別
品目

品目。キット処理を使用している場合は、サブキットの構成要素品目の 1 つです。サブキットを表す各倉庫オーダセットには、異なる構成要素品目が含まれています。

貿易コンプライアンスの遵守

このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。

シリアル番号

物理的な実体のある単一の品目を識別する固有の番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。

シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。

少量シナリオの場合、このフィールドは読取専用になり、出庫オーダラインの品目数量が 1 の場合に LN で生成されたシリアル番号が表示されます。品目数量が多量の場合、シリアル番号は表示されません。詳細については、多量シナリオにおけるシリアル番号登録設定の概要を参照してください。

多量シナリオの場合、このフィールドは使用できません。出庫するシリアル番号付品目のシリアル番号を登録するには、多量シナリオでシリアル番号を登録するにはを参照してください。

シリアル状況

シリアル番号付品目の状況

シリアル番号フィールドにシリアルが入力されていない場合、次に示す状況のどれかを選択できます。

適用なしを選択すると、「作業条件」、「リサイクル対象」、「無効化」 のいずれにも当てはまらないシリアル番号付品目が勧告されます。適用なし以外のシリアル状況は、少量シリアル番号付品目にのみ適用されます。

シリアル状況を選択すると、選択した状況を持つシリアルに対応する出庫勧告が作成されます。状況を選択できるのは、現在の出庫オーダラインのオーダ発生元が次のどれかである場合だけです。

  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売 (マニュアル)
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • 販売 (マニュアル)
  • 転送 (マニュアル)
  • 購買 (マニュアル)
  • JSC 生産 (マニュアル)
  • ASC 生産 (マニュアル)
  • プロジェクト (マニュアル)
有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

ロット

オーダラインのロット品目に設定できる特定の条件

条件には次のものがあります。

  • 任意
    入庫または出荷される商品は、特定のロット条件の影響を受けません。複数のロットを使用できます。
  • 同一
    受取または出荷にはどのロットでも選択できますが、受取全体、または出荷全体で同じロットである必要があります。
  • 特定
    特定の 1 つのロットのみを受取または出荷できます。

ロット選択の値によって、次のように処理されます。

  • 任意の場合、出庫勧告が出庫オーダラインに作成されているときには、勧告数量にロット在庫が引き当てられます。
  • 同一の場合、出庫勧告が出庫オーダラインに作成されているときには、出庫オーダラインのオーダ数量に特定のロット在庫が引き当てられます。また、出庫勧告で選択されているロットがロットフィールドに入力されます。この結果、オーダ数量よりも少ない数量を勧告する場合は、同じロットの残存数量を確実に出荷することができます。
  • 特定の場合、出庫オーダラインが作成されているときには、出庫オーダラインのオーダ数量に特定のロット在庫が引き当てられます。また、特定のロットがロットフィールドに入力されます。

出庫オーダラインに出庫勧告を作成するか生成すると、出庫オーダラインの勧告済ロット数量がそのロットの引当済保管場所数量に加算されます。

ロットの引当済数量と引当済保管場所数量は、倉庫 - 品目 - ロット在庫 (whltc1505m000) セッションで表示できます。

ロット

出荷する必要がある特定のロット

設計品目改訂

品目の改訂コード

オーダ数量 (棚卸単位)
オーダ数量 (オーダ単位)

オーダ単位で表す計画済出庫数量。オーダ単位は、商品のオーダに顧客が使用する単位です。場合によっては倉庫では商品をオーダ単位で扱えないため、他の単位で納入が実行される場合があります。

単位

顧客が商品のオーダに使用する単位。場合によっては倉庫では商品をオーダ単位で扱えないため、他の単位で納入が実行される場合があります。

オーダ数量 (棚卸単位)

棚卸単位で表す計画済出庫数量

単位

在庫数量を表すために使用する単位

単位固定

このチェックボックスがオンの場合、顧客はオーダ済商品の納入にオーダ単位を使用することを要求しています。

梱包定義

現在のオーダラインにリストされている品目にリンクされている梱包定義。このフィールドの値は、品目 - 梱包定義 (whwmd4130m000) セッション、または品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションでデフォルト設定されます。

