ライブラリ権限を定義するには

通常ユーザは、ツールで限定された権限のみを持ちます。ユーザグループは組織の役割にリンクされており、会社内の特定のライブラリに対して持つ権限は、ライブラリ権限で定義します。ここには一連のセッションが含まれており、特定のダイナミックリンクライブラリに対する権限の出力、表示、メンテナンス、変換に使用できます。

すべてのライブラリ権限に対するライブラリ権限のタイプも指定しなければなりません。たとえば、権限ありまたは権限なしです。ツールはこのデータを使用して、ユーザがライブラリ内の機能を使用する権限を持っているかどうかを判断します。ユーザのライブラリ権限が指定されていない場合は、ユーザにはアクセス権が全くありません。

次のように複数のレベルでライブラリ権限を指定することができます。例:

  • パッケージレベル。例外はモジュールレベルおよびライブラリレベルでメンテナンスすることができます。
  • モジュールレベル。これは、パッケージレベルの例外であり、例外はライブラリレベルでメンテナンスすることができます。
  • ライブラリレベル。これは、パッケージレベルの例外であり、例外はライブラリレベルでメンテナンスすることができます。

最も具体的なレベルで示されている権限が最も高い優先順位となります。これはライブラリ別のライブラリ権限です。優先順位が最も低いのは最もグローバルなレベルで示されている権限です。これはパッケージ別のライブラリ権限です。

前述のレベルの他に、ユーザのライブラリ権限を複数の役割で指定することができます。たとえば、1 人のユーザが 2 つの役割を持っているとします。ライブラリに対するアクセス権をユーザが持っていることを 1 つの役割が示し、もう 1 つの役割がアクセス権を持っていないことを示す場合は、最終的にユーザはそのライブライリに対する権限を持っています。