セッション (ttadv2100s000)

セッションの目的:  セッションを生成およびメンテナンスします。

新セッションの挿入時 (レコードを最初に保存する前):

  • 標準スクリプトチェックボックスをオンにできます。これにより、レコードを保存するときにセッション用のプログラムスクリプトが生成されます。
  • セッションの標準コマンドセットは、標準コマンドセットフィールドで指定できます。

新セッションを最初に保存するときに、セッションが生成されます。

既存のセッションのメンテナンス時 (レコードを最初に保存した後):

  • 標準スクリプトチェックボックスがフォームから削除されます。セッション用のプログラムスクリプトを最初に保存した後に作成するには、プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションで、プログラムスクリプトをマニュアルで作成してからプログラムスクリプトフィールドにコードを入力してセッションにリンクします。
  • セッション (ttadv2100s000) 詳細セッションのフォームから標準コマンドセットフィールドが削除されます。セッションの標準コマンドセットを再選択するには、セッション (ttadv2500m000) 概要セッションを使用する必要があります。グリッドでセッションを選択し、適切なメニューの標準コマンドを選択します。標準コマンド (ttadv3110s000) セッションが開始されます。このセッションで、標準コマンドセットオプションを選択できます。標準コマンドセット (ttadv3520m000) セッションが開始されるため、ユーザのセッションに新規の標準コマンドセットを選択できます。
注意

セッションのデータの変更が可能になるのは、セッションをチェックアウトした後です。チェックアウトは、セッション (ttadv2500m000) 概要セッションの適切なメニューから実行してください。

 

パッケージ

セッションのパッケージコード

VRC

セッションの VRC のバージョンコード

関連トピック

VRC

セッションの VRC のリリースコード

関連トピック

VRC

セッションの VRC の顧客コード

関連トピック

モジュール

セッションのモジュールコード。各セッションはパッケージ内のモジュールに属しています。

セッション

セッションのコード。セッションを一意に識別するパッケージコード、モジュールコード、およびセッションコードの組合せです。

記述

実行時にセッションのタイトルバーに表示される、セッションの記述

標準スクリプト

セッションの標準スクリプトタイプ

注意

標準スクリプトを指定した場合、プログラムスクリプトは指定できません。

指定可能な値:

指定可能な値

標準スクリプト

このチェックボックスがオンの場合、レコードを初めて保存したときに、セッション、およびセッション用のプログラムスクリプトが生成されます。

このチェックボックスがオフの場合、レコードを初めて保存したときに、セッションは生成されますが、セッション用のプログラムスクリプトは生成されません。

注意
  • このフィールドをメンテナンスできるのは、標準スクリプトフィールドでなしが選択されている場合のみです。
  • 生成されるプログラムスクリプトのコードは、プログラムスクリプトフィールドで定義してください。
  • 生成されるスクリプトの内容は、このセッションで選択された設定に応じて異なります。生成されたプログラムスクリプトは、プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションで表示およびメンテナンスできます。
  • 新規レコードが最初に保存された後は、このチェックボックスがフォームから削除されます。プログラムスクリプトを最初に保存した後に作成するには、プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションで、プログラムスクリプトをマニュアルで作成してからプログラムスクリプトフィールドにコードを入力してセッションにリンクします。
プログラムスクリプト

プログラムスクリプトのパッケージコード

プログラムスクリプト

セッションのプログラムスクリプトのモジュールコード

注意

このフィールドをメンテナンスできるのは、標準スクリプトフィールドでなしが選択されている場合のみです。

プログラムスクリプト

プログラムスクリプトのコード。セッションに属するプログラムスクリプトを識別するパッケージコード、モジュールコードおよびプログラムスクリプトコード

注意

このフィールドをメンテナンスできるのは、標準スクリプトフィールドでなしが選択されている場合のみです。

メインテーブル

セッションのメインテーブルのパッケージコード

メインテーブル

セッションのメインテーブルのモジュールコード

メインテーブル

セッションのメインテーブルのテーブル番号。パッケージコード、モジュールコードおよびテーブル番号の組合せによって、テーブルが識別されます。

開始コマンドタイプ

セッションの開始コマンドタイプ

指定可能な値:

開始コマンドのタイプ

開始コマンド

ユーザがセッションを開始したときに実行されるコマンド

注意

このフィールドをメンテナンスできるのは、開始コマンドタイプフィールドで特定の開始コマンドが選択された場合のみです。

セッション状況

セッションの開発状況

指定可能な値:

状況セッション

ダイナミックセッション

このチェックボックスがオンの場合、セッションはダイナミックになります。ダイナミックセッションは、作成のみが可能です。

統合

このチェックボックスがオンの場合、セッションは統合セッションになります。統合セッションは、作成のみが可能です。

セッションタイプ

セッションのタイプを指定します。

指定可能な値:

セッションタイプ

ウィンドウタイプ

セッションのウィンドウタイプを指定します。

指定可能な値:

ウィンドウタイプ

メインセッション

このチェックボックスがオンの場合、セッションはメインセッションになるため、メニューに配置できます。

このチェックボックスがオフの場合、セッションはサブセッションになるため、メニューに配置できません。このセッションは、概要セッション、または特定のフォームコマンドでのみ開始できます。

