顧客定義フィールド (CE)

LN の顧客定義フィールド (CDF) セッションでは、いわゆるカスタマイズを作成せずにテーブルに追加情報を保存することができます。これらのセッションは、アプリケーション構成ツールメニューから使用できます。

制限
  • 「ツール」 (tl および tt パッケージ) 内のテーブルには、顧客定義フィールドを定義できません。
  • 外部統合 (Infor Integration、EDI、Office 統合、SOA ベース統合など) は顧客定義フィールドをサポートしていません。
  • テーブル内の CDF 数には、直接的な制限はありません。ただし、テーブル内の実際のフィールド数、およびすべてのフィールドの合計長は、使用している RDBMS の制限を受けることがあります。
  • 顧客定義フィールドと関連ドメインをランタイムデータディクショナリに変換するためにランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000) セッションを実行できるのは、スーパーユーザのみです。
個人用設定

1 つのセッションは、以下の 2 種類の顧客定義フィールドで構成されています。

  • メインテーブルの顧客定義フィールド。これらのフィールドは、標準の顧客定義フィールドです。「有効」 に設定されている場合、これらのフィールドは最初からセッションに表示されます。顧客定義フィールド (ttadv4591m000) を参照してください。
  • 参照顧客定義フィールド。これらのフィールドは、セッションのメインテーブルから参照されているテーブルに属している有効な顧客定義フィールドです。参照顧客定義フィールドは、最初にセッションで非表示になります。

参照顧客定義フィールドがセッションにリンクされるのは、そのフィールドのテーブルが以下の項目で参照されている場合です。

  • テーブル定義 (ハード参照とも呼ばれる)
  • フォーム定義 (特にフォームフィールドの入力/参照式プロパティ) で指定されている参照
  • セッションの UI スクリプトに含まれる query.extend.select() 呼出し

セッションに顧客定義フィールドが含まれている場合は、次のアクションを実行できます。

  • それらのフィールドを表示/非表示にする
  • それらのフィールドを別の場所 (異なるタブなど) に移動する

「アプリケーションの個人用設定」 を参照してください。

関連文書

顧客定義フィールドの詳細については、Infor LN Extensions Development Guide の 「顧客定義フィールド」 を参照してください。