LN ユーザの作成

LN アプリケーションで作業するには、ユーザがオペレーティングシステムのユーザアカウントおよびパスワード、データベースユーザのアカウントおよびパスワード、LN ユーザのアカウントおよび適切な LN 権限を持っていることが必要です。権限は、組織におけるユーザの役割に依存します。

Enterprise Server のユーザ管理モジュールを使用して、LN ユーザおよび LN 権限を定義します。

次の手順を実行します。

  • 適切なオペレーティングシステムの管理ツールを使用して、オペレーティングシステムのユーザを作成します。SAM (HP-UX)、SMIT (IBM-AIX)、コンピュータの管理 (Windows) などのツールがあります。このタスクは通常、オペレーティングシステムの管理者が行います。
  • 適切な権限管理システム (AMS) セッションを使用して、役割依存の権限、役割に依存しない権限、およびテンプレートを定義します。セッション権限、データベース権限、開発者権限のテンプレートなどのセッションがあります。このタスクは通常、LN の管理者が行います。
  • ユーザデータセッションを使用して LN ユーザを作成します。このセッションで、ユーザコード、ユーザ名、ユーザタイプ (スーパーユーザまたは通常ユーザ)、オペレーティングシステムのアカウントなどのシステムデータフィールドを指定できます。また、このセッションを使用して、役割 (権限) やテンプレート (権限およびデフォルトのユーザ設定) をユーザにリンクできます。このタスクは通常、LN の管理者が行います。
  • 変更のランタイム DD への変換 (ttams2200m000) セッションを使用してユーザをランタイム DD に変換します。変換されたユーザは、LN サーバの $BSE/lib/user ディレクトリに保存されます。
  • Infor LN ユーザをデータベースユーザに変換 (ttdba0915m000) セッションを使用して、データベースユーザを作成します。このセッションを実行するには、データベース管理者のアカウントおよびパスワードが必要です。