梱包定義固定

このチェックボックスがオンの場合、ピッキング済品目の扱い単位構造が出庫オーダラインの梱包定義に一致する必要があります。

価格
倉庫オーダ価格の使用

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに関連付けられている会計取引に、現在のセッションで指定されているオーダ価格が使用されます。

オーダ価格を指定、または修正できるのは、このチェックボックスがオンの場合のみです。

現在のチェックボックスは、次のオーダ発生元に使用できます。

  • 転送、または転送 (マニュアル) であり、出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に請求関係がない
  • 転送、または転送 (マニュアル) であり、出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に商業価格に基づく請求関係がある
  • 転送、または転送 (マニュアル) であり、出庫オーダラインが倉庫からプロジェクトへの転送に関するものである

予算管理を使用する場合、次の場合にこのフィールドが関連します。

  • 予算管理方針 (tfbgc0110m000) セッションの出庫タブの利用可能予算チェックチェックボックスがオンになっている
  • フィールドが常に無効になります。
  • 次の発生元にのみフィールドが使用可能になります。

    • 生産マニュアル
    • サービスマニュアル

詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での予算管理.

注意
  • 出庫オーダラインに確認済状況の出荷がある場合、このチェックボックスは使用できません。
  • 出庫オーダラインに関係会社間取引を適用できる場合、このチェックボックスはオフになります。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引 - 概要
オーダ価格

倉庫から出庫する 1 品目の価格

デフォルト

次の方法に従ってデフォルトのオーダ価格が取得されます。

  • 品目がプロジェクト品目ではない場合、デフォルトのオーダ価格は標準原価です。標準原価は、製造の標準原価計算モジュールから取得されます。
  • 品目がプロジェクト品目の場合、プロジェクトからデフォルトのオーダ価格が取得されます。

オーダ価格を指定、または修正できるのは、現在のセッションで倉庫オーダ価格の使用チェックボックスがオンの場合のみです。倉庫オーダ価格の使用チェックボックスがオフの場合、現在のフィールドにオーダ価格は指定されません。ただし、出庫オーダラインが仕掛品振替に関する場合、オーダ価格は指定されており修正できません。仕掛品振替のオーダ価格は、製造のジョブショップ管理モジュールから取得されます。

注意

出庫オーダラインに確認済状況の出荷がある場合、このフィールドは使用できません。

関連トピック

オーダ価格通貨

オーダ価格を表す通貨

デフォルト

デフォルト通貨は、転送が実行される倉庫の所属部門にリンクされている財務会社の現地通貨になります。現地通貨は会社 (tcemm1170m000) セッションから取得されます。

オーダ価格フィールドが使用可能で、次のいずれかが当てはまる場合は、現在のフィールドを使用できます。

  • 出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、倉庫間に請求関係がない
  • 出庫オーダラインが倉庫からプロジェクトへの転送に関するものである

出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に商業価格に基づく請求関係がある場合、このフィールドは使用できません。

注意
  • 出庫オーダラインに確認済状況の出荷がある場合、このフィールドは使用できません。
  • 入庫オーダラインに関係会社間取引を適用できる場合、現在のフィールドは使用できません。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引 - 概要
オーダ金額

出庫オーダラインのオーダ金額

次の公式でオーダ金額が計算されます。

オーダ金額 = オーダ数量 (棚卸単位) × オーダ価格 
金額

オーダ金額を表す通貨

関税値

オーダ通貨で表す、ライン品目の単位数量別商業価格

注意

このフィールドはカスタム評価用であるため、販売価格がデフォルト設定されます。

出庫
出荷元
倉庫

出庫オーダラインの出荷を実行する必要がある倉庫

会社

商品の出荷元の会社

出荷元会社は、倉庫フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。

重要

このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで次の規則が倉庫オーダにあてはまる場合、その倉庫オーダは複数会社の倉庫転送になります。

  • 在庫処理タイプが転送
  • 出荷元出荷先倉庫
  • 出荷元コードフィールドに指定された倉庫と出荷先コードフィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
サイト

自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。

サイトには次の制約が適用されます。

  • サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
  • サイトは計画クラスタの一部です。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
  • サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。

サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。

企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。

サイト記述

コードの記述または名称

計画納期

出荷の納品が計画される日付

計画入庫日/時刻

商品の移送先倉庫への到着予定日

実際納期

品目の実際の出庫日

出荷先住所

商品を納入しなければならない住所。顧客の住所や倉庫の住所などがこれに当たります。出荷先住所は、出荷ヘッダから取得されます。詳細は、次の情報を参照してください: [積荷ごとに 1 出荷先コード] チェックボックスに基づく積荷構築

