権限の定義

通常ユーザの場合、権限は、セッション、データベース、およびライブラリを使用するために定義されます。これらの権限は、ユーザプロファイルにリンクできる役割で定義されます。さたに、開発パラメータたデバイス設定などの役割に依存しない権限を定義できます。これらの権限は、ユーザプロファイルにリンクできるテンプレート役割で定義されます。スーパーユーザには制限がないため、役割にリンクされません。

この結果、ユーザは必要なソフトウェアおよびデータに関連する権限を持つことになります。

権限は権限管理システム (AMS) を使用して定義します。AMS はユーザ管理モジュールの統合部分の 1 つです。

システム管理者は AMS モジュールを使用して次の処理を実行することができます。

これによって、組織内の役割によって識別された関連ユーザグループの権限を定義することができます。ユーザは複数の役割にリンクすることができ、1 つの役割は複数の副役割を持つことができます。たとえば、ある部門の管理者は従業員と同じ権限を持たなければなりませんが、さらに特別な権限も必要となります。

役割は役割データ (ttams2100m000) セッションで定義します。このセッションの適切なメニューの該当するコマンドを使用していくつかの権限を定義することができます。

必須データを入力した場合は、ランタイムデータディクショナリへの変換を実行して、新規権限または改訂された権限を有効化しなければなりません。