ランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000)

セッションの目的:  変更されたソフトウェア構成要素をランタイムデータディクショナリに変換します。この変換は、指定範囲のパッケージコンビネーション/パッケージ別に行います。

セッションの使用方法

適切な範囲を指定し、変換する必要のある構成要素を示します。

テーブル定義だけが作成され、テーブル自体は作成されません。テーブルを作成するには、テーブルの作成 (ttaad4230m000) セッションを使用します。

注意

テーブルの再構成チェックボックスがオンの場合は、変更されたテーブルがすべて再構成されます。テーブルの範囲は考慮されません。指定された範囲のパッケージコンビネーションにリンクされている会社のテーブルが再構成されます。

ロックされたテーブルの問題を回避するには

  1. 全員が LN からサインアウトしたことを確認します。たとえば、ロックエラーが原因で、テーブルの再構成に失敗した場合は、次の質問が表示されます: ファイル構成時にエラーが発生しました。再試行しますか? プロセスを停止するには、メッセージボックスで [いいえ] をクリックします。
  2. アプリケーションロック (ttadv9598m000) セッションを開始し、この変換セッションのアプリケーションロックを削除します。
  3. このランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000) セッションを再開し、テーブルの再構成を再開します。
  4. 変換が終了したら、すべてのユーザが bshell を再起動したことを確認します。これは、bshell 内でのエラーを避けるためです。

再構成プロセスの出力は、$BSE/log/log.reconfig ファイルに記録されます。

 

ドメイン

このチェックボックスがオンの場合、 ドメインがランタイムデータディクショナリに変換されます。

テーブル

このチェックボックスがオンの場合、 テーブルがランタイムデータディクショナリに変換されます。

テーブルの再構成

このチェックボックスがオンの場合、 テーブルが再構成されます。

再構成とは、データディクショナリ内のテーブルおよびドメインの定義に基づいて新しいテーブル定義を作成することを意味します。再構成が行われるのは、開発環境で定義が変更された場合のみです。

テーブルの再構成は、テーブルまたはドメインがランタイムデータディクショナリで作成された場合のみ行うことができます。

パッケージコンビネーション

ランタイムデータディクショナリに変換されるデータがあるパッケージコンビネーションを指定します。

パッケージ

テーブルとドメインをランタイムデータディクショナリに変換する必要のあるパッケージ

テーブル

データディクショナリに変換する、変更されたテーブルを指定します。

ランタイムディレクトリ

このチェックボックスがオンの場合、定義されたパッケージコンビネーションのファイル定義である fd6.2 ファイルが、ランタイムデータディクショナリにダンプされます。ランタイムディレクトリは、ファイル定義内に置かれ、ランタイムオブジェクトを含みます。

注意

この処理の実行中は、LN ユーザのユーザファイルも定義済パッケージコンビネーションのランタイムデータディクショナリにダンプされます。

エラーを出力

このチェックボックスがオンの場合、ランタイムデータディクショナリへの変換時に発生したエラーが表示されます。

 

ログエントリ

実際のセッションで生成されたログエントリのみが表示されます。