住所

コードの記述または名称

納入地点

運送業者が出荷を納入する必要のある納品先出荷先住所内の具体的な場所。顧客の施設内にある特定の生産ラインや倉庫ドックなどがこれに当たります。納入地点を発注先のシステムで使用すると、出荷構築処理に影響があります。出荷の作成は、納入地点で行われます。詳細は、次の情報を参照してください: 納入地点に基づく出荷構築

注意
  • 勧告がすでに作成されている場合は、納入地点を変更できません。

  • 倉庫オーダがマニュアルで作成されていない場合は、発生元オーダから納入地点が取得されます。

納入地点

コードの記述または名称

中間荷受人

発注先から送付された商品が統合され、通常は顧客の送信された最終移送先に出荷される前に再梱包される物流センタ。中間荷受人は、顧客または顧客を代行する運送業者に帰属します。

中間荷受人コードのデフォルト値は、関連する販売スケジュールラインから取得されます。

原価またはサービスのタイプの品目では、関連する出荷の状況が次の場合、このフィールドは使用できません。

  • 凍結済
  • 確認済

他のタイプの品目では、次の場合にこのフィールドは使用できません。

関連トピック

中間荷受人住所

中間荷受人の住所

関連トピック

出庫
参照

この参照は、顧客/相手先ブランド製造者 (OEM) と発注先の追加情報要件およびロジスティック要件に対応しています。この参照情報はラベルに出力できます。この参照はスケジュールから倉庫オーダ出庫ラインに、さらに、出荷ラインと扱い単位に渡されます。

顧客と発注先は、次のようなさまざまな方法で情報参照を使用できます。

  • カンバン番号の受渡

    たとえば、この参照を使用すると、ラベル、伝票、およびメッセージを介して顧客や発注先との間でカンバン番号をやり取りできます。カンバン番号は、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションに保存された後、出庫オーダライン (whinh2120m000)、出荷 - ライン (whinh4131m000)、および扱い単位 (whwmd5130m000) セッションに転送されます。取得済のカンバン番号は、それぞれのセッションの参照フィールドで使用できます。出荷ラインの扱い単位を作成することができます。

  • 工順コード (輸送コード) の受渡

    たとえば、この参照を使用すると、ラベル、伝票、およびメッセージを介して顧客や発注先との間で工順コード (輸送コードとも呼ばれる) をやり取りできます。顧客では、工順コードが社内物流の目的に使用されます。工順コードは、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションに保存された後、出庫オーダライン (whinh2120m000)、出荷 - ライン (whinh4131m000)、および扱い単位 (whwmd5130m000) セッションに転送されます。取得済の工順コードは、それぞれのセッションの参照フィールドで使用できます。出荷ラインの扱い単位を作成することができます。

出荷参照

出庫参照は、他の基準と共に、発注先の倉庫から出庫される商品を出荷にグループ化する方法を決定します。同じ出荷参照が適用された販売スケジュールラインの品目を 1 つの出荷として顧客に出荷する必要があります。これは自動車業界では、ピックアップシート (PUS) 処理と呼ばれています。

このフィールドの出荷参照の値は、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションの出荷参照フィールドから取得されます。この出荷参照は、出庫ラインから出荷ラインに渡されます。

注意
  • 勧告が作成されている場合は、出荷参照を変更できません。

  • マニュアル倉庫オーダの場合にのみ、出荷参照をマニュアルで指定できます。それ以外の場合は、発生元オーダから出荷参照が設定されます。

オーダ優先順位

オーダの優先順位を示す番号。番号が小さいほど (ゼロを除く)、優先順位は高くなります。

在庫処理

在庫処理。キットシナリオでは、構成要素別の値は使用されません。

追加のイントラスタット

オーダラインの追加イントラスタット情報。追加統計情報設定 (イントラスタット) は、販売管理から渡されるか、倉庫オーダタイプからデフォルト設定されます。追加統計情報設定は、マニュアルの倉庫オーダの場合のみ、かつこれらのオーダに出庫勧告がまだ作成されていない場合にのみ変更できます。

