データ更新実行の実行 (OP-CE)
このセクションでは、データ更新実行の作成方法と実行方法について説明します。
ステップ 1. 実行情報を表示する-
データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションを開始します。
実行情報タブに移動します。
ステップ 2. データ更新実行がすでに存在する場合は、実行を初期化するこのステップは、実行したいデータ更新実行が、たとえば、自動的に生成されたためにすでに存在している場合のみ実行します。
既存の実行を初期化するには
- データ更新実行を選択し、適切なメニューのデータ更新実行の初期化を選択します。データ更新実行の初期化 (ttspt2200m000) セッションが開始されます。
セッションに表示されるフィールドに値を入力します。特に、次の情報を指定します。
ソースフィーチャーパックはすでに入力されています。
警告
正しいソースフィーチャーパック番号が入力されていることを確認してください。データ更新は、指定したソースフィーチャーパック番号に基づいて実行されます。
- 番号が小さすぎる場合、過大なデータが変換されます。不正な値でデータが上書きされることがあります。
- 番号が大きすぎる場合、一部のデータが変換されません。データの整合性が失われることがあります。
注意
- 初期化プロセスでは、指定したフィーチャーパック番号が、データ更新実行に含まれるすべての更新タスクに設定されます。
- 間違った初期化の後、実行内の更新タスク/更新プログラムのソースフィーチャーパックを修正できます。この訂正を行うには、基準フィーチャーパックの一括変更 (ttspt2220m000) セッションを使用します。
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初期化をクリックします。
- 初期化が完了すると、「プロセスが完了しました」 というメッセージが表示されます。メッセージボックスを閉じるには、OK をクリックします。
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データ更新実行の初期化 (ttspt2200m000) セッションを終了します。
ステップ 3. データ更新実行が存在しない場合は、新しい実行を作成し、初期化するこのステップは、データ更新実行が存在しない場合のみ実行します。
新しい実行を作成および初期化するには
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データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションで、新規をクリックします。データ更新実行の初期化 (ttspt2200m000) セッションが開始されます。
セッションに表示されるフィールドに値を入力します。特に、次の情報を指定します。
注意: 初期化の後データ更新エンジンを開始チェックボックスをオンにした場合、初期化の完了後にデータ更新が自動実行されます。データ更新実行の開始前に、ソースフィーチャーパックを検査したり、実行を調整したりすることはできません。
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初期化をクリックします。
- 初期化が完了すると、「プロセスが完了しました」 というメッセージが表示されます。メッセージボックスを閉じるには、OK をクリックします。
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データ更新実行の初期化 (ttspt2200m000) セッションを終了します。新規のデータ更新実行が、データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションに表示されます。
ステップ 4. データ更新実行を調整するデータ更新実行を調整するには、データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションの適切なメニューから、次に示すアクションを選択します。
データ更新実行別の会社
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データ更新実行別の会社 (ttspt2510m000) セッションを開始します。 デフォルトでは、一度の実行で、1 つのパッケージコンビネーションに含まれるすべての会社が処理されます。更新プロセスを分割するには、会社を別のデータ更新実行に移動します。この方法により、たとえば、1 つのパッケージコンビネーションに含まれる活動中の会社とアーカイブ会社とを 2 つのデータ更新実行で処理できます。
別の実行に会社を移動するには -
データ更新実行別の会社 (ttspt2510m000) セッションで、移動する会社を選択します。
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適切なメニューで会社を別の実行に移動するを選択します。別の実行への会社の移動 (ttspt2210m000) セッションが開始されます。
- 必須情報を入力します。
- 会社指定を変更します (オプション)。
- 移動先のデータ更新実行を指定します。新しいデータ更新実行を作成することも、既存のデータ更新実行を選択することもできます。
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移動をクリックします。
注意: 相互に関連する会社は、同じデータ更新実行にリンクする必要があります。会社を別のデータ更新実行に移動できるのは、関連する会社も移動する場合のみです。会社指定で関連する会社がすべて選択されていない場合、エラーメッセージが表示されます。メッセージには、指定に含める必要がある、不足している会社が示されます。検証するをクリックして、不足している会社を自動選択します。
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データ更新タスク
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データ更新タスク (ttspt2520m000) セッションを開始します。更新タスクをダブルクリックして、データ更新タスク (ttspt2520m100) 詳細セッションを開始します。
セッションの目的: 更新タスクの次に示すようなプロパティを変更します。 -
ソースフィーチャーパック
ランタイムクラス
注意
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ランタイムクラスを、巨大、大きい、中程度、または小さいに設定します。
実際実行状況
警告
- この状況は、トラブルシューティングを行う場合にのみ変更してください。トラブルシューティング (OP-CE) を参照してください。
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実際実行状況を発行済に設定した場合、タスクは処理されません。この方法を使用することで、実行中に失敗するタスクをスキップし、処理を続行できます。これにより、予測できない結果が引き起こされたり、データが破壊されるおそれがあります。このため、実際実行状況の発行済への設定は、管理者の責任で行ってください。
詳細については、このセッションのヘルプを参照してください。
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ステップ 5. データ更新実行を実行する-
データ更新実行 (ttspt2500m000) セッションで、データ更新実行を選択します。
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適切な メニューのデータ更新エンジンを選択します。データ更新エンジン (ttspt2201m000) セッションが開始されます。
セッションのフィールドに値を入力して、続行をクリックします。セッションヘルプを参照してください。
注意: 実行中にタスクが失敗した場合、進捗状況バーにエラーメッセージが表示されます。致命的なエラーの場合、失敗した更新プログラムが停止します。それ以降、依存する更新プログラムはすべて実行できなくなります。データ更新実行に含まれるその他すべての更新プログラムが、引き続き実行されます。
エラーの原因となった問題を解決してから、失敗したタスクを再開できます。トラブルシューティング (OP-CE) を参照してください。