プログラムスクリプト概要

セッションのデフォルト動作は、4GL エンジンによって処理されます。追加機能が必要な場合やデフォルト機能をバイパスする必要がある場合は、プログラムスクリプト (UI スクリプト) でプログラムする必要があります。

LN ツールでは、ユーザインターフェイス処理を UI スクリプトでプログラムし、テーブル、テーブルフィールド、およびテーブル間関係についてのアプリケーションロジックをデータアクセス階層 (DAL) でプログラムします。プログラマは、セッションのデフォルト動作を変更するユーザインターフェイス (UI) スクリプトを作成します。また、DAL スクリプトを作成して、特定テーブルについてのすべての論理的整合性ルールおよびビジネス論理をプログラムします。

注意

Infor Baan IVc では、すべての論理的整合性ルールおよびすべてのビジネス論理が UI スクリプトでプログラムされていました。DAL は Infor Baan 5.0 で初めて導入されました。DAL-2 は、LN 6.1 で導入されました。DAL の詳細については、DAL 1 概要およびDAL 2 概要を参照してください。

UI スクリプトには、以下の 4GL イベントセクションのタイプのうち、1 つまたは複数を含むことができます。

  • プログラムセクション
  • Zoom.from セクション
  • フォームセクション
  • グループセクション
  • 選択セクション
  • フィールドセクション
  • メインテーブルセクション

フィールドセクションは非テーブルフィールドに対してのみ使用されます。テーブルフィールドは DAL スクリプトによって処理されます。

メインテーブルセクションはもう使用できません。メインテーブルの論理は DAL を介して処理されるためです。

プログラムスクリプトは、プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションから表示して編集できます。スクリプトタイプは UI スクリプト ...です。

プログラムスクリプトの詳細については、Infor ES Programmer's Guide の 「4GL Language Features」 を参照してください。