WMS 状況
受入地点

現在の出庫オーダに関連する出荷を受け入れる所在地

指定可能な値

受入地点

注意
  • デフォルトでは、このフィールドは適用なしに設定されます。
  • オーダ発生元がプロジェクト契約である場合、このフィールドの値は、発生元のオーダから取得されます。

関連トピック

選択した出荷受入タイプは、出庫オーダラインから、関連する出荷ラインと出荷に渡されます。出荷ラインと出荷の出荷受入タイプは変更できません。

特急オーダ

このチェックボックスがオンの場合、オーダラインは特急オーダの一部です。

バックオーダの作成

このチェックボックスがオンの場合、出荷数量がオーダ数量より少ないときに、自動的にバックオーダが作成されます。特定のオーダタイプのオーダについてバックオーダを作成する必要があるかどうかは、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションで指定できます。

予算例外

このチェックボックスがオンの場合、ラインの予算チェック処理は正常に完了しませんでした。予算例外が生成されます。フィールドは常に無効となります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での予算管理

注意
  • 予算管理が導入されている場合にのみ、チェックボックスが表示されます。予算管理を有効化するには、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの予算管理チェックボックスをオンにする必要があります。
  • 予算管理方針 (tfbgc0110m000) セッションの出庫タブの利用可能予算チェックチェックボックスがオンになっていない場合、チェックボックスは表示されません。
  • マニュアル倉庫オーダの場合、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションで入庫処理パラメータチェックボックスの計画済入庫オーダラインの生成を選択します。

  • 次の発生元にのみフィールドが使用可能になります。

    • 生産マニュアル (返品オーダ)
    • サービスマニュアル (返品オーダ)

    転送 (マニュアル) オーダは使用できますが、予算チェック処理が実行されていません。

マニュアル入庫オーダラインが作成されるとき (返品オーダの場合)、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータもマニュアルで作成される必要があります。

マニュアル入庫オーダラインがコピーされるとき、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータもコピーされる必要があります。

入庫ラインが削除されるとき、予算勘定分配 (tcbgc1100m000) セッションの対応するデータも削除される必要があります。

関連トピック

所有権
所有権
支払

現在の出庫オーダラインに含まれている商品の支払の処理方法。このフィールドの値は、現在の出庫オーダのもとになる、マニュアル販売オーダ以外のオーダの条件から取得されます。マニュアル販売オーダの場合は、貨物引換払および支払なしの値を使用することができます。

指定可能な値

支払

内部支払

内部支払が適用可能な場合に、現在の出庫オーダラインに含まれる商品の支払を処理する方法。同じ企業単位に属する 2 つの倉庫間や、倉庫と購買オフィス間などがこの関係に該当します。このフィールドの値は、現在の出庫オーダのもとになる、マニュアル販売オーダ以外のオーダの内部条件から取得されます。マニュアル販売オーダの場合は、貨物引換払および支払なしの値を使用することができます。

指定可能な値

支払

所有権

現在の出庫オーダラインの商品を受け取るパーティの所有権。オーダラインに内部支払を適用できる場合には、このフィールドの値は支払または内部支払フィールドの値によって決定されます。

指定可能な値

所有権

出庫戦略

オーダラインの在庫をピッキングするために使用される方法。支払フィールドの値が顧客所有の場合、現在のフィールドの値は常に制限付になります。

指定可能な値

出庫戦略

出庫元取引先

出庫オーダライン用にピッキングする在庫を所有する取引先。出庫戦略フィールドの値が優先または制限付の場合、出庫元取引先を選択する必要があります。

出庫所有権

現在の出庫オーダライン用にピッキングする在庫の所有権。このフィールドの値は、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションの出庫優先順位フィールドの設定を無効にすることができます。