同期ダイアログ

当概要セッションに対応する詳細セッションのコード。その詳細セッションは、概要セッションでユーザがレコードをダブルクリックすると開始されます。

失効

このチェックボックスがオンの場合、セッションは失効しています。そのため、パッケージ VRC およびパッケージ VRC の任意の派生においても使用できません。

複数言語でのレポート

このチェックボックスがオンの場合、セッションのレポートを実行時の言語以外の言語で出力することができます。

注意
  • ソフトウェア配布に依存します (インポート-/エクスポート機能モジュールを参照)。レポートは言語別の配布言語 (ttiex0101m000) セッションで選択した言語でのみ出力できます。
  • 複数言語でのレポート出力は、セッションのプログラムスクリプトで管理できます。
ユーザ

セッションを作成したユーザ

日付

セッションを作成した日付

注意

作成日の範囲を指定してセッションを出力することができます。

技術文書

このチェックボックスがオンの場合、セッションの技術文書の記述が利用可能になります。

リリースノート

このチェックボックスがオンの場合、セッションのリリースノートの記述が利用可能になります。

ワークフロー対応

このフィールドを使用して、ワークフロー環境でセッションを実行できるかどうかを指定する必要があります。リストから次のいずれかの値を選択できます。リストの 3 つの値のみが意味を持ちます。次の表を参照してください。

説明
指定なしセッションはワークフロー環境でチェックされていない
単一/再実行可能セッションはワークフロー環境でチェックされ、正常に実行された
単一/再実行不可不使用
コンテナ/再実行可能不使用
コンテナ/再実行不可不使用
単一/コンテナ/再実行可能不使用
単一/コンテナ/再実行不可不使用
ワークフロー使用不可セッションはワークフロー環境でチェックされたが、実行に失敗した

 

Web UI 有効

Web UI 環境でセッションを正常に実行できる場合は、このチェックボックスをオンにする必要があります。

水平

このチェックボックスがオンの場合、概要セッションで各レコードのプロパティをグリッドに沿って水平に (行単位で) 表示します。例:

品目長さ重量
パイ30cm1.0kg
ピザ50cm1.5kg

 

このチェックボックスがオフの場合、概要セッションで各レコードのプロパティをグリッドに沿って下方向に (列単位で) 表示できます。例:

品目パイピザ
長さ30cm50cm
重量1.0kg1.5kg

 

レコード表示

ユーザが概要セッションを開始したときにグリッドに表示されるレコード数

注意
  • このフィールドに 「1」 を入力した場合、グリッドに表示されるレコード数は、セッションのデフォルトウィンドウサイズに従って決定されます。
  • ユーザデータ (ttaad2500m000) セッションのユーザ設定を記憶チェックボックスがオンの場合、グリッドに表示されるレコード数は、そのセッション用にユーザが最後に選択したウィンドウサイズに従って決定されます。
動的インデックス切り替え

セッションの [動的インデックス切り替え] オプションを選択します。指定可能な値:

なし: ユーザが新インデックスを選択しても、表示フィールドおよびセッションレイアウトは変更されません。

表示フィールドが異なる場合に再開: ユーザが新インデックスを選択し、それによってセッションのグリッド上部にある表示フィールドが変更された場合、セッションが再開されます。

常に再開: ユーザがセッションを表示する基準となる任意の新インデックスを選択すると、セッションが再開されます。

動的インデックス切り替え

このチェックボックスがオンの場合、動的インデックス切替が実装された概要セッションでは、セッションのタイトルバーに現行インデックスが表示されます。

標準コマンドセット

セッションの標準コマンドセットを選択します。

注意

レコードを最初に保存するときに、セッションが生成されます。レコードを最初に保存した後に、次の処理が実行されます。

  • このフィールドがフォームから削除されます。
  • セッションの標準コマンドセットを再選択するには、セッション (ttadv2500m000) 概要セッションのグリッドでセッションを選択し、適切なメニューの標準コマンドを選択します。標準コマンド (ttadv3110s000) セッションが開始されます。このセッションで、標準コマンドセットオプションを選択できます。標準コマンドセット (ttadv3520m000) セッションが開始されるため、ユーザのセッションに新規の標準コマンドセットを選択できます。
コマンドタイプ

セッションのデフォルトボタンのコマンドタイプを選択します。

デフォルトボタン

セッションのデフォルトコマンドボタンのコマンドタイプを選択します。デフォルトコマンドボタンは、セッションの使用中にユーザが ENTER キーを押したときに実行されるコマンドです。デフォルトコマンドボタンは、セッションのフォームに含まれるコマンドボタンリストの中の、常に先頭に表示されるボタンです。

注意

コマンドタイプフィールドで、次のいずれかを選択します。

  • 標準コマンド: このフィールドで、セッションのデフォルトボタンを標準コマンド (ttadv3110s000) セッションから選択します。
  • フォームコマンド: このフィールドで、セッションのデフォルトボタンをフォームコマンド (ttadv3518m000) セッションから選択します。
オブジェクトのラベル

このフィールドにラベルコードを入力できます。セッションが複数メインテーブルセッションに属する場合は、実行時に、ラベルがセッションのプルダウンメニューに表示されます。

下図の例を参照してください。

[...]
個人用設定禁止

このチェックボックスがオンの場合、 Web UI からセッションを開始した場合に、詳細セッションのフォームのカスタマイズ機能と、概要セッションの列の可視性、順序、幅のカスタマイズ機能が無効になります。