出庫勧告が現在の出庫オーダラインにない場合に、このフィールドを修正することは可能ですが、修正には次の制限があります。

  • 出庫元取引先フィールドに入力された取引先が在庫をピッキングする倉庫の内部取引先の場合、会社所有または委託および委託は使用できません。
  • 出庫元取引先フィールドに入力された取引先が、在庫をピッキングする倉庫の内部取引先ではない場合、会社所有の値は使用できません。
  • 所有権フィールドの値が顧客所有の場合、現在のフィールドの値も顧客所有になります。
  • 所有権フィールドの値が顧客所有ではない場合、次の値を使用できます。 
    • 会社所有または委託
    • 委託
    • 会社所有
  • 所有権フィールドの値が委託で、発生元が購買購買スケジュール、または購買 (マニュアル) の発生元オーダが返品オーダの場合、出庫所有権は委託になります。
  • 所有権フィールドの値が会社所有で、出庫戦略フィールドの値が制限付の場合、現在のフィールドの値が委託になります。
  • 所有権フィールドの値が会社所有で、出庫戦略フィールドの値が優先の場合、現在のフィールドの使用可能な値は会社所有または委託および委託になります。

指定可能な値

出庫所有権

倉庫移動で使用

このフィールドは、現在の出庫オーダラインに含まれる商品の請求が、所有権の変更によって消費されるかどうかを示します。

このフィールドのデフォルト値は条件に準ずるです。このフィールドは、適用なしの値でない限り、商品が未出荷であれば変更可能です。

次の場合には、値が適用なしになります。

  • 出庫オーダラインが倉庫移動ではない場合
  • 所有権フィールドの値が顧客所有の場合
数量
数量(棚卸単位)
勧告数量

棚卸単位で表すこのオーダラインに勧告されている合計数量

発行数量 (棚卸単位)

棚卸単位で表す勧告済合計数量の一部である発行済合計数量

ピッキング済数量

棚卸単位で表すこのオーダラインにピッキングされている合計数量

承認済数量

棚卸単位で表すこのオーダラインに承認されている合計数量

関連トピック

不合格数量

棚卸単位で表すこのオーダラインで不合格にされている合計数量

関連トピック

廃棄

棚卸単位で表す検査中に廃棄されたオーダ数量。この数量は廃棄済検査ライン数量から集計されます。

不合格処理フィールドと隔離検査の設定によって、不合格商品を廃棄できるかどうかが決まります。

関連トピック

取消済数量

棚卸単位で表すこのオーダラインの取消済合計数量。元の製造オーダラインで、取り消す必要のある数量を指定できます。

出荷が確認されると、出庫オーダラインが取り消されているかどうかがチェックされます。ラインが取り消されている場合、倉庫オーダを取り消すにはに記述されている標準手順を実行して、オーダラインが取り消されます。出庫オーダラインが取り消されていない場合、取消予定の数量が存在するかどうかがチェックされます。存在する場合、指定の数量が取り消され、残存数量が出荷されます。

予定未出荷数量

出庫オーダラインの出荷ラインで出荷する予定のないピッキング済数量

出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションで、出荷数量を変更できます。この出荷数量はデフォルトでピッキング済数量に等しくなります。出荷数量を変更すると、次のように処理されます。

  • 出荷数量を減らすと、それに合わせて出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションの未出荷数量(棚卸単位)と、このセッションの予定未出荷数量が増えます。
  • 出荷数量を増やすと、それに合わせて出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションの未出荷数量(棚卸単位)と、このセッションの予定未出荷数量が減ります。
注意

出荷数量を増減させることによって、出荷ライン梱包構造 (whinh4136m000) セッションの出荷数量 (保管単位) フィールドも変化します。

未出荷数量(棚卸単位)

出庫オーダラインの確認済出荷ラインで出荷されない数量

未出荷数量(棚卸単位)がある出荷ラインを確認すると、このセッションで次の処理が行われます。

  • 出荷ラインの未出荷数量(棚卸単位)分だけ予定未出荷数量を減らす
  • 出荷ラインラインの未出荷数量(棚卸単位)分だけ未出荷数量(棚卸単位)を増やす
棚卸単位の出荷数量

棚卸単位で表す実際に出荷された数量。この数量は、出荷ラインが確認されると更新されます。

出荷済数量が発行済数量よりも少ない場合、出庫オーダラインの状況は出荷済に変わりません。

制約
出荷規則

商品の出荷と納入に関連した制約/規則。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷規則

注意
  • 倉庫オーダヘッダの値が次のいずれかの場合は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッション (倉庫オーダヘッダ) の出荷規則フィールドから出荷規則が取得されます。

    • 出荷セット完了
    • 出荷オーダ完了
    • キットの出荷完了
  • ヘッダ上の最小数量許容範囲が 0 パーセントであり、ヘッダレベルで出荷規則が設定されていない場合は、値が出荷ライン完了に設定されます。

  • 出庫オーダラインがマニュアルで作成されていないが、販売スケジュールなどから作成されたものである場合やそのラインの出庫勧告がすでに存在する場合は、このフィールドを変更できません。

  • マニュアル倉庫オーダが取引先に出荷されており、関連する販売先取引先に対して定義された出荷規則が出荷ライン完了または出荷ラインおよび取消の場合は、この値が出庫オーダラインでデフォルト値として使用されます。それ以外の場合はすべて、なしがデフォルト値になります。

  • 倉庫管理システムが導入されている場合、出荷ライン完了は、倉庫管理システムでも使用できるときに限り使用できます。倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションを参照してください。オーダ日のチェックが実行されます。

超過納入
数量で即停止

このフィールドは、数量許容範囲を満たさない場合に実行されるアクションを示します。

出庫勧告を保存するときに最大数量許容範囲が満たされていない場合、アクションが実行されます。特定の出庫オーダラインの勧告数量の合計が、オーダ数量に最大数量許容範囲を加えたものより多い場合、最大数量許容範囲は満たされていません。

LN で次の内容が取得されます。

  • 倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの最小数量許容範囲フィールドと最大数量許容範囲フィールドから数量許容範囲を取得
  • 販売オーダまたは販売スケジュールが倉庫管理に発行された場合に、品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションまたは品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションのアクションフィールドから数量で即停止を取得

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • なし
    設定されている許容範囲は無視されるため、常に出庫勧告を保存できます。
  • 警告
    出庫勧告を保存できますが、許容範囲を満たさない場合に警告を受け取ります。
  • ブロック
    許容範囲を満たしていない場合、出庫勧告を保存できません。
注意

ラインの状況が出荷済の場合は、このフィールドを変更できません。出庫オーダラインがまだ勧告されていない場合、倉庫オーダの発生元が次のいずれかであれば、このフィールドの値を変更できます。

  • 販売 (マニュアル)
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売 (マニュアル)
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • JSC 生産 (マニュアル)
  • ASC 生産 (マニュアル)
  • 転送 (マニュアル)
  • 購買 (マニュアル)
許容超過納入数量

オーダ数量と倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで指定される最大数量許容範囲に基づく最大超過納入

超過納入

超過納入数量は、次のように計算します。

Aqty qty - (Oqty + Rqty + Qens + Qns)

Aqty勧告済数量
Oqtyオーダ数量
Rqty不合格数量
Qens予測未出荷数量
Qns未出荷数量
注意

許容される超過納入は、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで指定される許容範囲によって決まります。

出荷計画
計画済 (オーダ単位)

現在の出庫オーダラインに作成された計画済出荷所要量の合計品目数量この数量は、オーダ単位で表されます。

計画出庫要件は、出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000) セッションで作成されます。

デフォルト

オーダされた数量

注意

予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。

計画済 (棚卸単位)

現在の出庫オーダラインに作成された計画済出荷所要量の合計品目数量この数量は棚卸単位で表されます。

計画出庫要件は、出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000) セッションで作成されます。

デフォルト

オーダされた数量

注意

予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。

計画済 (棚卸単位)

現在の出庫オーダラインから作成された、予想出荷ラインの合計品目数量この数量は棚卸単位で表されます。このフィールドには、関連する出荷ラインの予想数量フィールドの値が反映されます。

注意

予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。

マニュアル出荷計画

このチェックボックスがオンの場合、計画出庫要件が出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000) セッションに存在します。

注意

予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。

クロスドッキング
クロスドッキング

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインには取消済以外の状況のクロスドックオーダがあります。

関連トピック

クロスドックオーダ

出庫オーダラインのクロスドックオーダの番号

関連トピック

クロスドック要求済数量

対応するクロスドックオーダのクロスドッキングに計画済の数量

注意

この数量を変更するには、適切なメニューでクロスドックオーダを選択します。次に、クロスドックオーダ (whinh6100m000) セッションでクロスドック要求済数量フィールドに適切な値を入力します。

クロスドック勧告数量

対応するクロスドックオーダのクロスドックに勧告済の数量

クロスドック数量

対応するクロスドックオーダで実際にクロスドックされた数量

輸送
輸送
倉庫管理からの輸送オーダの生成

このチェックボックスがオンの場合、オーダラインが保存されるとそのオーダラインに輸送オーダが生成されます。このフィールドのデフォルト値は、倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションから取得されます。

輸送オーダ

出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダ

輸送オーダライン

出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダライン

貨物状況

出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダラインの状況

関連トピック

貨物会社

商品の出荷先の会社

出荷先会社は、倉庫フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。

重要

このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで次の規則が倉庫オーダにあてはまる場合、その倉庫オーダは複数会社の倉庫転送になります。

  • 在庫処理タイプが転送
  • 出荷元タイプ出荷先タイプ倉庫
  • 出荷元コードフィールドに指定された倉庫と出荷先コードフィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
積荷計画
存在する積荷計画

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインにリンクされている積荷計画が計画積荷/出荷 (whinh4180m000) セッションにあります。

積荷計画の却下

このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに生成されている、またはこれから生成される積荷計画は、倉庫管理によって却下されます。

このチェックボックスは、出庫オーダラインの棚卸単位の出荷数量がゼロの場合、オフ、またはオンにできます。

プロジェクト
転送元プロジェクト

品目の転送元のプロジェクト

次の項目からプロジェクトが取得されます。

  • 出荷元フィールドの値がプロジェクトの場合、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの出荷元コードフィールド
  • 出荷元フィールドの値がプロジェクトの場合、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの出荷元コードフィールドの倉庫が倉庫タイプであればその倉庫
転送先プロジェクト

品目の転送先のプロジェクト

次の項目からプロジェクトが取得されます。

  • 出荷先フィールドの値がプロジェクトの場合、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの出荷先コードフィールド
  • 出荷先フィールドの値がプロジェクトの場合、倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの出荷先コードフィールドの倉庫が倉庫タイプであればその倉庫
転送元要素

転送元プロジェクトにリンクされている要素

転送元活動

転送元プロジェクトにリンクされている活動

転送元拡張

転送元プロジェクトにリンクされている拡張

転送元原価構成要素

転送元プロジェクトにリンクされている原価構成要素

デフォルト

デフォルトの原価構成要素は、品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションの品目にリンクされている原価構成要素です。

仕様
需要ペグ
引当先販売先取引先

在庫が引当済販売先取引先

このフィールドで指定された取引先について、このレコードで指定された在庫を使用できます。この在庫は他の取引先には使用されません。

関連トピック

引当先出荷先取引先

在庫が引き当てられる出荷先取引先

ビジネスオブジェクトタイプ

在庫が引当済のオーダのタイプ (販売オーダサービスオーダなど)

注意

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • ビジネスオブジェクトタイプ
  • ビジネスオブジェクト
  • ビジネスオブジェクト参照

関連トピック

ビジネスオブジェクト

在庫が引当済オーダまたはオーダライン

注意

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • ビジネスオブジェクトタイプ
  • ビジネスオブジェクト
  • ビジネスオブジェクト参照

関連トピック

参照

在庫が引当済の参照コード

この参照で指定されている需要を満たすために、レコードで指定されている在庫が使用できます。この在庫は他の目的には使用できません。

このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。

  • 販売先取引先フィールドが入力済の場合、参照フィールドを使用して顧客定義による参照コードが記録されます。
  • 販売先取引先フィールドが空の場合、参照フィールドを使用して内部参照が記録されます。

参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後で返却される場合) でも、それらの部品を互いにリンクしたままにできます。

関連トピック

構成
派生元製品バリアント

構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

製品バリアント

コードの記述または名称

オプションリスト ID

構成済品目のオプションと特徴の ID。この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。

事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知の仕様は、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。

倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。

注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの組立 (APL/ASC/ASL) チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。

  • このフィールドは、構成可能な購買品目および製造組立 (FAS) 品目に対してのみ生成されます。

追加情報
追加フィールド

さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。

追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの追加フィールドとして表示されます。

追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、出荷 (whinh4130m000) セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は出荷 (whinh4130m000) セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。

ペグ配分

このチェックボックスがオンの場合、選択した出庫オーダラインについて、ペグ配分が存在します。

顧客品目改訂

顧客の品目改訂コード

注意

このフィールドは、ピッキングリストラインが確認された場合、または出荷ラインが作成された場合に表示されます。

記述

コードの記述または名称

 

出荷計画

出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000) セッションを開始します。このセッションでは、計画出庫要件を表示およびメンテナンスできます。

次を参照してください。:

オプションリスト

オプションリスト ID にリンクするオプションおよび特徴の表示

改訂検索

品目の改訂を検索します。

品目改訂の検索は、次の場合のみ実行できます。

  • ロット管理パラメータ (whltc0100s000) セッションのロット管理の設計改訂チェックボックスがオンです。
  • 品目デフォルト (tcibd0102m000) セッションの改訂管理チェックボックスがオンです。
部品表ライン

出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000) セッションを開始します。

プロジェクトペギング在庫

プロジェクトペギング在庫 - 詳細ビュー (whwmd2560m100) セッションを開始します。

輸送オーダライン

輸送オーダライン (fmfoc2101m000) セッションを開始します。

要至急

選択しているオーダラインを特急オーダにするには、このコマンドを使用します。このコマンドを使用すると、オーダラインには重要度フラグが含まれるため、計画納期が無視されます。出庫勧告の生成 (whinh4201m000) は、まず特急オーダを処理してから計画納期のオーダにある他のオーダを処理します。

要至急を元に戻す

特急オーダラインを通常のオーダラインに変更するには、このコマンドを使用します。

処理
オーダライン活動の作成

このコマンドを使用して、オーダラインに倉庫オーダ手順を構成する活動を生成します。

このコマンドが使用できるのは、選択しているオーダラインに活動がない場合です。次のいずれかの場合、オーダラインに活動があります。

  • オーダラインのオーダ処理が開始されており、最初の活動が実行されている
  • このコマンドをこれまでに使用して活動を作成している

このコマンドをクリックすると、現在のオーダラインの倉庫オーダヘッダの活動が出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000) セッションにコピーされます。このセッションでは、現在のオーダラインのオーダ手順を定義するこれらの活動を調整できます。

出庫オーダライン別活動

出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000) セッションを開始します。

このコマンドが使用できるのは、選択しているオーダラインに活動がある場合です。次のいずれかの場合、オーダラインに活動があります。

  • オーダラインのオーダ処理が開始されており、最初の活動が実行されている
  • オーダライン活動の作成コマンドをこれまでに使用して活動を作成している
オーダライン活動の削除

このコマンドを使用して、オーダラインの倉庫オーダ手順を構成する活動を削除します。このコマンドをクリックすると、出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000) セッションで現在のオーダラインの活動が削除されます。

勧告の生成

選択している出庫オーダラインに出庫勧告を生成するには、このコマンドを使用します。作成した出庫勧告は、出庫勧告 (whinh4525m000) セッションで表示できます。

出庫勧告の発行 (whinh4202m000) セッションが出庫手順の活動ではない場合、生成された出庫勧告は直接発行されます。

勧告発行

この機能は、選択したレコードの勧告を発行するために使用します。

直接発行

出庫勧告を作成し、即時発行します。

勧告/発行を元に戻す

選択したレコードの修正を元に戻すことができます。

勧告取消

選択したレコードについて作成した出庫勧告を元に戻すことができます。

発行取消

この機能は、選択したレコードに対する勧告の発行を元に戻すために使用します。

ブロック

さらに処理するために、ラインをブロックします。

ブロック解除

さらに処理するために、ラインをブロック解除します。

オーダ別出荷ライン

オーダ別に出荷ラインをすべて表示します。

再計画

オーダラインの再計算 (whinh2206m000) セッションを開始します。

取消

出庫オーダラインを取り消します (出庫オーダライン (whinh2120m000) 詳細セッションの取消済チェックボックスをオン)。

このオプションは、発生元がマニュアルオーダ、または転送の出庫オーダラインのみ取り消すことができます。

取消を元に戻す

出庫オーダラインの取消を無効にします (出庫オーダライン (whinh2120m000) 詳細セッションの取消済チェックボックスをオフ)。

このオプションは、発生元がマニュアルオーダ、または転送の出庫オーダラインの取消のみを無効にできます。

倉庫オーダの出力

倉庫オーダの出力 (whinh2400m000) セッションを開始します。デフォルトでは、このセッションが開始され、レポートが出力されます。